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取材に応じる長江


ボールパーク便り  ルーキー特集(3) 北の大地が生んだ注目投手 憧れ神宮のマウンドへ 長江理貴  

毎年恒例の硬式野球部ルーキー特集。今年も全国からトップレベルの選手が入部してきた。その中でも活躍が期待される注目の選手を全10回にわたって特集する。
 北の大地を唸らせた男が明大にやってきた。豪快かつ安定したフォームと、速球やスライダーで奪三振の山を築き上げる投球スタイルは長江理貴投手(文1=帯広緑陽)の持ち味だ。高校3年次に当時無名だった帯広緑陽高を北北海道大会ベスト16にまで導いた。明大野球部に入部し直後の社会人対抗戦で早速登板機会を与えられると、いきなり1イニングを2奪三振、無失点に抑え、完璧な神宮デビューを飾った。

 無限の可能性を秘める。「高校より先は全国区の大学に行こうと決めていた」と、憧れの東京六大学、中でも明大を選んだ。入寮直後の3月28日に行われた社会人対抗戦で大学野球デビューを果たすと、持てる力をしっかりと発揮し、十分に通用する素質を持っていることを結果で証明した。善波監督も森下暢仁投手(政経1=大分商)や伊勢大夢投手(営1=九州学院)とともに「大いに可能性がある子たち」と評価するなど、首脳陣からの期待も大きい。

 北の大地が粘り強さを生んだ。野球を始めたのは小学生の時、きっかけは祖父が教えてくれたことだった。中学生までは野球と並行してスピードスケートもやっていた長江。その腕前は全国大会で優勝するほどのものだった。それでも、「スケートは中学までと決めていたし、野球が好きだったから」と高校進学と同時に野球一本に絞った。また、自身の高校時代について「冬になると雪が邪魔をするので、限られたスペースで体力トレーニングをせざるを得なくなってました」と語る。スピードスケートで培った強靭な下半身と、雪の影響によるトレーニングの日々は長江を球速が140kmを超えるほどにまで成長させた。北海道ならではの環境が、現在の長江の投球を支えている。

秋季リーグ戦での登板を目指す
秋季リーグ戦での登板を目指す


 夢見た舞台へと前進する。入部時は「やっぱりレベルが高いと思った」と先輩たちの偉大さを目の当たりにした。この時から柳裕也投手(政経4=横浜)や星知弥投手(政経4=宇都宮工)など、投手の先輩たちの姿は身近で、かつ遠い存在であり、最高の手本となっている。自身について「完成度では劣るが、逆に伸びしろ、潜在能力は持っていると信じている」と分析。下半身や体幹の強化など、完成された投手になるべく鍛錬の日々を送る。神宮で投げられる次のチャンスへ向け、長江は歩みを止めない。

[曽布川昌也]


◆長江理貴 ながえりき 文1 帯広緑陽高出 182cm86kg 右/左 投手
目標とするプロ野球選手は藤川球児(阪神タイガース)だ。剛球右腕を目指し、ひたむきに努力を重ねる。
次回のルーキー特集は8月23日(火)西野真也捕手です。お楽しみに。


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