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籔下は満身創痍でゴールした

競走部  1区2位から転落し往路17位 復路で巻き返し期す/箱根駅伝

◆1・2〜3 第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(東京・大手町〜神奈川・芦ノ湖間)
▼1・2 往路 
 17位 明大 5時間43分22秒
▼区間順位
 1区 21・3q 2位 横手 1時間01分44秒
 2区 23・1q 6位 木村 1時間08分33秒
 3区 21・4q 20位 坂口 1時間07分28秒
 4区 18・5q 6位 江頭賢 56分10秒
 5区 23・2q 20位 籔下 1時間29分27秒
 失速止まらず往路17位で終わった。横手健主将(政経4=作新学院)、木村慎(商4=浜松日体)のダブルエースを1区、2区に起用し、強豪のそろった序盤2区終了時点で4位とスタートダッシュに成功。しかし3区の坂口裕之(政経1=諫早)と5区の籔下響大(営3=須磨学園)がともに区間20位と大ブレーキ。序盤のリードを守れなかった。エントリー変更で1区に横手、4区に江頭賢太郎(商3=浜松日体)を投入し、往路で勝負には出たが、1位の青学大とは17分差で、10位の拓大とは6分差が付いた。繰り上げスタートとなり難しいレースも予想されるが、7年連続で守っているシード権死守を目指す。レースは2位東洋大、3位駒大と3強が順当に上位を占めた。


 2つの大ブレーキはあまりにも重かった。箱根デビューとなった坂口と籔下の2人がともに区間最下位に沈み、期待に応えられなかった。坂口は1年生ながら、全日本大学駅伝の1区で他大のエースと渡り合った実力者。しかし、8kmを過ぎた時点ですでに坂口の表情は苦しいものに。ズルズルと他大に抜かされていき、戸塚中継所では4位で受け取った襷を平塚中継所では12位まで落としてしまった。巻き返しを図った4区の江頭賢は区間6位の走りも、順位は12位のまま。流れを変えるには至らなかった。往路最後の挽回への希望を背負った5区の籔下は山登りへの適性が高く評価され、快走を期待されていた。襷を受け取ると勢いよく走り出し、5kmの通過は15分18秒。順調な滑り出しを見せたものの徐々にペースは落ちていき、東海大や順大など後続の大学に抜かれていった。ゴール間近ではふらつき、走るだけで精一杯な状況に陥り、倒れ込むようにゴール。1区2位で滑り出した襷が芦ノ湖へ飛び込んだのは17番目。悔しさの残る結果に終わった。

 ダブルエースが頼れる走りを見せた。エントリー変更で1区を走ることになった横手だが、荒れた1区を2位でまとめて見せた。10校以上による先頭集団、1万mの通過は28分38秒とレース開始からハイペースなサバイバルゲームが続いていた。そこに久保田(青学大)が15km付近で追い打ちをかけるようにペースアップ。次々と選手が離されていくも、横手だけは必死に食らいついた。惜しくも18km付近で離されてしまったが、1位の青学と21秒差の2位で襷リレー。ケガ明けでまだ本調子でなかったことを考慮すれば十分過ぎる快走だ。出雲駅伝、全日本大学駅伝ともにエントリーできず、待ちに待った今季三大駅伝初出場。流石の走りで主将としての役割を果たした。
 木村もエースとしての役割を果たした。各大学のエースがしのぎを削る華の2区に4年目で初挑戦、エースとしての真価が問われた。2位で襷をもらうも、後ろに服部勇(東洋大)やニャイロ(山学大)らが控え一瞬の油断も許されないスタートに。徐々に差を縮められ、オーバーペース気味に追い上げてきたニャイロに6.2kmで、ニャイロから離れまいとする服部勇に7.7kmで抜かれた。しかし木村は動じず、自分の走りを継続し最初で最後の華の2区は区間6位。区間歴代記録に迫る走りを見せたニャイロ、服部勇には抜かれたものの、落ち着いて4位をキープ。木村の持ち味である大崩れしない安定性は最後の箱根でも変わらなかった。

 明日の復路は17番目のスタート。往路で15位以下に沈んだのは、総合16位に終わった第82回大会以来10年ぶり。本来は上位狙いだっただけに、この結果は選手たちに重くのしかかるはずだ。だからこそここで問われるのはチームの底力。9区には全日本駅伝で区間3位の走りを見せた齋田直輝(文4=伊賀白鳳)、7区にはトラックの実績抜群、最後の駅伝に懸ける牟田祐樹(農4=西武文理)など十分戦える選手はいる。8年連続のシード権獲得は譲れない。紫紺の下剋上はまだ終わらせない。

[渡邊弘基]

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