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第1シングルスに勝利し喜ぶ宮嶋(右)と小笠

バドミントン部  男子は1部返り咲き! 女子は無念の2部降格/関東大学春季リーグ戦1部2部入替戦

◆5・7〜8 平成28年度関東大学バドミントン春季リーグ戦1部2部入替戦(千葉商科大)
▼男子
○明大3−0筑波大
  小笠○2−1馬場
  澁谷○2−0下川
  高野・宮嶋組○2−0牧野・西野組
▼女子
 明大1−3専大○
  高原●1−2重山
  十河●1−2石原
  瀬川・村上組○2−1森・加藤組
  高崎・渡辺組●0−2谷澤・楠田組
 運命の入替戦、男子は1部昇格、女子は2部降格が決定した。男子は第1シングルスの小笠裕貴(政経3=名経大市邨)が熱戦を制し流れを呼び込むと、その後は第2シングルス澁谷勇希(政経2=埼玉栄)、第1ダブルス高野将斗(商4=埼玉栄)・宮嶋航太郎主将(商4=埼玉栄)組が共にストレート勝ち。3―0で筑波大に完勝し1部復帰を決めた。女子は専大相手に序盤から接戦を演じるも第1ダブルスの瀬川桃子(商3=埼玉栄)・村上晃(商3=青森山田)組の1勝のみに終わり敗戦。リーグ戦を通じて善戦を続けてきたが、ついに1勝も挙げることができず。無念の2部降格を喫した。

[男子]
 この試合のMVPは、間違いなくこの男だ。ケガの水間陽介(政経4=札幌一)の代わりに、負けられない一戦のトップシングルスを任されたのは小笠。今季開幕戦、同じくトップシングルスで出場したが敗戦。「自分の不甲斐なさに正直、腹が立った」(小笠)。昨年度関東学生新人選手権で優勝し飛躍も期待された今季だったが、以降リーグ戦の出番はなし。ベンチを温めていた。「今季一番悔しい思いをしているのはおそらく小笠。その悔しさをこの入替戦にぶつけてほしかった」(宮嶋)。主将の思いに、チーム一の元気印が応えた。第1ゲームから気持ちを前面に押し出す。「もう楽しんでやろうと思っていた」(小笠)。1部リーグで4勝1敗の馬場(筑波大)を相手に多彩なショットを繰り出し、ガッツポーズも幾度となく飛び出した。第1ゲームこそ落としたものの「1ゲーム目からしっかり相手を見れていた。相手のショットが分かって自分の好きなことができた」(小笠)と、2ゲーム目は序盤から小笠のペースに。相手の動きを見て前後に、左右に揺さぶりポイントを重ねた。後半、相手が焦り始めたとみるやスマッシュ、ドライブなど強いショットで一気に攻め立て21―12でこのゲームを奪取した。1部の筑波大は追われる立場だが、こちらは2部からはい上がる挑戦者。「(2ゲーム目を取って)相手が焦ってくれたのが一番大きかった」(小笠)。第3ゲームは10―10からの4連取で接戦を抜け出すと、ベンチの盛り上がりも最高潮に。相手の打球がコート外にそれ勝利の21点目を挙げると、小笠は両腕を思い切り突き上げた。「率直にうれしかった。もうノリノリだったので」(小笠)。主将の宮嶋も「気持ちをぶつけて勝利してくれたので、本当に明治にとって大きい1勝だった」と感謝しきり。試合後、思わず小笠に抱き着いて喜びを表した。試合の流れを左右するトップシングルス。持ち前のガッツで流れをつくり、1勝という数字以上の勢いをチームに。1部昇格を大きく引き寄せる活躍で千両役者に躍り出た。
小笠が大仕事をやってのけた
小笠が大仕事をやってのけた

 第1シングルスさえ取れれば、あとは心配無用だ。第2シングルスの澁谷、第1ダブルスの高野・宮嶋組は今季5戦全勝。小笠の気迫溢れるプレーで流れが明大に向いていたのも大きかった。勝利の懸かった第1ダブルスの2ゲーム目こそ接戦に持ち込まれたが、筑波大の選手相手に一度もリードを許さない余裕ぶり。2部降格の屈辱から約半年。最短での1部復帰を決めた。1部リーグ戦でも筑波大に第1ダブルスまでで3勝したのは法大のみ。「みんなの1部に上がりたいという気持ちがこの結果を生んだんじゃないかなと思う」(宮嶋)。「気持ち」でつかんだ1部への切符。最高の形で春を終えた。


[女子]
 最後まで勝ち切ることができなかった。チームカウント1―2と後がない状況の中、第2ダブルスに高崎真美(政経4=日本橋女学館)・渡辺帆南(文2=富岡)組が出場。「リーグ戦で1勝もできず、自信を失っている部分も大きかった」(高崎)。自分たちが負けたら降格という大きなプレッシャーの中での戦い。試合になると様々な重圧が押し掛かり練習でできていたプレーの半分も出せなかった。第1ゲーム、インターバルまでは11―7と好調子であったが徐々に相手にプレースタイルを見破られそのまま19―21と逆転を許す。第2ゲームも悪い流れは断ち切れなかった。序盤こそ10―11と必死に相手に食らい付いていたものの終盤には焦りからかミスが多発。差は縮むどころか開いていき、15―21と完敗。ストレート負けとなった。「4年生がすべきこともできず、それが結果に出た」(高崎)。この瞬間、2部降格が決まった。
 今季2部リーグ全勝と絶好調の専大を破るには4年生の力が足りなかった。「自分がしっかり流れを持ってこられなかった」(高原)。高原も入替戦を含め今季は1勝5敗と結果は振るわなかった。「キャプテンとしてすべきことはチームを不安にさせないこと」(高原)。最終日そう語った高原だったが入替戦でも流れを呼びこめず、2部降格へとつながった。しかし光明はある。結果だけ見ると完敗だが、どれも接戦をしている。「厳しさを自分だけでなくチームにも与えられるようにやっていく」(高原)。あと1歩なのだ。足りないピースは4年生の活躍である。今回の結果を受け、チームは4年生を中心に大きく変わろうとしている。「入替戦に行って最後に勝って後輩を1部で戦わせてあげられるように頑張りたい」(高原)。気持ちではどこにも負けていない。これからのチームの変化に目が離せない。

 男女対照的な結果で春のリーグ戦が幕を閉じた。男子は2部を難なく制し、1部の筑波大にもその実力を発揮。女子も2部降格と結果こそついてこなかったものの1部の強敵相手に最後まで善戦し、実力が1部クラスであることは証明した。リーグ戦は終了したが今後関東学生選手権、東日本選手権と戦いは続く。それぞれの結果を糧に、新たな目標へ向かう。

[原大輔・曽我怜平]

試合後のコメント
宮嶋

「水間がケガしてしまって小笠を起用しました。開幕戦トップシングルス任せてそれから一回も出番がなくて、今季一番悔しい思いをしていたのはたぶん小笠だったのでその悔しさをこの入替戦にぶつけてほしかったです。その気持ちをぶつけて勝利してくれたので本当に明治にとってでかい1勝でした。たぶん気持ち的には一番飢えていたと思うので、それがどれだけプレーに出てくるかなという期待はしていました。相手は1部でもかなり勝っている選手で、正直言ったら相手の方が実力者かもしれないですけど、1ゲーム目負けてしまったんですけどラリー的にも全然負けてなくてこの調子だったらいけるんじゃないかとちょっと思いました。そこであいつが気持ちを前面に出して勝ってくれたので、気持ちが本当にプレーに出ていました。1シンは思い切っていけと、第1シングルスというのはチームの勢いを左右するので、コートで暴れてこいと声をかけました。小笠が勝ったときはめっちゃ嬉しかったです。あの1シン取ったのは相当でかかったので本当に嬉しかったですね。第2シングルスの澁谷は完璧ですね。アップしててあまり見てないですけど強いですね。安定感抜群です。(自身の試合は第2ゲーム終盤接戦に)めっちゃ緊張しました。やっぱり自分たちが勝ったら1部昇格ということで2ゲーム目も結構リードしていたんですけど勝ちを意識しだしたら相手に攻め込まれてしまいました。それで相手が勢いに乗ってきてまずいなとは思ったんですけど最後は苦しみながら何とか勝てたので、2ゲームであの勢いを断ち切れたのはよかったです。ほっとしました。(1部相手に3ー0)やっぱりみんなの1部に上がりたいという気持ちがこの結果を生んだんじゃないかなと思います。1部でも筑波に上三つで勝ったのはたぶんあまりないと思うので、すごいよかったです。勢いでもっていけたかなと思います。本当に2部で終わりたくなかったので、ひとまず秋に1部で戦えるということに喜びを感じる、というか。まあでも上がっただけじゃ意味ないですし、1部で勝つということが目標なので、今回の勝ちを秋につなげられればいいと思います。(今後の試合は)試合で勝つことによって自信を持てると思うので、手を抜いていい試合はないですし、1試合1試合全力で頑張ります」

小笠
「(リーグ戦は開幕戦に出場したのみ)率直に悔しかったです。自分の不甲斐なさに正直腹が立ったんですけど、それから練習でもこのまま腐ってても自分の蒔いた種なので無駄に過ごしてしまうし、チームの雰囲気も悪くなるなと思って諦めずやっていました。チャンスが回ってきたのもそういうのがあるからなんじゃないかなと思います。リーグ1戦目はコートに入った時の気持ちが自分たちの方が強いというおごりとか変な余裕があって、入り方が良くなかったです。今日はもう楽しくやろうと思っていました。1戦目が全然楽しくできなかったんですよ。なので素直に楽しもうと。チームの代表で勝たなきゃいけないとかでなくまず楽しんで、そこから勝ち負けだと思っていました。(頻繁にガッツポーズをしていたが)決まればより楽しいし、楽しさに勝利が加われば達成感だったりも加わってより楽しい状況になってきて、ラリーも楽しかったのでガッツポーズとかしてました。(ベンチが他の選手の試合に比べて盛り上がっていた)すごい力になりました。一緒にのれたので、一人で戦っているという感じじゃなかったので。(第1ゲーム)イレブンまでで負けていたんですけど、自分自身しんどくなってしまって相手のペースに合わせてずっと後手後手で回ってしまいました。相手のラリーだったので疲れちゃって、後半決め急いだ部分でミスにつながってああいう点数になっちゃったんじゃないかなと思います。2ゲーム目は今度は自分からガンガン好きなように仕掛けてやろうと思っていたので、それがうまいようにはまってくれたし、あとは1ゲーム目からしっかり相手を見れていて、相手のショットがわかって自分の好きなことができました。相手が前に逃げてきたら叩きにいけたし、後ろにあおってゆっくり構えることもできたし、相手のショットを見れて色々できました。打っててカウンターとかたぶん、自分も体勢良くなかったので一回待とうとか、1ゲーム目は次の球がチャンスになるのに、その前とかで無理に攻めていってカウンターとか食らっていたので、相手が見えてきたら見極められました。(2ゲーム目後半はスマッシュ等強い球を増やした?)相手も焦ってきていたのでガンガンここで一気にいこうと思っていたので、それがプレーの変化になったのではないかなと思います。2ゲーム目を取れたことで心の余裕につながったんですけど一番大きいのはそれで相手が焦ってくれて、3ゲーム目もたぶんこの調子でくるだろうなと思ったので、それが一番大きかったです。3ゲーム目は正直点数が競ってても焦りとかはなかったです。しっかりラリーすれば自分がとってたし、のってきていたので。油断しないようにとだけ気をつけていました。(勝ちが決まった瞬間)率直に嬉しかったですね。もうノリノリだったので。相手は1部で4勝1敗だったんですけど、そういうのとかを考えていたらやっぱり消極的になってしまうので、同い年だし1人のプレーヤーとして真っ向勝負しようと思っていました。やっぱりコート入った時に気持ちの持ち方が全然違ったので、出せなかった悔しさだったりもあったんですけどやっぱり純粋に楽しみたいというのが勝因につながったんじゃないかなと思います。(筑波に3ー0で勝利したとき)そこで初めて1シンの大事さだったりとか、取ったときの後ろの安心感だったりが全然違ったと思うので、そこでよかったなと思いました。(次のリーグへ向けて)今までもそうなんですけど、自分はチャレンジャー精神を持ってて、出て勝たないと意味ないんですけど、勝つためにはまずレギュラーになるのが前提です。なので今までどおり気持ちは持って、そこにプラスアルファで技術面とかを加えていけば自ずと結果につながるのではと思います」

高原
「トップシンで出てリーグも通じて勝率が悪く自分がしっかり流れを持って来られませんでした。ここまで来たら勝つしかないという気持ちで臨みましたがその気持ちに欠けている部分があったのかなと思います。練習でも何かどこかで甘えている面があり勝ちきれないゲームをしてしまったのかなと思います。もっと自分に厳しく、自分が厳しくならないといけません。仲の良いチームではだめで、練習になったら目の色変えて自分の嫌なことでもやっていかないと2部も強いので勝てなくなっちゃいます。厳しさを自分だけでなくチームにも与えられるようにやっていこうと思います。(なぜ勝ち切れないのか)最後は足だと感じました。今日も3ゲーム目すごく足がきつくて、必死に球に食らいついたのですが転んだりしてしまいました。やはり足が動かなくなったら負けだと思うのでその面が勝ちにつなげられない理由です。また相手のほうが1枚上手だったのかなと思います。チーム全体としても走ったりすることが少なかったのかなと反省しています。(応援が専大ばかりでアウェーな状況だったが)影響はなかったとはいえませんが、でも周りの声、チームメートの声は届いていました。困ったときはベンチを見て上を見てみんなが一緒に戦ってくれているというのが伝わってきたので数で負けていても気持ちでは負けていませんでした。4年生で秋リーグが最後です。秋も1部で戦って入替戦に行かずに終わるのが理想でしたがここまで来たら2部で寄せ付けないくらいの気持ちで全勝します。そして入替戦に行って最後に勝って後輩を1部で戦わせてあげられるように頑張りたいなと思います。最後笑って終わりたいと思います」

高崎
「1−2で回ってきて自分たちが勝たなきゃ負けっていうプレッシャーもありました。しかしそれよりもリーグ戦で5戦1勝もできなくて自信を結構失っている部分も大きかったかなと思います。(4年生の責任について)4年生が普段の練習から引っ張れませんでした。それだけでなく4年生がすべきこともできず、その足りなさが結果に出たのだと思います。
(今リーグからのペアの渡辺について)練習では2番手でしたが試合になったら自分たちのプレーを出し切れていなくすごくもったいなかったです。渡辺はまだ2年生で経験も浅く気持ちでいっぱいいっぱいになってしまっています。自分がもっと点を決めて引っ張ればよかったのですができませんでした。これから第2ダブルスは点が取れるようにしないといけないです。(意気込み)3年生以下は強い選手が多く4年生がポイントを取れたら1部の上位にも行けておかしくないチームなのですが、自分たちが足りないところが多くて勝ちにつながらず入替戦で2部にまで落ちてしまいました。なので自分たち(4年生)が来季でポイントを取って来年は3年生以下の子を1部で戦わせてあげたいと思います。秋リーグでは絶対1部に戻ります」


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