検索
 HOME > バドミントン部

男子シングルスで優勝した小笠

バドミントン部  男子単複Vなど上位進出者多数 飛躍の新人戦/関東学生新人選手権

◆11・1〜29 関東学生新人選手権(東海大湘南キャンパス他)
▼男子シングルス
小笠――1位
澁谷――2位
▼男子ダブルス
武石・西谷組――1位
▼女子シングルス
十河――3位
▼女子ダブルス
後藤・村上組――2位
 明大勢が新人戦で大活躍だ! 1、2年生が出場する今大会、男子は小笠裕貴(政経2=名経大市邨)がシングルス、武石優斗(商1=札幌第一)・西谷春樹(政経1=青森山田)組がダブルスでそれぞれ優勝。単複両方でタイトルを獲得した。さらに澁谷勇希(政経1=埼玉栄)がシングルスで2位、女子もシングルスで十河茉由(商1=高松商)が3位、後藤にこ(文2=聖ウルスラ学院英智)・村上晃(商2=青森山田)組がダブルスで2位と計7人が入賞を果たした。

 澁谷の返球がわずかに逸れ、コート外に落ちたのを確認すると小笠は両腕を上げて喜びを表した。ファイナルセットまでもつれた明大対決は2―1で小笠に軍配が上がった。意地と意地とのぶつかり合いだった。男子シングルスの決勝は小笠と澁谷の顔合わせに。「後輩だから絶対に負けられないという気持ちがあった」と小笠が先輩としての闘志を燃やせば「自分の強みはラリー。ラリーに持っていけば勝てると思っていた」と澁谷。第1ゲームは両者譲らずマッチポイントまでもつれる熱戦。最後は小笠が前に出てきた澁谷の後方に落とす技ありのショットで22―20とし、このゲームを先取した。しかし2ゲーム目は序盤から澁谷のペース。21―13で澁谷が勝負を五分五分に戻した。迎えたファイナルセット。小笠が主導権を握り、最大10点差まで澁谷を引き離す展開に。「自分が優勢に立てるような展開をつくろうとした。打ち急がないで一度待ってからチャンスをたたいた」(小笠)。お互い手の内を知る相手どうしの対戦。先輩の方が一枚上手だった。小笠が渋谷に得意の形に持って行かせず効果的に得点を重ね、21―14で勝利を決めた。「うれしい。やってきたことが形になって良かった」(小笠)。昨年はなかなか結果を出すことができず苦しんだ小笠。しかし今年に入ってからは「プレーにメリハリを付けられるようになった」(小笠)と幅が広がり、リーグ戦に主戦として出場するなど結果を残してきた。準決勝の1ゲーム目には左足を気にする場面も見られパフォーマンスも鈍ったが、以降のゲームは持ち前のアグレッシブなプレーを取り戻した。ガッツでチームを引っ張る元気印が関東の1、2年生の頂点にのぼり詰めた。



上位入賞を果たした選手たち
上位入賞を果たした選手たち


 男子ダブルスは昨年連覇を果たした高野将斗(商3=埼玉栄)・宮嶋航太郎(商3=埼玉栄)組に続き今年も明大勢が頂点に立った。武石・西谷組は準決勝のインカレ4強ペア・五十嵐・中田組(中大)をストレートで破ると、続く決勝も東日本シングルス覇者・古賀穂(早大)のいるペアを相手にストレート勝ち。名だたる強敵を次々と打ち破る、まさに快進撃の活躍で新人戦制覇を成し遂げた。「相手が強いからとびびるわけでなく、自分たちのやれることをしっかりとやってこれたのが良かった」(武石)。挑戦者の気持ちで臨んだことが奏功した。
 飛躍の新人戦を終えた。昨年は3位以上入賞者が2ペアのみだったが、今年はシングルス3人とダブルス2ペアに。チームとしての成績は格段に上がった。今季明大は男女ともに入替戦を経験し男子は2部降格、女子は1部昇格と明暗が分かれた。「リーグで2部に落ちてインカレでも2部の大学に負けて、このままじゃいけないと、勝たなきゃいけないという気持ちをそれぞれが持った結果だと思う」(西谷)。2部降格の危機感と1部昇格の責任感。それぞれに生じた気持ちが好結果の原動力となった。来季の新体制をうらなう今大会の結果は選手にとって確かな自信になったはずだ。

[原大輔]

試合後のコメント
小笠

「うれしい。やってきたことが結果として形になって良かった。今日はコンディションが最悪でリーグ戦でも負け越していたこともあったから、優勝できたことは自分の中で大きい。優勝したからにはここで天狗にならないで、通過点にとして今後どう取り組むかが大事だと考えている。(澁谷は)粘りがあるからラリーになると思っていて、後輩だから絶対負けられない気持ちがあった。だから、ラリー中もネット前で相手より上に入ったり、先に攻めるとか自分が優勢に立てる展開を作ろうとした。(試合を)やり慣れている分、相手が打ってくるショットとかも分かるから、打ち急がないで一度待ってからチャンスをたたいた。相手の方がヘアピンとか調子良かったけど、入らなかったら入らなかったでラリーを長く続けるようにしてプレッシャーをかけつつチャンスをつくった。全体的に低いラリーの展開が多くて、相手がクロスに逃げてきた球をストレートにはたけば崩れるからそこが攻めやすかった。今年はインカレでこけてしまったけど、来年は全日本総合も出れるようにして高野さんに追いつけるようにしたい。近くに目標があるから抜いてやりたい。(新人戦は)去年勝てなかったけど、今年こうして勝てたからやっと大学での環境に慣れてきた。まだまだ満足はしていないから、こつこつと頑張って右肩上がりに成長したい。去年までは頭使ってプレーしていなくて、頭使ってプレーしようとしたら足が止まったり、たくさん悩んだそれでも今年になってプレーにメリハリを付けられるようになったと思う」

渋谷
「練習から調子上がらなくて、誰にも勝てないし内容も良くなかった。それでも今回決勝には行けたけど、明治同士になったら負けてしまう。特に3セット目は自分のことをよく知られていたこともあって、あんな形で負けてしまった。そもそも自分は部内でのプレーが苦手で、高野さんや小笠さんとかなかなかやりづらかった。対応はしてきたけど結局対応し切れてないからもっと突き詰めていきたい。今回は本当に練習から調子が悪くて、それがそのまま出てしまった。今回は新人戦だからいいってわけでもないけど、リーグ戦とかはもっと一戦が大事だからそこで悪いプレーがでないようにしっかりトレーニングとかで調整していきたい。小笠さんは攻めてくる選手で自分は打ってこられるのが一番嫌だった。正直同校対決で明治大学としての成績は残せていたから気分的には楽だった。(小笠の)スマッシュがいいとこに来ていたから、打たれないように、さらには打たれても取れるような球出しはしていたんだけど、練習でうまくできなかった分そこが出てしまったのかと思う。相手の方が自分より打てるし、動けるけど、自分の強みはラリーにあったから、ラリーに持っていければ勝てると思っていた。それでもやっぱり向こうの方が自分のペースでできていた。来年はリーグ戦とかの団体戦で勝ちたいと思っていて、自分の中の一番を果たしたい」

武石
「決勝の相手とかはダブルス専門ではなかったので優勝して当たり前と考えて、勝ちにこだわってやっていた。でもやはり優勝というのはうれしい。準決勝は相手が思ったより動けてなくて助かったが、自分たちから攻めていけたので悪くはなかった。決勝の1ゲーム目のインターバルのときに話し合って、ハーフの球を足を使わず処理したり少し楽してしまったりした部分など、いまいちだった点を確認して、それが功を奏して自分たちの流れに持っていけたかなと思う。自分たちの悪いときは受けてしまうので、それをしないよう意識していた。2ゲーム目は3点差くらいつけられたまま終盤までいってしまって、そのときは自分たちが受けているときだったので、そこを2人で話し合って再確認して攻めるというのができた。ゲーム途中で直せたので収穫だったと思うが、それを最初からできないとこれから勝てないと思うので、できるようにしたい。たしか15点で追い付いて僕のサーブが回ってきたときに前への意識を高めてやろうとして前で触れたので、それでだいぶ自分たちのペースにやっていけた。(勝利の瞬間は)あ、勝ったと、ほっとした感じ。今日はコンビネーションの穴とかがなくて結構良かったかなと思う。ここまでこれたのは向かっていく気持ちというか、相手が強いからとびびるわけでなく自分たちのやれることをしっかりやってこれたのが良かったかなと思う。今季2部に落ちてしまったので、上も抜けて自分たちの立ち位置が変わるのでそれをしっかり自覚してとりあえず春で1部に戻してまた東日本、インカレとあるので優勝目指してやっていきたいと思う」

西谷
「相手がどういう状況であれ優勝できたのでうれしい。決勝は小笠さんと澁谷が負けた相手で、本当に勝たなきゃいけない相手だと思ったので、しっかり勝てて良かった。1ゲーム目の途中自分のサーブミスから相手に流れがいってしまって、そこで先に11点取って流れを切れた。悪い流れがなくなって自分たちからという形ができて2人で攻めることができた。2ゲーム目の最初は勝ちを意識する部分も少しあって足が止まってきてしまったなというのは正直あった。ドライブで押された球も自分たちが置きにいった球がすごく多くて相手に足使われて自分たちが差し込まれる部分があった。それを2人で話し合って切り替えていけて、その球に対して自分たちがもう1回押し返すというのができたので後半いけた。中盤の13、4点の武石のサーブからハーフ球とかも全部触っていって点数取ってくれて、後ろで見ている分には楽で余裕が持てて相手を見てプレーできた。(勝利の瞬間は)あくまで通過点だとは周りから言われているので、これがリーグだったらまた違う結果になっていたと思うし、1つの経験として次に生かしていきたい。(全体的に新人戦で好成績を残せたのは)リーグで2部に落ちてインカレでも2部の大学に負けて、そこでこのままじゃいけないという気持ちがあって勝たなきゃいけないという気持ちをそれぞれ持った結果だと思う」

十河
「優勝を目指していたので、すごく悔しい。(来シーズンは新体制となるが)またレギュラーとして出られてチームに貢献できるように頑張ります。1部になったら自分より強い人がたくさんいる。2部では守っている感じが多かったから1部ではもっと向かっていけるようにしたい。まだ安定感がないので、ちゃんと勝つところで勝ってみんなに頼られる選手になりたい。今年は春リーグも最初から出させて頂いて試合数をたくさん経験することができたので、それを来年の春から生かせるように頑張りたい」

後藤
「(ダブルスを終えて)シングルスでできなかったけど、ダブルスではせっかくここまで残れたので行けるところまで行こうと思っていた。特にシングルスプレイヤーだからという思い込みはあまりなくてダブルスも苦手意識がすごいあるって訳でもない。どちらでも頑張っている感じですね。今回はダブルスが山とか良かったというのもある。2つのうち1つが結果がついてきて良かった。結果オーライ。でもこのコンビはもう解散で、リーグで組むことはない思う。この前のインカレで結果が残せたのがシングルスだけなので、これからの春リーグではシングル一本だと思う。(春からは1部だが)今回のダブルスは村上におんぶに抱っこって感じで、次はシングルとして出ると思うから、自分一人で戦わなくてはならない。だからしっかり自分で勝てるところはきっちり勝ってポイントを稼ぎたいと思う。(来年は上級生だが)やっぱり後輩には変な試合は見せられないですね。シングルスの女子でインカレで結果を残せたのは自分と十河だけなので、自分らが春リーグ1部でポイントを取らなくてはならない。勝ちにこだわりたい。昨年の伊藤先輩の代と比べたらシングルスとしての全体のレベルは上がっていると思う。伊藤先輩は強かったがその一本だけだった。今は全体的な人はいませんが、どちらかと言うとシングルス3つとも全て取れる可能性がある感じになってきている。ダブルスに頼らずシングルス陣3つで勝負を決めたいくらいの気持ちを持ってやっている。(今シーズンを振り返って)自分としては出来過ぎだったと思う。インカレもベスト16で今の実力を考えたらベスト8のレベルでもないですし、自分の実力を出し切ったベストな結果だと思う。ダブルスもノルマとしてのインカレ出場というのも達成できた。秋リーグはケガで出場できなかったが、春は相手が2部だったのもあり全勝だったので、自分としてはなかなかできたと思う」

村上
「準決勝の相手が高校の時の同期だったが、大学に入ってから試合を2回くらいしてどちらとも勝てなかった。だから今日初めて勝ててうれしかった。決勝は団体でも当たったが、うまくて強かった。自分らが攻めても決まらないし、向こうが攻めてきたらがっついてくる。回す球がうまかった。それに自分らがついていけていなかった。(見ていてアウトになってしまったりしていたがそれはその影響か)それは球が飛んじゃっただけです。もったいなかったですね。相手の球を読もうと思っていたが、うまくいかなかった。でも同じ2年生なので今度は勝たなきゃいけない。(ダブルスでは後藤選手と組まれていたが)にこちゃん(後藤)がすごく動いてくれて、自分が相手だったら独特なショットも持っているし、すごく嫌な相手。そういうのが多くて点が決まることも多かった。最初は新人戦だけの予定だったけど、練習していく段階で組めるなとも思った。でもこれで解散。感謝いっぱい。(来年から新体制となるが)自分らの一個上の先輩たちだけでなく、自分ら同期3人もチームに貢献し4年生の引退で空いた穴を作らないようにしたい。自分らの同期が女子チームを引っ張っていけるようにしたい。(今シーズンを振り返って)今年は駄目な1年だった。リーグに関しては2部から1部に上がれてすごく良かった。個人に関してだったら、関東選手権や東日本も1没だったのですごく悩んだ。でも今回はこういう年なんだと割り切っているので、来年は良い年にしたい」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: