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取材に応じる添田


ボールパーク便り  ルーキー特集(7) 走攻守で魅了する 成長が止まらない男 添田真海  

 
毎年恒例の硬式野球部ルーキー特集。今年も全国からトップレベルの選手が入部してきた。その中でも活躍が期待される注目の選手を全10回にわたって特集する。

 投手を見つめバットを前後に振り狙いを定める。威圧的なバッティングフォームからのスイングはどんな球も逃さない。高校1年生から名門・作新学院でレギュラーの座をつかんだ添田真海内野手(法1=作新学院)は、高校3年間の夏を全て甲子園に捧げた。1年生からスタメン出場。勝負強く広角に打ち分けるバッティングは、通算6試合出場した甲子園で3割3分3厘の成績を残し、抜群のセンスを発揮した。

 成長の場所だった。最高学年の時に少年野球チームの監督もした父親の影響で始めた野球。両親は体育の先生という親譲りの飛び抜けた運動神経で、走攻守の三拍子が揃った添田は高校1年からレギュラーをつかみとった。最初の甲子園は「だだ先輩にくっついていた」が、学年が上がれば今度は自分が引っ張っていく立場。高校3年の夏の甲子園1回戦。3番遊撃手で4安打4打点と名実ともにチームを引っ張っていった。

 小さくても負けない。身長は170aとあまり高くないが、体の強さを付けようと高校2年の甲子園の終わりからウェイトトレーニングを試みた。63`だった体重は2年の秋の新人戦までに8`も増やすと、目に見えて確かな手応えをつかんだ。「冬は毎日筋肉痛」になるほどの追い込みで、2年秋以前でわずか2本だった本塁打が、高校通算20本まで伸びた。
 こだわるには理由がある。力強さだけでなく勝負強い打撃も魅力の一つ。高校1年の時に出場した栃木県大会決勝戦では2点を追う9回2死から同点の適時打を放ち、甲子園への道を切り開いた。堅実な守備も売りだが、「打てないと使ってもらえない」と考えるためまずは打撃。「嫌いなコースはない」。中学時代から変わらず続ける一本足打法でヒット量産していく。

新人戦では全試合スタメン出場を果たした
新人戦では全試合スタメン出場を果たした

 大きな出会いだった。今年の夏を制覇した名将・小針監督(作新学院)は甲子園に出場している時も、下級生には「来年の戦いは全部始まっている」と練習後にも練習を指示する厳しい監督。ほぼ休みはなく野球漬けの日々。夏の大会前には一カ月間合宿があるなどつらい毎日だった。けれど野球の面白さやすごさを教えてくれたのも恩師である小針監督。試合中に発する重みのある言葉も響いた。「作新で練習するのは好き」と笑顔で語る添田は、多くのことを学んだ高校時代だった。

 レギュラーを目指す。新人戦や夏季のオープン戦ではスタメンで活躍。秋季リーグ戦に名乗りを上げている。中学生の時に共に日の丸を背負っていた仲間達の活躍もいい刺激になっている。「野球の神様はいる」。恩師の言葉を胸に神宮での活躍で恩返しを誓う。

[浜崎結衣]

◆添田真海 そえだまなみ 法1 作新学院高 170cm 72kg 右/左 内野手
ライバルは中学生の時に侍ジャパンで一緒だった杉崎成輝(東海大)。代表の頃から仲がよく、今でも時々連絡を取るそうだ。次回のルーキー特集は8月31日(水)北本一樹内野手(文1=二松学舎大附)です。お楽しみに。





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