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第484号 新入生歓迎号

  アーチェリー部  太田 競技歴1年9カ月でインカレ初V

  学生の頂に上り詰めた。太田葉月(政経3=明大明治)がインドアインカレで初優勝を飾った。決勝ラウンドの準決勝で、この大会の優勝候補であった古田悠(近大)を破ると、決勝の舞台でも堂々と自分の射を貫き勝利。大学から始めたアーチェリーで栄冠をつかんだ。

才能開花
 「優勝なんて考えたこともなかった」。試合後、大学からアーチェリーを始めた太田らしい言葉を口にした。決勝の相手は強豪・愛知産大の森花緒梨。一進一退の攻防を繰り広げ、同点のまま最終セットに臨んだ。28?27の1点を争う接戦を制し、女子未経験者では初のインカレ覇者となった。「何かで一番になることが初めて」と喜びであふれた。
 わずか1年9カ月で頂点を射抜いた。「初心者でも戦えるスポーツがしたい」という理由で競技を始めた太田。その才能は徐々に現れた。2年次の3月から行われたリーグ戦でメンバー入り。毎試合主力としてチーム内でも上位の成績を残した。「自分で考えてすぐに伸びる」(玉田健治監督)。太田には明大アーチェリー部に見られる特長が顕著に表れている。

新射形◎
 新しい射形が優勝へ導いた。「練習量も人一倍で先輩も見習うべき存在」(女子リーダー吉原彩夏・文4=蕨)と、全員から努力家として一目置かれている。しかし、ひたむきさ故のオーバーワークから関東予選後の12月に肩をケガ。1カ月は元の調子に戻らない状態に陥った。復調したのも1月の終盤。肩の負担を考え弓を軽く引けるものに変え、フォームも一新した。「力もうまく抜けていて自分に合った射形を見つけた」。このフォーム改革が優勝へとつながり、文字通りケガの功名となった。

憧れの的
 太田には目標にしている人物がいる。前女子リーダーの菊地遥氏(平30理工卒)だ。昨年度7月に行われた全日本学生女子王座決定戦では共に戦った。「弓を引いている姿もかっこよくて憧れ」。優勝した太田の使用している矢は菊地氏から譲り受けた物。目標の先輩の背中を追って、個人戦では最高の結果を残した。「太田なら私以上に点数も出せるし、もっと輝ける」(菊地氏)。次なるターゲットは3月から行われている団体戦の頂点。憧れの先輩も成し得なかったことへ挑戦する。【鈴木貴裕】

❤太田葉月(おおた・はづき)滋賀県出身。高校は水泳部。趣味は映画鑑賞。最近見た映画では『スター・ウォーズ』が一番のお気に入り。156a


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