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第484号 新入生歓迎号

  ソフトテニス部  宮下こころ 皇后杯67年ぶり高校生女王

  高校生にして、日本トップレベルの前衛だ。宮下こころ(営1=文化学園大杉並)は昨年のインターハイ個人・団体連覇に加え、日本一を決める皇后杯で67年ぶりとなる高校生女王に輝いた。コースを突くボレーを武器に、日本の頂点を知る18歳が明大をさらに躍進させる。

挫折の先に
 努力でつかんだ栄冠だった。昨年の皇后杯で、高校生ながら林田リコ(東女体大)とともに全日本女王に輝いた宮下。しかし、ここまでの道のりは決して平たんなものではなかった。昨年3月の全日本高校選抜。前回女王として臨んだ文化学園大杉並高はまさかの3回戦敗退。この敗北が、意識を大きく変える転機となった。「エースとして取り組みをしなきゃいけない」。最上級生かつエース前衛として積極的にコートでを出し、プレー面では苦手なディフェンスを鍛えた。
 そしてその努力は実を結んだ。迎えたインターハイ個人決勝。直前にペアの林田の足がつるという思わぬ事態に見舞われるも、宮下は前衛ながら16ポイント中12ポイントを獲得し、ゲームカウント4─0の完勝。個人連覇し2冠へ望みをつなげ、続く団体決勝も勝利。見事2年連続2冠を達成した。快進撃は止まらず国体、皇后杯でも優勝。大黒柱としての自覚の芽生えが、個人と団体の両方に結果をもたらした。

姉を追って
 憧れの先には、いつも姉がいた。小学2年次からソフトテニスを始めたのも、姉・真緒(宮下・法2=文化学園大杉並)の影響だ。当初は地元・石川の高校に進学予定だったが「自分のためになるから絶対来た方がいい」という姉の言葉に感化され、東京の文化学園大杉並高へ。1年次から頭角を現すと、全国高校選抜では3年ぶりの団体日本一に貢献。自身初のタイトルを手にした。
 さらなる成長を見せた。2年次のインターハイでは決勝まで上り詰め、真緒のペアとの対決に。試合はファイナルゲームまでもつれる接戦となったが「やることはやってきた」と、強い思いで姉妹対決を制し優勝。個人としても日本一を手にした。宮下にとって真緒は「尊敬する存在」。明大を選んだのも、尊敬する姉の背中を追ってきたからだ。
 「目標はインカレ団体優勝、個人でも勝ちたい」。さらには今年初選出されたナショナルチームでのアジア制覇ももくろむ。得意のポーチに出るボレーで、並み居る強豪を倒す原動力となってみせる。【垣内萌恵】

♡宮下こころ(みやした・こころ)石川県出身。2018年日本代表初選出。趣味はK─POP、ダンス、寝ること。163a


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