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苦しみながらも勝利を決めた水間

バドミントン部  男子は神大に開幕白星 女子は法大に惜しくも敗戦/関東大学春季リーグ戦

◆4・29〜5・5 平成28年度関東大学バドミントン春季リーグ戦(江戸川区スポーツセンター他)
▼男子(2部リーグ)
○明大3―2神大
  小笠●1―2古屋
  澁谷○2―0菊野
  高野・宮嶋組○2―0池田・筑後組
  武石・西谷組●1―2古屋・川崎組
  水間○2―1池田
▼女子(1部リーグ)
 明大2―3法大
  後藤●0―2上野
  十河○2―1前田
  瀬川・村上組○2―1長谷川・伊東組
  高崎・渡辺組●0―2前田・宮浦組
  高原●1―2勝俣
 男女共に激戦での幕開けとなった。男子は1部復帰を懸けた2部での初戦。トップシングルスの小笠裕貴(政経3=名経大市邨)がフルセットの末敗れるなど流れをつくりきれず、神大に苦しめられながらも第3シングルスの水間陽介(政経4=札幌一)が勝利し、3―2で白星をもぎ取った。女子は2年ぶりの1部復帰戦。昨秋1部3位の法大と互角の戦いを繰り広げたが、第3シングルスに出場の高原美由樹(文4=埼玉栄)が惜しくも敗れ2―3で黒星発進となった。

[男子]
 想定外の接戦も、最後は最上級生が勝利を決めた。2―2で迎えた第3シングルス。水間は第1ゲーム序盤は相手の力強い攻めに苦しみ6―11で折り返す立ち上がり。苦しい状況も「まずは足を動かそう」と気持ちを切り替えるとサーブから自らのペースをつくり、また相手後方に球を出すことでスマッシュなど強い球を打たせにくくした。すると以降盛り返し21―15でこのゲームを先取。第2ゲームも序盤10―5とリードを広げ、持ち味の攻撃的なバドミントンを展開。難なく勝利するかに思われた。しかしそこから3連続でコート外に球を出すなど「ぎりぎりを狙い過ぎた」。勝利への強い気持ちは焦りへと変わった。20―18とマッチポイントまで持ち込みながらも勝ち急ぎ、21―23でこのゲームを落とした。勝利を懸けたファイナルゲーム。ここで負けたらこの春での1部昇格はより厳しいものになる。「無理に攻めてもしょうがない。相手より動けば勝てる」(水間)。頭は冷静に、ラリーへの意識を強める。中盤にかけて1点を取り合う接戦になったが、17―16からラリーを制し18点目を取ると以降はライン際へのスマッシュで攻め立てた。最後も相手が一歩も動けないスマッシュで21―16で勝負あり。軽く左手を握りしめ安どの表情を見せた。勝利は決めたものの水間は「(勝てて)安心もあるが、2ゲームで勝てた試合」と反省しきり。途中までストレート勝ちも期待させるペースも、勝ち急ぎミスからファイナルまでもつれただけに悔しさをにじませた。男子シングルス専門では唯一の最上級生。本領発揮はこれからだ。

[女子]
 死闘の末の敗戦となった。第1シングルスで出場の後藤にこ(文3=聖ウルスラ学院英智)が19―21、18―21と食らい付きながらも僅差で敗れ、勝ち切る流れをつくりきれなかった。続く十河茉由(商2=高松商)がファイナルゲームまでもつれる中ポイントを挙げ振り出しに戻すと、第1ダブルスはペア替え後初戦となった瀬川桃子(商3=埼玉栄)・村上晃(商3=青森山田)組。「決めに行く球を力んでしまって決められなかったりとかがあった」(瀬川)と初戦の緊張もあり、1セット先取後の第2ゲームではマッチポイントをつかんでから4連続失点でジュースとなるとファイナルゲームまで持ち込まれる。それでもファイナルゲームでは互角の取り合いを繰り広げる中、10―13の場面から5連取で逆転するとそのまま奪い切り21―18で勝ち星を挙げた。高崎真美(政経4=日本橋女学館)・渡辺帆南(文2=富岡)が惜しくもストレートで敗戦し、2―2の場面で勝負を決する第3シングルスには高原。第1ゲームは序盤の7連取もあり21―12で先取。しかし「2ゲーム目から相手もいろいろ作戦とか変えてきたし冷静に入れてくるようになった」(高原)と相手の自滅もあった1ゲーム目から一転。最後まで食らい付きながらも第2ゲーム、ファイナルゲームともに17―21で落とし、ゲームポイント2―3で開幕黒星となった。
3季ぶりの1部の舞台で躍動した。「どの試合も今まで1部でやってきた時よりもいいプレーをしていた」(高原)と5試合全てでハイレベルな争いを披露。1部でも対等に渡り合える実力を示した。スマッシュ、相手の速さへの対応など通用する部分も初戦で実感し自信も得た。「絶対に入替戦に行かずに1部の舞台に残りたい」(高原)。1部での挑戦が始まった。

 男女で勝敗は分かれたが、不安と期待が対照的だ。男子は5―0勝利で勝ち切っておきたかった初戦で苦しめられた。次戦の相手は今季から2部に昇格してきた慶大。2部優勝、1部復帰に向け大差で勝利を収めたいところだ。女子は敗れこそしたものの法大に2―3、落とした試合も僅差での敗戦だっただけに1部での活躍に期待がふくらむ。次戦は昨年度インカレ覇者の筑波大との対戦。インカレ準決勝では0―3で敗戦した強敵に食らい付いていきたい。男女とも、ここからの戦いぶりに期待が懸かる。

[原大輔・谷澤優佳]

試合後のコメント
宮嶋

「2部なので油断せずに、気負いすぎずといってこの初戦に臨んだんですけど、正直いって思ったより苦しんだというか、負けてもおかしくない試合だったと思います。これだと本当に、今まで1部昇格を目指してやってきたのに、みんなこれまでやってきたことを試合に全然出せていないので、先が思いやられる結果ですね。第1シングルスで小笠が出て、そこで今リーグの流れだったりが左右されると思っていたので部内でも調子の良かった小笠を起用したんですけど、ああいう形で負けてしまって、そこから勝った試合も含めて全試合で全員がベストパフォーマンスを尽くすことができていなかったので、最初の入りから最後まで悪かったですね。負けた人はもちろん反省すると思うんですけど、雰囲気としては明治は結構チーム力というのは先輩たちから代々受け継がれていて大事にしてきている大学なので、やっぱりみんなが一丸となって応援したりそういうところはいいと思うんですけど、結果に結びついてこないとそこは意味がないかなと思います。(チームとしての収穫は)負けてもおかしくない試合だったので、言い方を良くすればあとは上がっていくだけです。本当に足元をすくわれる可能性があった試合だったので、負けも見えて危機感も最初から持たないといけないと思いますけどより一層やらなきゃという意識には必然的になってると思います。(課題というのは)やはり5―0で勝たなきゃいけなかったと思うので、そこで負けた人は特に自分の力を全く出せずに負けてるので、練習でやっていることを本番で出すというのは相当難しいと思うんですけどそれができないと勝てないと思うので、そこが課題ですね。調子が悪い時にそれでも勝てるようにしないと駄目だと思うので、そういうところですね。(第3シングルスに水間さん)正直2―2で回るということはないと思っていてメンバーチェンジで1年生を使おうと思っていたんですけど、水間を置いた理由としては最上級生ですし最後、もしもの場合は考えてなかったんですけど2―2になったらそこは最終学年としてやってくれると思ってました。高野は今日は置いてなかったので、やはりちょっと油断してたのかなと思いますね。1ゲーム目は序盤リードされてたんですけど勝って2ゲーム目もマッチポイント取ってたんですけど、そこで勝ち急いで簡単な凡ミスだったりでファイナルにつながっちゃったので、ファイナルは本当にひやひやしましたけどひとまず勝ってくれたので、でも本当に心臓に悪いです。(これから4試合ありますが)初戦でこれだけ苦しんだのでしっかりこの反省を残りの4戦に生かさないと何の意味もないので、しっかりこの反省を生かして4戦全勝して入替戦で勝ちにいきたいです」

水間
「最高学年ですし、ましてや1部を目指してやっているので負けられないという気持ちで(第3シングルスに)入りました。あまり緊張はしなかったんですけど、2ゲーム目から決め急いで我慢し切れずに自分からミスしてしまうことが多かったです。向こうもそんなに動けてなかったですし、そこを冷静に次からいけるようにしたいです。1ゲーム目の出だしは体がちょっと動き切ってなかったので、11点取られた時点でまずは足動かしていこうと切り替えました。相手も付いてこれていなくて、あまり何も考えないようにして動きました。サーブから結構自分のペースで打ってたら相手もそれに合わせて構えてくれて、楽に点数取れたのでサーブ周りからしっかり考えてやっていければなと思います。2ゲーム目は勝たなきゃという気持ちで、それが焦りに変わってしまいました。今思えばもっと冷静にやっていれば楽に勝てたはずなのにという感じです。ギリギリを狙いすぎて、この球で決めてやろうという気持ちがありすぎで力入ってアウト出したりが多かったので、そこを気をつけたいです。3ゲーム目からは無理に攻めてもしょうがないので冷静にラリーして、相手より動けば勝てると切り替えました。相手はなかなかいいスマッシュとか上から打つ球が良かったです。そんなに動きも速くなく、しっかり後ろに上げてさえいればそんなにいい球はこなかったので、そこをできるようになってからは自分のペースでできました。後ろにしっかり上げることとあと打点をできるだけ上で取るようにしてやりました。(勝利を決めた瞬間は)まあ安心と2ゲームで勝てたという複雑な気持ちです。2ゲームで勝てた試合だったので後悔というか、やり切れない気持ちです。安心もありましたけどね。ここで満足しちゃいけないと思います。しっかり次につなげられるようにやっていきたいです。(シングルス専門は最上級生でご自身だけだが)シングルス陣は昨年の途中から上がいなかったんですけど、その時から自覚持って、引っ張っていかなきゃいけない立場だし、責任感しっかり持ってやらないとという意識はあります。今回1部に上がって秋で1部優勝まで目指しているので、目標立てたならそれに恥じないプレーをして、それを続ければおのずと結果はついてくるのでそういう意識を持って戦っていきたいと思います」

高原
「みんな向かっていく気持ちがすごくあって、どの試合も今まで1部でやってきた時よりもいいプレーをしていたと思います。チーム全体としてはすごい良かったんじゃないかなとは思ってます。(1部での手ごたえは)やはり球の質が違うかなと思いました。一本一本すごい重いし、そのコースくるか、みたいなのもあって2部とは全然違うんだなというのを肌で感じました。ポイントを取ってくれる選手、ペアが分かったと思うので、村上・瀬川は安定して取ってくれると思えたし、十河も前田さんという強い選手とだったけど勝ったりしてくれて、ポイントを取れる選手がいるといういい収穫があったと思います。(課題は)今日自分のプレーを振り返ると、1ゲーム目は向こうが勝手に出してくれて流れがこっちにきてあっさり取れたんですけど、2ゲーム目から相手もいろいろ作戦とか変えてきたし、冷静に入れてくるようになったりしてこっちもちょっと焦っちゃったりとかがあったかなと思います。すごい消極的なプレーしかできなくて、一本スマッシュを外に出しちゃうと次入れなきゃって思いが出てしまって、クリアばかり、守りの球しか打てなくなっちゃってたので、要所要所で打たなきゃいけないところはミスがあったからといって引いてしまうのではなくていかなきゃいけないところはしっかり攻めをやらなきゃいけないんだなというところをすごく感じました。そこが自分のメンタルの弱さなのかなというのをすごい思いました。(第3シングルスでの出場でしたが)やっぱり緊張するんだなと思いました。2―2で回ってきたら自分の仕事だと思って、実力的なことで3シンに入ったってこともあるんですけど、勝負がきたら自分の仕事だと思って入ったのにコートに立つと緊張しちゃうんだなと思いました。でももう1回やったので次からは強気でいけるんじゃないかなと思います。キャプテンとして3シンに入るのもありだし、キャプテンなら一番強い人とやって勝ってこいと監督にも言われたので、そこはまだ今後分からないんですけど、どこに入っても勝たなきゃいけないんだなと思います。(1部で通用すると感じた部分は)意外とスマッシュとか決まる球もあるんだなと思いました。あと押される場面もあったんですけど意外と相手の速さについていけるんだなと思って、そこはすごく自信になりました(これからの4試合に向けて)今まで1部にいて入替戦に行かなかったことがなくて、絶対に入替戦に行かずに1部の舞台に残りたいので、今日の試合の反省をしっかりして4試合誰と当たっても強気で、消極的なプレーは絶対しないで、キャプテンとしても絶対勝つという気持ちで臨みたいと思います。」

瀬川
「自分が1年のときは1部だったんですけどケガで出られなくて、今回が自分にとって初めての1部リーグ戦だったのでやっぱりすごく緊張しました。チャレンジャーの気持ちでやりました。レベルはやっぱり2部とは違ってくるかなと思います。法政は去年は3位のチームなんですけど、今年の戦力的には自分たちは勝ちに行っていたので、結果負けてしまったのですごく悔しいですね。自分たちは勝てる戦力だと思っていました。(村上とペアを組んでから)自分が左利きで左右のダブルスなので、結構二人の間が空いてしまうことが多いのでそこを意識したりとか、二人は攻撃型のダブルスだと思うので自分たちの形をつくれるようにということを意識してやってきました。今日は二人で1部で臨む初めてのリーグ戦だったので二人とも緊張しちゃって、決めに行く球を力んでしまって決められなかったりとかあったので、勝てたんですけど内容はあまり良くなかったかなと思います。(内容が良くないなかでファイナルまでもつれた試合を制したが)ゲーム練習しててもああいう場面になることって多かったんですけど、そういう時もいつも最後は勝ち切れていたので、その成果は出せたかなと思います。(ペアが変わったが以前に比べてコンビネーションなどはどうだったか)とりあえず攻めることを意識していたので、攻めようという気持ちで、あまり気になっていないです。後ろから攻撃していくところが自分の持ち味だと思っているので、そこでいい球打って前でパートナーに決めてもらうというスタイルは変わらないです。今日はチームは負けてしまったんですけどみんな良い試合していたと思うので、負けだけど自分たちはまだ1部の6位のチームなので、3位だったチームにここまでできたということはポジティブに考えていいと思います。自分たちはチャレンジャーなのでどんどん向かってやっていければなと思います」


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