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通算100安打への到達を目指す


東京六大学野球 2016〜春〜  (25)立大戦事前インタビューB 佐藤拓選手、二角選手、笠松選手  

 頂点に返り咲く。昨季は優勝に王手を懸けた所で連敗し、2年ぶりに春秋ともに優勝できなかった。その悔しさを胸に今季は柳裕也主将(政経4=横浜)を中心にチームを構築。3年ぶりにアメリカキャンプも行った。山俊選手(平28文卒・現阪神タイガース)ら多くのスター選手が抜けた今年は、団結力を武器に戦い抜く。3季ぶりのリーグ制覇、そして春の日本一へ。戦う準備はできている。
 いざ頂点へ、準備は整った。第7週を迎える東京六大学春季リーグ戦、王者の栄冠は明立戦で勝ち点を取ったほうのチームのものとなる。ここまで4カードすべてが3回戦へともつれ込んだ中で接戦を制してきた紫紺ナイン。3季ぶり38度目のリーグ制覇、2013年春以来6季ぶりの完全優勝はチーム全員でつかみ取る。(この取材は4月5、7日に行ったものです)

佐藤拓也選手
――昨季を振り返って
良いシーズンではなかったかなと思います。自分の形にこだわりすぎて、気にし過ぎて相手ピッチャーとの勝負ができていなかったかなと。自分と常に戦っていたので、結果も出なかったです。

――それまでのシーズンとは何か違うところはありましたか
技術的にはたぶん1、2年の頃よりは向上しているはずなんですけど、1、2年の頃は怖いもの知らずというか、純粋に思い切りプレーしていて、それが良い方向につながっていたと思います。それが結果残してから自分の中で考えるようになってしまったというか、相手の攻め方とかも変わってきて、そういう中で今までどおり怖いもの知らずのような感じで思い切りプレーできなくなって、消極的な打席とかも多くなってしまいました。それが悪い結果につながってしまったんじゃないかなと思います。良い時はどんどん積極的に打ちに行けてたんですけど、甘い球も見逃すようになったりというのが駄目だったなと思います。

――オフに重点的に取り組んだことは
長打率を上げていきたいなと思ってそういう打ち方であったり、対応力を身につける練習をしてきました。(その成果は)オープン戦の打率自体はそんなな高くないですけど、内容的に見たら順調に来ていると思うので、あとはリーグ戦で成績を残していきたいです。

――チームのスローガン「革命」について感じるところはありますか
優勝を目標にやっているので今までどおりやっていても勝てないですし、そういう意味でも革命というテーマを掲げて、色々な面で今までとは違う取り組みをやっていこうと話をしていました。下級生からも色々な意見を言える雰囲気というか、練習の中でも下級生が言ってくれるので、そういった意味ではやりやすい雰囲気ではあるかなと思います。

――個人としては通算100安打も見えてきました
100安打は1年生のときから目標にはしていたので、そこに向かってやっていくんですけど、それを目標にするというよりはチームのために、優勝に向かって戦った結果が100安打につながればいいかなというふうに思います。

――最後の1年に懸ける思いは
悔いだけは残したくないし優勝したいという気持ちもあるので、日本一に向かってとにかく全力で、何事にも悔いが残らないよう精一杯やっていきたいと思います。

――目標としている成績はございますか
首位打者をまだ取ったことないので、首位打者は4年間のうちに1回は取りたいなと思います。ホームランは正直自分そんなに打つタイプではないので3本打てればいいかなと。二塁打とかの割合が全体のヒットの中で増えてきたらこれまで取り組んできた成果が出たと納得すると思います。

――ありがとうございました。

持ち前のスピードでチームに貢献する
持ち前のスピードでチームに貢献する

二角勇大選手
――昨季を振り返って
春はそれなりにやれたかなと個人的に思います。秋は夏場に故障があって練習できないままいっちゃったので、それが出ちゃったかなという感じです。チームとしては両方とも歯車が合わないまま終わっちゃいました。スピードが自分の武器だと思っているので、昨春はスピードを生かした攻撃をやっていこうとキャンプ中にうまくアピールできたので多くの試合に出られたのかなと思います。(それ以前のシーズンとの違いは)守備ですかね。もともと足は自信あるのでボールには追い付けるんですけどスローイングが安定していなかったので、そこが安定したのが大きかったかなと思います。

――昨秋は春に比べ出場機会を減らしてしまいました
秋はボール球に手を出すことが多かったので、しっかり振り込んで固める時期に振り込めなかったというのが響いたのではないかなと思います。

――オフに重点的に取り組んだことは
バッティングの確実性ですね。そんなに大きいのは求められていないと思うので、出塁してからが仕事だと思うのでそこをどうやって色々な球に対して芯に当てていけるかというのをもう一回スイング見つめ直して、という期間にしました。

――オープン戦を通していく中でご自身の役割は見えてきましたか
そうですね。監督さんにもスタメンでいくとすれば上位打線を任せたいと思っているから、分かっていると思うけどどうにかして塁に出る方法を考えてくれと言われていますし、やることは分かっているのであとは結果だけですね。今季はもう緊張とかはないと思うので、落ち着いて試合の状況を読んだりとか意識してできるかなと思います。春、秋で一通りエース級のピッチャーは見ているので、盗塁に限ればスタートはきりやすいかなと思います。

――現在のチームの調子は
どうしても去年と比較した形になってはしまうんですけど、去年よりはピッチャーが締めるところを締めてくれますし、打線も足を絡めてつながりが出てきているように感じます。みんな走れると思います。自分も足が武器なので、やっぱりホームに帰ってくるのがチームにとって一番いいことだと思います。今年からキャッチャーのタッチが緩くなったじゃないですか、だからセカンドからヒット1本で帰ってくるというのは僕も、他の選手も見て欲しいところだと思います。

――チーム、個人の目標は
チームとしては春秋日本一掲げているのでそこはぶらさないように。個人としてはまだどういう起用法になるかというのははっきりしていない立場なので、与えられたところでしっかりベンチや監督の期待に応えるような働きをしたいです。(数字は)仮に、全部スタメンで出たとすれば…盗塁は1試合1個です。

――今季への意気込みをお願いします
ラストイヤーですし、チーム自体も足を使っていこうと、もし仮に上位打線を任されるとしたら切り込み隊長みたいな感じになると思うので、足で切り開いていくというか、どんどん先手を打っていってチームとして優位に立てるような働きをしていきたいです。

――ありがとうございました。


4番としての自覚は十分だ
4番としての自覚は十分だ

笠松悠哉選手
――昨季を振り返って
チームとしては第1カードの慶應戦を取れなかったというのがすごく致命的なものだったんじゃないかなと思っています。あのカードを取っていればチームの流れも変わっていたと思いますし、逆転負けでチームがずるずるといってしまった部分が正直あったと思います。勝ち点取れたのも法政、東大だけでした。あと3戦目にもつれる試合が多かったと思うんですけどそこで取り切れないというのがうちの課題だと思うので、そこが4位という結果につながったんじゃないかなと思います。

――個人としてはどんなシーズンになりましたか
春のリーグ前には膝の靭帯をケガして、開幕戦には間に合ったものの思ったようなプレーができなくて悔しい思いをしたので、秋に向けての準備はしっかりやってきたつもりでした。やっと自分の力が出せたというシーズンにもなったと思いますし、何より第1カードの第1試合で打てたのは自分の中でも自信になりました。

――秋に向けての夏の取り組みというのはどのようなものだったのでしょうか
春の結果を見たときに自分はこんなもんじゃないと言い聞かせたというか、バッティングにしてももっと初球から思い切っていけただろうという、終わってから後悔した部分がすごくありました。技術というよりも気持ちの問題だったと思います。(春までと秋のシーズンの違いは)やっぱり自分は振るというのが一番の魅力というかアピールポイントだと思うので、秋はどんなボールにも中途半端なスイングはなく、思い切り振りにいった中で選球眼だったり捉えていくということができたことが良い結果につながったと思います。(打撃フォームは)色々な人に見てもらって、ジムに行って相談したり、タイミングの取り方もスイングも。そういった面で自分だけでは見つけられないバッティング理論というか、他者から見て言ってくれたことを参考にできたのは大きかったんじゃないかなと思います。自分はバッティングのときすり足にしてから足を上げるんですけど、足を上げたときにしっかり右足に乗っているかとか、左足を踏み込んだときにまだ右足に残っているかとか、結構スイングの軌道とかよりも下半身の使い方とかの方が気にはしていました。

――チームの4番としてどんな意識を持っていますか
4番を昨年から任せてもらって、軸でもありますしチャンスで回ってくることも多いと思うので、そこで打ったら雰囲気も上がると思います。思い切りやることはそうなんですけどチームに迷惑をかけないようにと。あとはチームに貢献できるようなバッティングをすることが自分の使命だと思うので、そこはしっかりやっていきたいなと思います。

――澤田圭選手が主将になってからチームはいかがですか
やっぱり締まりましたね。熱い人なのでチームに向かって怒るときもありますしそういう意味ではチームも緩くならず、締まっていけると思うので、そういうキャプテンの方が自分としてはありがたいというか。チームをしっかりまとめている存在だと思うので、そこはありがたいです。

――大阪桐蔭高時代から澤田圭選手はチームをまとめるようか存在だったのでしょうか
藤浪さん(阪神タイガース)がいたのでなかなかあの人も登板機会が少なくてベンチから、というのが多かったんですけどそこでもすごい声出していて、チームを引っ張る要素というのは高校時代から持っていたと思います。(現在では)野球はもちろんのことですし、伝えることにしろベンチで声出すにしろそういうものはみんなに伝わっていると思うので影響力はあるのではと思います。

――澤田圭選手の体制になってから昨年と一番変わったところは
チームとして決めていることが足と声なんですけど、足を使った野球をオープン戦から取り組んでいて、それができていると思うのでリーグ戦でもどんどん仕掛けていくと監督さんもおっしゃっていたのでそこは昨年のチームと比べで試合のやり方というのは変わってくるのではと思います。

――今季の目標は
このチームは優勝できる力は正直、絶対昨年よりもあると思うのでやっぱり4番打者としてもチームに貢献したいです。4番任されている以上個人的にホームランも打ちたいし打点も上げたいです。(数字としては)打率は3割いくかいかないかで良いとおもうんですけどホームランに関しては昨秋4本は自分でもできすぎだと思っているので3、4本は打てればという感じです。打点は、昨年もチャンスでよく回ってきてそこで打ったというだけの話なので10以上はいきたいなという感じです。

――最後に意気込みをお願いします
何よりもチームが優勝することなんですけど個人的にも結果を残さないと自分のこの先のためにもというか、野球人生においてもこの3年のリーグ戦は大事な時期だと思っているので、気持ちは高ぶっているんですけど落ち着いて、やれることをやれば結果は付いてくると思うので自信を持って入りたいと思います。

――ありがとうございました。

[原大輔]


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