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東京六大学野球 2016〜秋〜  (12)2カード連続勝ち点奪取で、春秋連覇へ突き進め!/慶大戦展望  

 目指すは日本一だ。昨季は史上最多タイの16試合を戦い抜き3季ぶりリーグ制覇を果たしたものの、全日本大学選手権でまさかの初戦負け。課題の得点力不足を解消するため、この夏は例年以上にバットを振り込んだ。まずは6季ぶりの春秋連覇へ。そして、5年ぶりの明治神宮大会制覇まで一気に突き進む。
 チームの真価を問う戦いが始まる。開幕カードの東大戦を連勝で勝ち点奪取と幸先の良いスタートを切った明大。第2カードは、同じく東大から連勝で勝ち点を取った慶大との戦いだ。春は唯一カード初戦を落とし、4回戦までもつれた因縁の相手。一瞬たりとも気が抜けない戦いを制し、優勝街道へ突っ走る。

春は加藤拓に打線を封じ込まれた
春は加藤拓に打線を封じ込まれた


 現役最多22勝右腕が立ちふさがる。エース・加藤拓は最速153`の力あるストレートを軸に、130`後半のスプリット、スライダーで打者を翻弄(ほんろう)する。昨季は明大相手に2戦で22イニングを投げ脅威の防御率0.00をマークと、打線をねじ伏せられた。秋もチームの大黒柱は健在。毎季のように追求しているフォームチェンジが今季も実を結び、史上24人目となるノーヒットノーラン達成で開幕戦を飾った。勝ち点獲得へのカギを握るのは、第2先発だ。昨季はこの枠を埋めることができず、加藤拓以外が投げた試合の防御率は6.71と試合をつくれなかった。明大戦でも、加藤拓が投げなかった2回戦、4回戦の合計28失点で大敗。エース以外でいかに勝ちを取れるのかが重要になる。今季は、オープン戦で頭角を表した若手投手陣のリレーで、鬼門となる2回戦を取りにいく。中でも菊地、岡野、橋佑、橋亮の登板が有力か。高橋佑は春の早慶戦で初先発した1年生左腕。41/3回を2失点で抑えた実績も持っている。新潟の育成リーグで結果を残した菊地、岡野、橋亮らは、この秋東大戦でリーグ戦初登板を果たした。
 何回りも大きくなった打撃陣でエースを崩す。「やや守備に目もつむっても、まず得点力を上げる」(善波達也監督)と打でも圧倒するチームを目指す。キャンプでは例年以上に振り込む量を増やしただけでなく、加藤拓対策として高めの速球を打つ練習を取り組むなど、打力底上げに抜かりはない。特に牛島将太捕手(営4=門司学園)は東大2回戦で同点の場面から3点本塁打を放つなど今季も打の要としてチームをけん引している。秋から野手登録で出場している川口貴都外野手(法4=国学院久我山)も9打数5安打と大当り。投手陣に頼り切っていた春の得点力不足を払拭(ふっしょく)できそうだ。

今季から1番に座る沓掛
今季から1番に座る沓掛

 慶大打線は今年も侮れない。リーグ最多の19本塁打を記録した昨秋。そのうち半分以上を横尾(現北海道日本ハムファイターズ)と谷田(現JX=ENEOS)で稼いでいたため、今年の打力は懸念されていた。しかし、昨季もリーグトップのチーム15本塁打をマークし他大を圧倒。今季も脅威的な打線となりそうだ。軸になるのは、春に本塁打を4本放った岩見と3本放った沓掛だ。岩見は春に慶大トップの3割1分8厘で打線を引っ張ったが、明大戦では9打数1安打と苦汁をなめた。今季東大2回戦で負傷交代となり明大戦での出場は危ぶまれるが、今季も必ず抑えたい。昨季は1、2番打者の出塁率の低さに悩まされたが、今季は安定感のある沓掛が1番で起用されている。パワーを備えたリードオフマンのバットから、快音を響かせたくはない。さらに、今季リーグ戦初出場の1年生捕手・郡司は第1カードの東大戦で3打点、岩見の穴を埋めた山口の存在も大きい。失投せず、目の前の打者を確実に抑えることが大切になる。
 豊富な投手陣がホームを死守する。今季も不動のエース・柳裕也主将(政経4=横浜)の安定感は抜群。2回戦を投げた星知弥投手(政経4=宇都宮工)は、失策が絡んだものの自責点2に留まる粘投を見せた。また、水野匡貴投手(農3=静岡)は昨季、リーグ戦初先発した慶大相手に15イニング投げて無失点、完封勝ちを含め2勝をマーク。オープン戦ではリリーフだけでなく先発として多く登板し、春よりも確かな手応えをつかんでいる。秋も慶大キラーと化した右腕は姿を見せそうだ。

 失策が絡んで失点という場面も見られた開幕カード。同じ轍を踏むことは許されない。柳は昨季、慶大に勝てておらず「リベンジしたい」と懸ける思いは大きい。4回戦までの混戦となった春。秋こそ連勝で2カード連続の勝ち点を奪取し、春秋連覇へ弾みをつけたい。

[浜崎結衣]

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対慶大戦 
9月24日 11時試合開始予定(一塁側)
9月25日 13時半試合開始予定(三塁側)

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分

過去の慶大戦スコア
シーズンスコア成績
16年春△1−1優勝
○10−0
●0−1
◯18−0
15年秋●3−52位
○3−1
◯4−3
15年春●5−84位
○7−0
●1−2
14年秋○4−3優勝
●1−3
●2−4
14年春●3−43位
△5−5
●3−5
13年秋○5−0優勝
○4−2
13年春●3−5優勝
○4−0
○2−0
12年秋●2−54位
○3−1
△0−0
●0−1
12年春●1−24位
●2−8
11年秋●0−2優勝
○3−2
○7−0
11年春○6−04位
△2−2
●3−9
●0−5
10年秋○4−04位
●0−8
●3−4
10年春●2−33位
●3−4
09年秋●3−8優勝
○3−1
○8−4
09年春○7−23位
○2−1
08年秋●2−33位
●1−3



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