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ラスト50mで競り合う籔下

競走部  籔下はハーフで3位、阿部デビュー戦で5位入賞の活躍/関東学生対校選手権

▼男子ハーフマラソン決勝
3位 籔下1時間05分35秒
23位 末次1時間07分50秒
36位 皆浦1時間09分44秒
▼男子5000m決勝
5位 阿部 14分05秒70
27位 田中 14分50秒75
28位 三輪 14分54秒62
 関東インカレ最終日はハーフマラソンや5000mと主に長距離の決勝が行われた。籔下響大(営4=須磨学園)はハーフマラソンに出場し3位の好成績を残した。6ポイントを獲得し明大の一部残留に貢献した。5000mに出場した阿部弘輝(政経1=学校法人石川)も堂々としたレース運びで5位入賞を果たした。スパート勝負で敗れるも、タイムも自己ベストに迫る14分05秒70の走りを見せ、上々のデビューを飾った。

 成長が見えた好走だった。籔下はハーフマラソンで3位入賞を決めた。ラスト50mで井戸(早大)の先行を許すも3位でゴール。序盤からスローペースでのレース展開。しかし、籔下は集団から飛び出さず、じっとタイミングをうかがっていた。勝負所と見込んだ残り1qでスパートをかけ攻めの走りを見せた。昨年の関東インカレの同種目では34位だった籔下は今レースで3位と大躍進。「去年の反省した点を生かせた」と振り返る。昨年までは「(ペース変動に)無駄に対応してしまっていた」と自身を分析。そこで今回は1位のニャイロ(山梨学大)の飛び出しにも、あえて反応せず自分ペースを貫いた。その結果、体力の温存に成功し、集団での駆け引きを有利に進めた。
 関カレを意識して走った4月の焼津ハーフの経験が活きた形だ。我慢の走りで後続を引き離した。しかし、早大だけは引き離しきれなかった。スタジアム手前の登りで体力を使った籔下に競り勝つ力は残っていなかった。今後に繋がる3位入賞となった。

 結果と課題を得たレースだった。阿部は5000mの最後スプリント勝負で山梨学大の選手に先行を許してしまうが5位に食い込んだ。「5位という結果は最低限だと思っていた」(阿部)。5位入賞という好成績だが、現状に満足しない。「自分のレース経験が足りなかった」(阿部)と、最初の位置取りに苦戦し、後方からのスタートになってしまったことを課題に挙げた。それでも、徐々に集団での位置をあげていく。その後、パトリック(日大)・平(早大)・口町(東洋大)が集団から飛び出すと、阿部もそれに反応し、4位集団を形成した。なかなか前との差は縮まらなかったが、しっかりとした足取りで走った。並みいる強敵ひしめくレースでルーキーが結果を残した。この経験は今後につながってくる。

 明大長距離勢の意地を見せた。主力級の選手が少なく、選手層の薄さが指摘されてきた明大。今大会も長距離部門でのポイント獲得は厳しいかと思われたが、ハーフに出場した籔下、5000mの阿部を筆頭に上位争いを演じる場面があった。調整不足で今回結果を残せなかった江頭賢太郎(商4=浜松日体)と吉田楓(営4=東海大山形)も調整を積めば結果は出るはずだ。10月の箱根予選会に向け戦いは始まっている。

[前田拓磨]

試合後のコメント
籔下

「(3位という順位について)結果だけ見れば、得点も取れてチームにも貢献できて結構よかったのではないかと思う。(最後に早大に抜かれてしまったことについて)3位というか表彰台を狙っていたわけではないので、でも走っている途中から今日はいける、という感覚があって勝ちたいなと思った。だから、ラスト1kmで勝負を仕掛けた。コースとか最後、のぼりなので、たぶん後ろから、もう一回仕掛けられるな、というスキを与えてしまった。勝ち急いでしまったという感覚があって、ラストスパート勝負にもつれ込んでしまった。(調子は)今日はペースが遅かったので、調子が良かったというよりは温存して、出るの我慢して、うまく集団作って自分の考えたレースになるように考えながら、走った。その結果が、3位だったわけで、たぶん周りもうまく出ないで、出ないでとしていたら混戦していたと思うが、みんなペースが遅くて出ていたので、それの違いかな、と思う。最後まで前に出ないように決めていたので、それは守れた。(昨年より大幅に順位を上げたことについて)去年は練習から全くだめだったので、ペース遅いなと感じたら考えずに出ていたし、ペースが上がれば無駄に対応してしまっていた。最後から数えた方が早いくらいだったので、それも踏まえてちゃんと去年の反省点を生かせたと思う。(丸亀ハーフと焼津ハーフについて)丸亀は、ハイペースで実業団に引っ張ってもらってという感じだったが、焼津はけん制しあいながらで関カレと同じだと思ったので、関カレをイメージしながら走った。ラスト1kmで仕掛けて勝ったので、今大会もラスト1kmで仕掛けたがコースが違うこともあり、うまくいかなかった」

阿部
「(大学での初めての大会だったが)大学の強い先輩がいる中で最終日ということもあり、すごく緊張のしたが、1年生の自分の力がどれくらい通用するかという楽しみもあった。この大会は自分の力をしっかり出せばいいなという思いで臨んだ。(5位という結果について)自分としては、最低日本人トップ、という目標もあったがラストは4位になれていたのに抜かされてしまった。5位という結果は最低限だと思っていた。練習もしっかりできていたので、そういう中での5位というのは次につながるもので、プラスになったと思う。(調子は)前回の大会から崩すことなく、関カレに臨めた。調子は悪くもなく、しっかり調整はできたと思う。(追い上げのレース展開について)最初の位置取りが悪く、自分のレース経験が足りなかったという面が今回わかった。追い上げるレースでもしっかりしっかり前に出て結果を出せたことから、レースプランの幅は広がったと思う。次に活かしたい。(今日のレースで意識したこと)強い1年生がいたが、同学年には絶対負けたくないという気持ちで、ラストまでいっても気持ちで勝ってやると思って走った。(次の大会)次は記録会になる。関カレの疲れをしっかり癒して、今年の目標であった世界ジュニアも7月にある。13分45秒を出すという目標もあるので、世界で入賞出来る力をつけていきたい」

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