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1位でゴールし明大記録を更新した高山

競走部  110mHで高山が58年ぶりV/関東学生対校選手権

◆5・19〜22 第95回関東学生対校選手権2日目(日産スタジアム)
▼男子110mH準決勝
1組 8着 増田 14秒85(準決勝敗退)
2組 1着 高山 14秒02(決勝進出)
▼男子110mH決勝
1位 高山 13秒75 ※明大記録
▼女子100mH準決勝
2組 6着 藤森 14秒23(準決勝敗退)
▼男子3000mSC予選
1組 5着 東島 8分52秒18(決勝進出)
2組 9着 櫃本 9分14秒47(予選敗退)
   15着 中山 9分37秒05(予選敗退)
 男子110mH決勝で高山峻野(法4=広島工大)が自己ベストで明大新記録となる13秒75をたたき出し優勝した。関東インカレ110mHでは1958年の第37回大会で安田寛一(昭34文卒)以来、実に58年ぶりの快挙だ。一方女子100mHの藤森菜那(情コミ1=浜松市立)は悔しい準決勝敗退だった。

 静寂に包まれた会場にピストルの音が鳴り響くと高山は一気に飛び出した。中盤は少し失速するも7台目を越えると体一つ分前に躍り出た。1番にゴールへ飛び込むと、電光掲示板に表示されたのは13秒75のタイム。自己ベストでもある明大記録を0秒01更新し、関東の頂点に立った。高山はチームメイトがいる観客席に大きくガッツポーズ。歓声に答えた。
 まさかのアクシデントが重圧を吹き飛ばした。決勝のスタート直前、スタートから3台目まで流している時に左ももを痛めた。「めちゃくちゃ動揺した」。高山のもとへは競技役員も駆け寄るほど。優勝は遠のいたように思われた。それでも「逆にプレッシャーがなくなった」と高山。レース中も痛みを感じていたが、無我夢中で飛び込んだ先に待っていたのは優勝だった。
 「もちろんうれしいけど」。自己ベストで頂点に立ったにも関わらず、高山は満足していない。「もっといいレースができた」とどん欲だ。決勝直前に痛めた足の容態次第だが次のレースは日本選手権。もう一度日本一を目指し連覇を狙いたい。

 大学デビュー戦はほろ苦い思い出となった。女子100mH準決勝2組に登場した藤森は力を出し切れず6着。初出場で初入賞はかなわなかった。それでも金子公宏短距離コーチは「長い目でみたい」と話す。ダイヤモンドアスリートと多方面から期待を寄せられている藤森だが、変化したばかりの環境に慣れない大学1年生だ。しかしそれを乗り越えれば「これくらいの規模の大会は軽く優勝するようになる」(金子コーチ)と指導陣の信頼も厚く、今後の活躍に期待が懸かるばかりだ。

 3日目の注目種目は男子1万m競歩だ。シルバーアスリートで昨年のユニバーシアード男子20km競歩代表の野田明宏(商3=清風)が登場する。最大のライバルはリオデジャネイロ五輪男子20km競歩代表に決定している松永(東洋大)だ。昨年のように松永の独歩になることが予想されているが、いかに駆け引きするか注目が集まる。

[田中莉佳]

試合後のコメント
金子コーチ

「(高山の優勝は)本当にうれしい。私が思うには去年初めて入賞して、そこで自信を付けてその後の成績にもつながった。それまでの彼とはモチベーションも試合前の態度とかも違ってきた。試合で力をどう出そうかっていう精神コントロールも含めて。もともといい選手だったけど、試合では力を出せなくて、それが関東インカレで出せたのが日本選手権につながって、日本選手権での優勝がまた今につながった。昨年夏にケガして4ヶ月間走れなくて。復帰してから2本のレースでも勝ち切れなくて、でも本人は手応えをつかんでくれて。この関東インカレに向けていい練習ができていた。決勝は課題も残るレースだったけど、勝ててよかった。(藤森は)本当に彼女は新しい環境で頑張っている。練習の中でも手応えはあるが、大学生になって大きな大会でそこで自分の力を出せなかった。これからは自分に自信を付けさせて、練習をたくさんして、慣れさせたい。そうすればこれくらいの規模の大会は軽く優勝するようになると思う。長い目で見たいと思う」

高山
「もちろんうれしいけど、もっといいレースができたかなと。スタートはうまくいったけど、中盤で何回かぶつけてしまって、そこが駄目だった。(古谷)もちろんライバルというか、いつも試合で一緒に走っているので意識はしているのでうれしい。もう自己ベストが明大記録になってしまうので、とにかく自己ベスト出てよかった。(レース直前のケガ)すごい動揺して、プレッシャーがなくなった。走っている最中も痛かった。今シーズンは足を痛めてしまったのできびしいかもしれないけど、少しずつやっていきたい。」
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