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新主将の服部


一心  (2)主将インタビュー  

 心を一つに頂点を目指す。昨季は総理大臣杯準優勝、関東リーグ戦2位、インカレ3位と好成績を残し続けたものの、ビッグタイトル獲得はならず。8名のプロ進出選手を要し、全国屈指のタレント陣を誇ったがあと一歩で栄冠を手にすることはできなかった。
 今季の目標は6年ぶりのリーグ戦優勝、創部初の総理大臣杯優勝、7年ぶりのインカレ優勝。昨季達成することができなかった3冠を再び最大の目標と定めた。今年のチームカラーは「みんながまとまって泥臭く勝ちにいくところ」と服部一輝主将(法4=札幌大谷)。球際・切り替え・運動量の3原則をベースに、組織的な守備と攻撃を貫き通す。本特集はそんなサッカー部の1年を追い続ける。
 4月2日に迫った関東リーグ開幕。3月29日から、31日まで二人の副将対談、主将インタビュー、監督インタビューをお届けします。リーグ開幕前日である4月1日には瓦版を更新する予定です。
 第2回は今年1年間チームを引っ張る服部一輝主将(法4=札幌大谷)のインタビューです。


――主将になられた経緯は
服部
「昨年の9月くらいから主将を決める期間が始まっていて、決め方としては最初全員に誰がいいのかっていうのを言ってもらって、そこで大体僕と小出(悠太・政経4=市立船橋)で半々でした。そうなってからみんなで何回か話し合いをしながら、俺が主将になったらチームをこう引っ張っていけるけど、こういうデメリットがあって、悠太の時はこうだけど、こういうウィークポイントがあるからということを話していきました。最終的には僕と悠太で話し合った時に、僕がやるってことを伝えて悠太からもその方がいいということを言ってもらったので決まりました」

――小出選手との二人での話し合いは
服部
「二人はタイプが結構違うんですよね。僕は下級生に結構言えるタイプなんですけど、悠太は優しいんでそういうところはあまり言うタイプではないというところがまずありました。でも悠太は1年の時から試合に出ていてプレーでみんなに背中を見せられるというところがあるんですけど、僕の場合は試合に出始めたのが昨年の5月からだったので経験値的にどうなのかというところでみんなの意見が分かれていました。そういったところを詰めていって4年生だから後輩に言える人がいいんじゃないかという話になり、最後は僕がやると伝えました」

――和泉竜司前主将(平28政経卒・現名古屋グランパス)から何か言葉は
服部
「タイプが結構違うんで、竜司くんはあんまり私生活では言わないんですけどプレーで引っ張るタイプで、僕の場合はキーパーっていうポジション柄もありますけどみんなのことを結構見て私生活でも、プレー中でも声を掛けるという感じです。なので、どちらかというと副主将だった小池佑平さん(平28政経卒)に主将としての在り方を教わりましたね」

持ち前のコーチングとセーブ力でチームを支える服部 <
持ち前のコーチングとセーブ力でチームを支える服部


――リーグ開幕前のチーム状態は
服部
「立ち上げからそうなんですけど、僕が雰囲気を気にする方なので、士気が下がるような言葉を減らそうっていうのも自分の中で意識しています。その中でポジティブにみんなが取り組んでいるので開幕前に、本当にいい雰囲気でできていると思います」

――今年のチームカラーは
服部
「スローガンでも『一心』を掲げているんですけど、その言葉の通りみんながまとまって泥臭く勝ちにいくというところにあると思います」

――スローガンに込められた意味は
服部
「それも昨年の8月くらいから11月くらいにかけて3ヶ月話し合いました。それぞれが来年に合う二文字のスローガンを考えてきて絞ったりして、絞っていく中でもまた新しいものが出てきたりしました。そしてこの3年間やってきてどんな時が一番強かったかを考えた時に、チームが一つにまとまって試合に出ている選手はもちろんですけど、サブの選手だったり、バックアップだったり、応援の選手だったり、マネジャーだったり、スタッフというところが心を一つにしてまとまって戦っている時が、当たり前なんですけど一番強かったので今年は『一心』に決まりました」

――昨シーズンを振り返って
服部
「どの大会もいいところまではいったんですけどタイトルは取れませんでした。その原因を考えた時に、個々に頼りすぎている部分が間違いなくあって、個人個人では打開できるんですけど、やっぱり組織としてまとまっている早稲田や関西学院に勝てなかったというところでは、バラバラになってしまったことが浮き彫りになったかなと思います」

――現在のチーム内での競争は
服部
「争いがある分、切磋琢磨(せっさたくま)し合ってお互いの技術や努力が伸びてくると思うので、そういった部分では昨年よりもいい競争があって、下からの押し上げがすごくできていると感じています」

――今年のカギとなるのは
服部
「絶対的にエースだった竜司くんと佳希くん(藤本・平28文卒=現ファジアーノ岡山)が抜けて、誰が見ても大きな存在だったと思います。ですが守備という部分では、昨年はトップとセカンドが同じ練習を積んでいたので今年セカンドからトップに上がって試合に絡んでくる選手も多いですけど、積み重ねがしっかりとあるので守備に関しては大きなアドバンテージがあると思います」

――攻撃でのチーム戦術は
服部
「個々で勝負というよりは早くボールを動かしてサイドを崩していくという練習をしています。走って数的優位をつくっていくことを狙いとしています。ベースは守備にあるんですが、昨年より守備の位置が高くなったと思います。より高い位置で奪ってショートカウンターも狙っていけると思っています」

――関東選抜でのプレーも経て、個人としての成長は
服部
「関東選抜でも主将をやらせてもらったので、明治で主将として公式戦を戦う前に、違うチームで主将として公式戦を戦えたことがすごく大きかったです。練習、試合に入る前、試合後のケアだったり、次の日にどう持っていくかという部分ではすごく勉強になりましたし、どういう時に甘さが出るかということも明確に分かりました。デンソーは準優勝でしたけど、主将としての経験値は大きいものを得ることができたと思っています」

――主将としてのビジョンは
服部
「試合に出ている人だけではなくて、試合に出ていな人も、マネジャーも、チームに関わっている人をしっかりとまとめてチームの雰囲気を常にポジティブに持っていきたいと思っています。今も口すっぱくみんなにポジティブにやろうということを伝えています。やはり悪い雰囲気でやっていてもチームは良くなっていかないので、褒めるところは褒めて厳しくするところは厳しくします。チームの雰囲気としてはいいのかなと思います」

――開幕戦の相手は慶大だが
服部
「慶應に対する思いというよりは、開幕戦を勝つか負けるか引き分けるかというところは大きいです。慶應はすごくいい相手なのでしっかりと勝ち点3が取れたらいいなと思っています」

――今年の目標は
服部
「昨年取れなかった3冠です。リーグ戦、総理大臣杯、インカレという3冠を目指してしっかりとやっていけたらと思っています」

――ありがとうございました。
[鈴木拓也]

第3回は栗田大輔監督インタビューをお届けします。
更新は明日3月31日予定です。
お楽しみに!


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