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東京六大学野球 2016〜春〜  (11)打倒赤門! 東大史上No.1エース攻略だ/東大戦展望  

 
 頂点に返り咲く。昨季は優勝に王手を懸けた所で連敗し、2年ぶりに春秋ともに優勝できなかった。その悔しさを胸に今季は柳裕也主将(政経4=横浜)を中心にチームを構築。3年ぶりにアメリカキャンプも行った。山俊選手(平28文卒・現阪神タイガース)ら多くのスター選手が抜けた今年は、団結力を武器に戦い抜く。3季ぶりのリーグ制覇、そして春の日本一へ。戦う準備はできている。

 今や簡単に勝てる相手ではない。東大は先週の第1カードで早大と対戦すると、1回戦は9回表まで0−0。最後はポテンヒットでサヨナラ負けを喫するも、東大の粘り強さを見せつけた。その好試合の立役者はエース・宮台。この左腕の攻略が勝利への絶対条件となる。昨季は勝ち点を挙げた明大だが、2試合ともに2−1、2−0と苦戦している。油断ならない強敵を撃破し、リーグ戦白星発進を決める。

早大1回戦で東大史上最多13奪三振を<br>記録した宮台
早大1回戦で東大史上最多13奪三振を
記録した宮台

 手ごわい左腕が立ちはだかる。早大との開幕戦、東大エース・宮台の投球は観客の想像をはるかに超えた。冬に鍛えたたくましい下半身に体重を乗せ、柔らかい腕の振りから最速145qの直球を投げ込む。伸びのある高めの球に、早大打線は思わず出たバットを止められなかった。スコアボードに並ぶ「0」は8回まで続き、昨年春秋王者から奪った三振の数は13個。12奪三振の東大記録を70年ぶりに塗り替えた。昨季の明大戦では6回を投げ3安打1失点。明大が勝利したものの、宮台の攻略はできずに終わっている。球数制限のため6〜7回でマウンドを降りていた昨季までと違い、今季からは9回まで左腕を振る覚悟だ。エースを打ち崩せるか。厳しい接戦となりそうだ。

 最速右腕・山本俊は早大戦では登板なし。リーグ戦前には「肘の調子にばらつきがある」(山本俊)と話すが、気持ち良く投げ始めると嫌な投手。三者凡退などで勢いづかせたくない。変化球に定評のある柴田はこの春オープン戦で先発することが多く、人一倍実践感覚を磨いてきた。この他にも早大2回戦で先発した三木、今季神宮デビューを果たした有坂などがブルペンに控える。投手陣がリズムをつくり、理想の「守り勝つ野球」を体現する。

 エース攻略のカギを握るのは右の主砲・牛島将太捕手(営4=門司学園)だ。オープン戦後半では4番に抜てきされ、最終試合には先制の本塁打を放つなど力を発揮している。神宮の舞台にも強く、昨年春の東大2回戦では満塁本塁打で勝利を引き寄せた。正捕手の座を確立しつつある牛島が勝敗を決める一打を放つ。


今季8打数4安打の田口
今季8打数4安打の田口

 切れ目なく打線をつなげられるか。早大戦2試合で計15安打を放った東大だが、2試合無得点。昨秋から「素振りやティーバッティングで振る量を意識してやってきた」(田中)と徹底的な基礎練習で、土台を固めてきた。その成果は安打数に表れている。ただ、好機の一本が足りないのが現状だ。昨季まで4番を任されていた楠田は、早大戦ではベンチ外。代わって4番に座ったのは田口。どっしりとした体格から迫力あるスイングをする姿に、威圧感がある選手だ。昨季、リーグ戦初安打が本塁打という華やかなデビューをすると、今季は8打数4安打と大当たり。首脳陣の期待に応える活躍で、東大打線を元気づけている。昨季までリーグ戦無安打だった平野は今季既に2安打を放っており、ブレイクを予感。また、下級生次から出場を重ね副将を務める喜入にも注意したい。

 六大学随一の投手陣でねじ伏せる。1回戦の先発はエース・柳裕也主将(政経4=横浜)が濃厚。「オフも練習試合も順調にこなせている」(柳)。投手戦に競り勝つためにも無失点に抑えたいところだ。星知弥投手(政経4=宇都宮工)はオープン戦で数多く先発し、仕上がりをアピールしている。齊藤大将投手(政経3=桐蔭学園)、川口貴都投手(法4=国学院久我山)らも順調に整えてきた。層の厚い投手陣を中心に試合を組み立て、粘り強い野球で東大打線を封じ込む。

 2014年秋以来、明大はリーグ戦優勝から遠ざかっている。今年こそリーグ制覇、5年ぶりの日本一へ。東大を大差で下し、リーグ優勝に向けてこれ以上にない弾みをつける。

[星川裕也]

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対東大戦 
4月16日 11時試合開始予定(一塁側)
4月17日 14時試合開始予定(三塁側)

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分


過去の東大戦スコア
シーズンスコア成績
15年秋○2−02位
○2−1
15年春○2−04位
○7−0
14年秋○6−3優勝
○4−0
14年春○7−03位
○10−0
13年秋○5−0優勝
○16−0
13年春○10−0優勝
○2−0
12年秋○11−34位
○14−0
12年春○11−04位
○5−0
11年秋○15−7優勝
○7−3
11年春○2−04位
○4−0
10年秋○7−24位
○5−2
10年春○7−03位
○14−0
09年秋○9−2優勝
○13−1
09年春○2−13位
○4−2
08年秋○6−03位
○2−1



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