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男子1部残留を決めた第3シングルスの高野

バドミントン部  男子は1部5位でリーグ残留 女子は1部昇格かけ入替戦へ/関東大学秋季リーグ戦

◆8・27〜9・22 関東大学秋季リーグ戦(葛飾区総合スポーツセンター他)
▼男子(1部リーグ)
○明大3―2早大
 小笠●0―2松本
 澁谷○2―0渡辺
 高野・宮嶋組○2―0浅原・吉村組
 武石・西谷組●1―2中里・富岡組
 高野○2―0吉村
▼女子(2部リーグ)
○明大4―1作新学大
 西口○2―0日野
 深田●1―2古川
 瀬川・村上組○2―0石井・藤本組
 高崎・後藤組○2―1林・古川組
 瀬川○2―0中根
 男女ともに最終戦を勝利で終えた。男子は負ければ入替戦という緊張の中、第2シングルスの澁谷勇希(政経2=埼玉栄)がストレート勝ち。シングルスとダブルスを1本ずつ取り合い、勝負は第3シングルスまでもつれこんだ。最後は、高野将斗(商4=埼玉栄)が連続ポイントで圧倒的な強さを見せつけ、チームの1部残留が確定した。女子は最終日も勢いはとどまるところを知らず、作新学大に4―1で勝利。リーグ戦負けなしで選手は調子を保っている。この流れのまま、1部スピード復帰を目指し運命の入替戦に挑む。

[男子]
 1部残留を決めた。リーグ開幕からわずか1勝と同成績の早大との対決。敗者が入替戦となる重要な一戦だ。第2ダブルス終了時点でチームカウントは2−2。次勝てば勝利が決まる大一番で高野が登場した。第1ゲーム序盤から相手をリードすると、途中体勢を崩される場面も見られたものの21―16で取り、勝負の第2ゲームに突入。「相手のミスを待とうとひたすら我慢した」(高野)と自分のプレーであるひたすら入れることを粘り強く続けた。相手のミスが多発し10連続ポイント、その後も連続ポイントで得点を稼ぎ18―10の差をつけた。しかし「勝ちを意識した」(高野)とマッチポイント目前で1点を取り合う展開に。だが、それまでに広げた点差、相手のミスにも助けられ21―12の大差で自らの勝利、そしてチームの勝利を決めた。自分が負ければ入替戦に突入するというプレッシャーのかかる場面で「強い気持ちで臨みました」(高野)と4年生として最後のリーグ戦で下級生のためにも意地を見せた。
 シングルスが流れを引き寄せた。開幕以来、チームの流れをつくるうえで重要な前半の第1、第2シングルスでの勝利がなかった。しかし、最終戦にして悪い流れが断ち切られた。トップシングルスを落とした後、第2シングルスで澁谷が登場。「4年生を楽にしてあげたい」(澁谷)と今まで引っ張ってきてくれた4年生に対する思いから勝利を目指した。第1ゲームでは点を取り合う一進一退の攻防が繰り広げられるも最後はスマッシュでゲームを先取。第2ゲームでも展開は変わらず互いに得点を重ねていくがじわじわと相手を離し3連続ポイントでチームカウント1―1の振り出しに戻した。「『絶対明日は勝ちます』としっかり断言した」(宮嶋航太郎主将・商4=埼玉栄)と有言実行でチームの流れを変えた。「ポイントゲッターという役割を担う存在」(宮嶋主将)と今後明大バドミントン部の軸となっていく存在として最終日に爪痕を残した。

[女子]
 危なげなく勝利をつかんだ。第1シングルスには西口涼子(農1=埼玉栄)がルーキーながら3試合連続で抜てき。第2ゲームでは途中リズムを崩すこともあったが、フェイントでショートサーブに切り替え、粘り強さを武器にラリー戦へ持ち込むことで取り戻していった。21―16、25―23でストレート勝ちを決めた。第2シングルスには今季リーグ戦初出場の深田万里(商4=茗渓学園)が出場。ネットプレーでは優位に立つも、ファイナルゲームで2―21の大差をつけられ敗北を喫した。その後は第1、2ダブルス、第3シングルスでしっかり勝利を収め、4―1で試合終了。無敗の2部制覇で入替戦への切符獲得を飾った。
 大敗を糧に生まれ変わった。女子部員13人中10人が出場した今大会。2部降格となった春季リーグ戦でレギュラーの選手たちが勝利できなかったことを契機に「ちゃんと実力をチーム内で争って決めようってことになった」(高原美由樹・文4=埼玉栄)。チームの編成が見直され、競争が激化した。ダブルスを専門としていた瀬川桃子(商3=埼玉栄)をシングルスとしても数え、シングルスの主力である後藤にこ(文3=聖ウルスラ学院英智)は高崎真美(政経4=日本橋女学館)と組むことに。また、新戦力の西口やそれまで団体戦で出場機会が少なかった深田、鈴木いよ乃(農2=聖ウルスラ学院英智)なども起用し、メンバーを大幅に変更。すると、リーグ戦では4―1以下のチームカウントはなく、毎試合安定した勝利をつかむことに成功。「正解だった」(高原)。大胆な変革を経て、チームとして新たな成長を遂げた。

 4季ぶりの男女1部まで目前だ。男子は早大との激戦を制し土壇場で1部残留を決めた。対する女子も2部制覇で1部昇格に王手。近年は一方が1部になると、一方が2部になる負のジレンマに苦しみ、なかなか同じ舞台に立てていなかった。「男女一緒に一部で戦いたい」(高原)。相手は春の入替戦で敗れた宿敵・専大。「私たちも力をつけてきている」(高原)。春から進化した姿を見せつけ、1部昇格をつかんでみせる。

[渡邊弘基・花岡桃]

試合後のコメント
宮嶋

「取りあえず1部に残すことはできたので、最低ラインになってしまいましたけどほっとしたというのが本心です。去年まではリーグ戦ははっきり言ったら楽しかったというか、でも4年生になってキャプテン務めて、今リーグはちょっとつらかったです。自分自身もいいプレーをできた試合が全くなかったので、それで今回負けも多かったですし、自分もチームもなかなか勝てなくてきつかったです。勝たないと何も始まらないので、初戦勝ったのは良かったですけどそこからがきつかったです。2日目以降みんなポイントも全然上げられなくて、0―5もくらいましたし。(一番つらかったのは)昨日ですかね。相手は強くて、自分たちはインカレは優勝狙ってますけど上位で当たってくるような相手で、球を交えている中で『これ勝てるな』と思わなくて、相手の方が先に先に来てて慌てちゃって、知らない間にまず1ゲーム取られちゃいました。2ゲーム目粘りましたけど現時点では相手の方が強いんだなとすごい感じました。(今日負けたら入替戦が決定していたが)みんな入替戦行きたくないという気持ちが強かったですし、自分としては入替戦行かずに今日を最後のリーグ戦にしたかったので、自分は5位か6位しかなくなった時点で後輩に1部だけは残したいという気持ちで戦っていました。(今日のMVPは?)高野でしょう。勝ってくれって気持ちしかなかったですけど、4年間高野と一緒にやってきて2―2の高野の強さは自分が一番知っていたので、安心して送れました。さすがでしたね。(勝利の瞬間は)ありがとうというか、仲間で良かったという感じでした。澁谷は昨日までの4戦は自分のプレーが全くできていなくて、今日のオーダー考えているときにこのままだと今日も勝てないかなと思って、本当に大丈夫かなと思ったので澁谷に聞いたんですけど、そのときに『切り替えてます。絶対明日は勝ちます』としっかり断言したので、ちょっと迷っていたんですけどそれ言ってきた瞬間に明日はこいつ勝ってくれと思って。最終的に1勝4敗だったんですけど最後はいい仕事してくれたと思います。まあでもあいつ自身が納得いっていないので、自分たちがいなくなってポイントゲッターという役割を担う存在なので、成長してほしいですね。(武石・西谷組は)1ゲーム目がすごい良くてこのままいけるのではと思ったんですけどやっぱり向こうもそれなりに実力者だったので、あいつらは今回全試合出て、競った試合たくさんありましたけど初戦以外は全部競り負けているので、それが今の実力だと思います。あいつらも勝たないといけない存在になるのでしっかり勝ち切れるようにしていかないと駄目じゃないかなと思います。(ご自身のダブルスは)今日が一番ひどかったですね。これが一番上になった時の重みなんですかね。本当に今リーグは良い試合が無かったので、それでも勝たないといけない存在で当たり前っちゃ当たり前ですけどまあプレーを振り返ったら酷かったです。(最後のリーグ戦終えて)あー終わったーという感じです。本当に。やっぱり自分自身勝てないというのが一番きつかったですけど、自分たちが勝たないと明治も勝てないという感じだったので、自分は勝てないわチームは勝てないわでダメージが大きかったです。5位と満足できる結果ではなかったですけどほっとしたというのはあります。(リーグを通じて自分たちに必要だと思ったことは)自分たちのペアは気の持ちようだと思うんですけど、去年までの方が伸び伸びとやっていたと思うんですよね。今の状態では他の大学からしたら高野、宮嶋弱くなったかなと思われていると思うんですけど、やっぱり最後インカレで見返したいという気持ちは強いです。団体としては、自分たちが抜けた後深刻な問題だと思うので、それは今の3年生がしっかり考えてやっていかないといけないなと思います」

高野
「取りあえず1部残れてよかったです。(試合前の気持ち)バリバリ緊張しました。でも来年つなげないといけなかったんで4年生としてやっぱりそこは自分たちのチームという意識をしっかり持って強い気持ちで臨みました。(入替戦を回避できて)上を目指してたんであれなんですけど入替戦いかなくて済んだというのはうれしいです。(シングルスの第2ゲームで連続ポイント)意識はしてないですけどひたすら入れて相手のミスを待とうとひたすら我慢した。自分のプレーがそういうプレーなんでそこをうまく出し切れてよかったです。(終盤は相手と1点ずつ取りあう展開)勝ちを意識して決め急いじゃったり、足が止まったりしてたんででもそこは相手のミスにも助けられて最後は逃げ切れたんでよかったです。(今日のダブルスの調子)正直パッとしない試合内容ではあったんですけど勝ちにつなげられたんでひとまず。これから、世界学生、インカレってあるんですけどそこをもう一回気を入れなおしてインカレで最後優勝して終われるように取り組んでいきたいです。(今日はシングルスとダブルス両方に出場し疲れは)疲れはピークです。ピークを越えました。(ダブルス二人で話は)伸び伸びやろう、これだけですね。最近自分たちなりに考えすぎて硬くなっちゃったりしたんでしっかり足運んでっていうのは意識して、それでもやっぱりミスが多かったんでそこは練習で改善していかなければいけないなと思います。(今日の試合は伸び伸びできたか)相手のミスにまだ助けられてる部分があって、自分たちから仕掛けたり決めきったりというのがまだまだ少ないのでもうちょい詰めを、決め切るところまでしっかり追い込めればいいかなと思います。(チームの応援)非常に力になりましたね。気持ちが応援してくれてる分頑張らなきゃ。すごい助けられました。(世界学生に向けては)世界なんで自分たち去年ユニバ−シアードという世界大会に出て自分たちまだ経験が甘くて出し切れないではないですけど緊張に負けて負けちゃうというそういう展開が多かったんで伸び伸びやって、どんな相手かまだ分からないけど、レベルは高いと思うんですけど上目指して頑張りたいです」

澁谷
「ずっと負けてきてその反省を生かして、負けたことは仕方ないというかもう切り替えて、自分からがつがつ攻めていったのが勝因かなと思います。負けた4試合は全部守りに入ってしまったというか、相手に最初に攻めてこられたので自分から攻めていくということがなかったので、そのせいで縮こまったプレーをしてしまったというのがこの4試合全部通しての反省です。(ここまで第1、第2シングルスが取れませんでした)今日は最後だし入替戦が決まる試合だったので、1シン負けたのは仕方ないので自分が勝って流れを持ってくるという気持ちでやりました。(勝てば残留、負ければ入替戦という中で気持ちの入り方は)チームの雰囲気も全然違ってみんなで勝とうという気持ちがあったので、そのおかげで勝てたというか、伸び伸びプレーできて応援のおかげもあったと思います。4年生にずっと助けてもらったので最後くらい勝って4年生を楽にしてあげたいなって思って、4年生最後のリーグだったんですけど自分が勝てなくて本当に申し訳なくて最後入替戦がかかった試合だったので、自分が勝って少しでも楽な試合をしてもらおうと思って試合前は臨みました。(入替戦に回らなかったのは大きいと思いますが)2回入替戦経験してるんですけど、2部から1部に向かっていくという気持ちが強くて勢いで負けてしまう部分がやっぱりあるので、行くのと行かないのではプレッシャーも違うと思うので今日行かなかったのは大きかったと思います。(次戦は東日本選手権です)今回高野・宮嶋組がいないのでこの東で高野・宮嶋組のダブルスと高野さんのシングルス、この2本がないので必ず2本取ってくれる安心感はないし4年生の大きさとかそういうのを痛感する大会だと思います。4年生1人いますけど、ほぼ3年生と下で戦っていくほぼ新体制で戦うので来年に向けた試合にもなると思うので、そういう意味では来年に向けた準備ができる大会だと思います。今まで2本高野さんたちに頼っていた部分もあるので、今回自分たちが1本取ってチームで一つずつ勝っていかないといけないなと思うので、東はそういう大会にしたいなと思います」

高原
「今はすごいほっとしています。4―1と5―0しかなくて3―2とか危ない試合があんまりなかったので、確実に優勝できてよかったと思います。この結果がチームとしても自信になったと思うので、あとはこの勢いのまま、東日本大会でもいい結果を残して、さらに勢いづいて入替戦に挑みたいと思います。(チームの編成が変わったリーグ戦となったが)いろいろ変わったんですけど、これが正解だったと思います。ほとんど全員が試合に出られたのでそれはよかったと思います。春を見ていてやっぱり勝ち切れないところがあったので、ちゃんと実力をチーム内で争って決めようってことになりました。それでこのメンバーになりました。4年生全員が出るってことは私の中では目標だったので、それがかなってうれしいです。(男女1部に王手)私はこの入替戦が最後なので、春で自分が勝てなくてチームに迷惑掛けちゃった分、しっかり今回貢献して1部にあげることが4年生としても、キャプテンとしても役目だと思います。男女一緒に一部で戦いたいので頑張りたいです。(入替戦に向けて)もちろん相手は1部の球を受けているので、たとえ劣勢でもその自信があると思います。でも、私たちも力を付けてきているので、出た人が全員勝つ気持ちで戦いたいです」

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