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チームトップの12位でゴールした籔下

競走部  籔下と皆浦は63分台 チーム成績には「物足りない」と西監督/日本学生ハーフ

◆3・6 第19回日本学生ハーフマラソン選手権(陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営記念公園及びその外周道路)

籔 下−−1時間03分42秒
皆 浦−−1時間03分56秒
江 頭−−1時間05分55秒
 森 −−1時間05分57秒
角 出−−1時間07分18秒
川 野−−1時間07分26秒
山 口−−1時間07分30秒
 新チームの船出は満足のいくものではなかった。明大からは7名が出場した今大会。12位の籔下響大(営3=須磨学園)と22位の皆浦巧(情コミ2=豊川)は終盤まで積極的に先頭集団に付いていき、お互いに目安だった1時間4分を切る走りを見せた。しかしチームの主力である江頭賢太郎(商3=浜松日体)が調整不足で思うような走りができなかった。他の選手たちも1時間4分を切ることができず、同じ立川で行なわれる箱根駅伝予選会へ向け不安が残る結果となった。

 どん底からはい上がった。籔下が1時間03分42秒とチームトップの12位でゴールした。終盤まで先頭集団の中で我慢し、ラスト5キロで仕掛けるレースプランを想定。14km付近で離されてしまったものの、目安の1時間4分切りはクリアし、西弘美駅伝監督も「合格点」。5区区間20位で終わった箱根駅伝の失敗から絶望を味わい、練習を積めていない時期もあった籔下。それでも2月にあった丸亀国際ハーフマラソンでは1時間02分56の自己ベストも出しており、順調に回復。レース後には「こんな走りだとまだまだ。ぶっちぎりでトップを取るくらいじゃないと」(籔下)と冷静に振り返り、箱根へ借りを返すため再び走り出した。
 チーム2番手でゴールしたのは皆浦だった。籔下と同様に終盤で離されてしまったが、自己ベストを大きく塗り替える1時間03分56秒でフィニッシュした。皆浦は箱根駅伝前から好調をキープしている一方で、2年連続でエントリー入り止まり。そんな中「明治の主力になれるように」(皆浦)と奮起し、今大会では好走を見せた。「想定通り」と西駅伝監督。不安視されている現2年生の走力不振から頭一つ抜け出した。

 その一方で1時間4分を切れたのは7人中、わずか2人。西駅伝監督も「物足りない」と肩を落とした。今大会より約1km短い箱根駅伝予選会では10人中半分以上の選手が60分台で走らなければ出場権獲得は難しい。「今の2、3年生から、全体でレベルを上げていかないといけない」(籔下)。エース不在である以上、求められることは上級生の底上げだ。まずは新入生も参加する11日からの鴨川合宿で本格的なチームの始動とレベルアップを狙う。出雲駅伝出場権、箱根駅伝シード権を逃した今、古豪復活へ一瞬の予断も許されない。

[渡邊弘基]

試合後のコメント
西駅伝監督

「(選手たちの走りを見て)故障者が多くて出場者が7人だったが、まだまだ箱根の後遺症が残っている。前の二人は合格、あとの5人が駄目。籔下は箱根は良くなかったけど、何とかこうやってきっちりと走ることが一番大事だから、大きく遅れることもなかったから良かった。皆浦も3分台と自己ベストだった。でもこれくらいは走っても普通、想定通り。今回は63分で設けたが予選会では10人が60分台で走る走力にしなきゃいけない。そういう意味では二人しか最低条件を切れていない。物足りない。江頭などもう一人が4分前後で走らないと。(新チームとなったが)ようやく1年生が10人入って新しいチームとしてこれから始動していくが、その第一歩が11日からの鴨川合宿。(昨年は耐える年と話していたが今年は)引き続きですね。あとは一年生次第で、負担が一年生にちょっと多いかな。(良い選手も入ってくるが)こればっかりは大学にどう順応するかかな。あとは環境に慣れて夏くらいからどう動いてくるか。1年の時から戦力として入ってこなきゃいけない子、あるいは齋田直輝(文4=伊賀白鳳)のように1、2年かかる子もいるけど、そういった子も出てきてほしい」

江頭
「(順位について)今日は全然走れなくて順位とかタイムとかいうのは、あんまり気にしていない。今日は悪かった。(レースプランについて)ここ数日間体調があまり良くなかったので、前半はあまり突っ込みすぎないようにしていた。結果的には、前半突っ込まなかったのにも関わらず、後半どんどんペースが落ちるという感じだった。(新体制になって)とにかく故障者が多くて、とりあえず走れる人を増やそうという段階。雰囲気が良いか悪いかというと、あまり良くはないのかも。高みを目指そうというかすごく強くなろうという雰囲気にはなっていない。とりあえず故障者を減らそうということになっている。(最上級生になって意識の変化は)僕たちより強い選手がいないので、木村さん(慎・商4=浜松日体)とか横手さん(健・政経4=作新学院)とかに引っ張っていってもらっていたのを自分たちがしっかりペースを作っていくことを積極的にやっていく姿勢を保っている。(故障は)自分は今のところ、故障はないので大丈夫。(次に出場する大会は)はっきりではないが、4月の六大学大会」

籔下
「今日はタイムより勝負にこだわりたかった。ラスト5qで先頭を狙いたかったが、それができなかったのが悔しい。14qくらいまで先頭集団にいたので、自分が出られれば良かったが、勝負をかけられなかった。それで置いていかれたので悔しい。(チーム内ではトップだが)チーム内で争っていたわけではなく、それよりも全体として勝ちたい気持ちがあったので、チームの中で何番というよりは全体で何番かを大事にしていた。(西駅伝監督は合格点と言っていたが)たぶんそれは最低限の走りだったということだと思う。僕自身、予選会でこんな走りだとまだまだ。ぶっちぎりでトップを取るくらいじゃないと。予選会はギリギリ通るんじゃなくてトップで通るつもりでやっていきたいし、箱根でもう一回勝負したいので、自分としてはまだ納得というか満足はしていない。(新チームは)故障者が上がってきたりもしていい雰囲気もあるが、故障者が治っては増えたりの繰り返しなので、そこを直していかないと。正直、次の新入生に頼ってしまう雰囲気があるのでそれを無くしたい。今の2、3年生から、全体でレベルを上げていかないといけないと思う。(2月の丸亀ハーフマラソンでベストタイムを出していたが)それもまだまだだと捉えている。箱根が悪かったので落ち込んでいてあんまり練習やれていない時期でもあったので、もっとちゃんとしていたら2分前半くらいは。予選会までには出せるよう狙っていきたい」

皆浦
「ベストだったので良かった。後半はスタミナ不足が少し課題だなというのが分かったので収穫の多いレースだったと思う。(先頭集団にいたが)ラスト5kmまでは付いていたけどだいぶ離されてしまった。(大幅なベスト更新)前のタイムがあまり速くなくて。前は普通だったらもう少し走れるのにって感じでタイムが出てなかったから。今回きちんと力が出せた。調子はだいぶ良い。箱根駅伝の前からずっと良くてそれをキープできている。練習も積めている。佐賀合宿は質より量って感じで距離が踏めた。余裕持ってできて良い感じ。20kmちゃんと走れるんだなって自信がついた。(新体制になって)ずば抜けて速い人がいなくなったので、自分も頑張らないといけない。チームは故障者が多くて予選会も通れるか本当に分からない。自分が頑張ろうという気持ちになった。危機感というのはみんな持っている。(この1年間は)明治の主力になれるようにしっかり練習積んで、予選会を突破して箱根でもしっかり戦えるようになりたい」

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