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道  (1)江頭賢太郎・坂口裕之  

 
 し烈なメンバー争いを経て、今年も16人が同じ箱根駅伝のスタートラインに立った。箱根駅伝という一つの目標に向けてそろった16人だが、ここまでたどってきた道のりはそれぞれ違う。箱根駅伝に憧れてきた者、通過点と捉える者――。それぞれどのような“道”を歩んできたのだろうか。

[号砲まで、あと8日!]


第1回は、江頭賢太郎(商3=浜松日体)、坂口裕之(政経1=諫早)の二人です。

江頭賢
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 江頭賢が箱根を意識し始めたのは意外にも進学を目前に控えた高校3年生のとき。初めてきちんと箱根駅伝を見たというが「4年間に1回ぐらい走れればいいかな」程度にしか考えていなかった。しかし、そんな江頭賢に転機が訪れる。
 大学2年次の夏合宿で、江頭賢は駅伝メンバーのボーダーラインにまで残っていた。それまでの1年半はなかなか結果が出ず、走ることに集中できなかった。リフレッシュのために外出することも多かったという。しかし、駅伝で走れるということが手の届くところまで来たことで、箱根への思いは自然と強くなった。「もう少し頑張らなきゃいけないな」。必死のアピールのかいあって、前回は10区で箱根デビューを果たした。箱根駅伝という存在が江頭賢を成長させた。
 今年はチームの主力として成長を遂げた江頭賢。前回とは立場もかかる重圧も違う。「中核として、エースの人たちに勢いをつなげられる走りをしたい」。一回り成長した姿で2度目の箱根に挑む。

坂口
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 ひとごとのように箱根を見ていた。「こんな長い距離、よく走るなあ」。新年の恒例として箱根駅伝を家族で見る習慣はあったが、視聴者として身近だった分自分が走るかもしれないなんて思っていなかったと笑った。
 輝かしい経歴を持ちながら現実思考だ。全国中学校体育大会では3000mで優勝、高校でも2年生から主将を務め各大会で活躍した。それだけの力を積み上げながら、箱根駅伝を意識したのは高校3年になってからだった。「ある程度現実味を帯びてきたので、そういう舞台で結果を出したいと思った」。しかし一度そう心に抱いたら、入学時から「やるからには負けたくない」と箱根を捉えてきた。順調に練習を重ね、全日本駅伝では1区を7位と好レース。現実思考な分、思い描いた成果は残す。
 西弘美駅伝監督からは、横手健主将(政経4=作新学院)、木村慎(商4=浜松日体)に次ぐキーパーソンとして挙げられる。大物ルーキーの箱根デビューが見逃せない。


◆江頭賢太郎(えがしら・けんたろう) 商3 浜松日体高出 29分25秒72(1万m) 箱根駅伝とは「青春」

◆坂口裕之(さかぐち・ひろゆき) 政経1 諫早高出 29分02秒35(1万m) 箱根駅伝とは「発表会のようなもの」


[本永雅敬・渡辺由理佳]


次回は勢いのある1年生から竹山直宏(法1=国学院久我山)と田中龍太(法1=鹿児島実)の二人を特集します。アップは明日、12日26日(土)です。お楽しみに!



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