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明大は2位でリーグを終えた

硬式野球部  秋季リーグ閉幕 優勝逃す/東京六大学秋季リーグ戦

 
 秋季リーグの全日程が終了。 早大が勝率で明大を上回り、2季連続、通算45回目の優勝を果たした。春秋連覇は2013年の明大以来で、早大史上5度目となる。 また、ベストナインが発表され、明大からは投手部門で柳裕也投手(政経3=横浜)、一塁手部門で佐野恵太内野手(商3=広陵)、外野手部門で山俊外野手(文4=日大三)の3人が選出された。

 消えゆく優勝の可能性を、ただ見つめることしかできなかった。4連続で勝ち点を奪い、自力優勝まであと1勝にまで迫った今季。しかし、法大戦で勝ち点を落としリーグ優勝を早慶戦の結果に託すと、その可能性はあっけなくついえた。早大が慶大に2連勝。「法大戦で勝ち切れなかった時点で決まっていたのかな」(菅野剛士外野手・法4=東海大相模)。「後悔の気持ち、申し訳ない気持ちしか残らない」(上原健太投手・商4=広陵)。悔しさを噛みしめて言葉を振り絞った。中には目に涙を浮かべる選手も。閉会式を終え、選手たちは重い足取りでロッカールームをあとにした。そんな中、最後までロッカールームに残ったのは坂本誠志郎主将(文4=履正社)だった。肩を落とすチームメートたち一人一人にかけた言葉は「ありがとう」。そして後輩たちには「頑張れ」とエールを送って回った。「みんなのおかげで1年間できたので、いいチームワークがついてきた。成長させてくれた、楽しかった4年間だった」。主将としてチームを支えてきた坂本。4年間の大学野球に終止符が打たれ、心に思ったことはチームメートたちへの感謝だった。

 3人の選手がベストナインに選ばれた。リーグ史上最多となる131安打を記録した山は5季連続6回目の受賞。高田繁氏(昭43農卒)が持つリーグ最多の7回には届かなかったが、ベストナインという形で大学野球人生を締めくくった。佐野はチームトップの11打点で勝利に貢献し、一塁手部門で受賞。柳はリーグ2位の防御率1.95、リーグ最多の73奪三振の力投が評価され自身初のベストナインを飾った。

 新時代の幕が上がる。ベストナインに選出された佐野、柳はいずれも3年生。遊撃手の穴を埋めた吉田大成内野手(国際3=佼成学園)や、今季3番に定着した竹村春樹内野手(政経2=浦和学院)など、経験豊富な選手はいる。しかし、もう一度レギュラーの座をかけて競争が必要だ。誰がのし上がってくるのか。3季ぶりのリーグ制覇へ。新戦力を迎え入れ、新たな一歩を踏み出す。

[星川裕也]

◆ベストナイン◆
位置選手出身高回数(票数)
投手
柳   裕也(明大)
横浜
初(16票)
捕手
道端 俊輔(早大)
智辯和歌山
2回目(8票)
一塁手
佐野 恵太(明大)
広陵
初(16票)
二塁手
若林 晃弘(法大)
桐蔭学園
初(10票)
三塁手
横尾 俊建(慶大)
日大三
2回目(満票)
遊撃手
山本 泰寛(慶大)
慶應
初(17票)
外野手
重信慎之介(早大)
早稲田実
2回目(17票)
外野手
山  俊(明大)
日大三
6回目(15票)
外野手
畔上  翔(法大)
日大三
初(13票)





明大ベストナイン投手リーグ戦成績
氏名試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
233
60
42
17
73
13
1.95



明大ベストナイン野手リーグ戦成績
氏名試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁四死球打率
 山
38
14
.368
佐野恵
13
47
13
11
.277




※太字はリーグ最高

閉会式後のコメント
主将としてチームを支えてきた坂本
「自分たちで決め切れなかったことが、早稲田の優勝という結果につながったと思うので、しっかり自分たちで決められていればなという気持ちです。(早大の優勝を目の前にして)天皇杯は欲しかったなと。ただ自分たちの力のなさが分かった気がします。チームは仲が良くて楽しかったです。いいチームでしたし、自分だけでなくみんなのおかげで一年間できたので、いいチームワークもついていきました。(首脳陣からの言葉)いいときばかりではないし、こういうときにどうやっていけるかが大切だと。自分は先がある身なので、先を見据えていきますが、これで野球人生が終わってしまう人に対して申し訳ない気持ちが強いです。(一番最後までロッカーに残って)みんなにありがとうと伝えて、後輩に頑張れと言って回っていました。(後輩へ伝えること)伝えなくても感じてくれる部分が多いと思うので、それを大切にしてほしいですが、自分も今後気付いたことは伝えていきます。4年間は楽しかったですね。いろんなことを経験して成長したというか、成長させてくれた、楽しかった4年間でした」

エースとして今季を投げ切った上原
「優勝を消してしまった責任感が今、後悔として残っています。(ロッカールームで)監督とコーチに責任を負わせるような形に終わって、自分たちの力で優勝できなかったことについて誠志郎(坂本・文4=履正社)が話してくれました。本当に後悔の気持ちで、申し訳ない気持ちしか残らない。優勝を消した原因が自分にあるので、最後の登板でこの4年間で一番悪いともいえる結果を出してしまった。(結果は)切り替えるしかないんですけど、もう少し自分はできたという気持ちです。みんなは良くやってくれました。最後もチームとして噛み合っていたと思います。粘れなかったのはチーム全体にも責任があると思いますが、ほんのわずかな部分で負けたというのは、そういうチームで勝たせてやれなかった自分に責任があります。(応援してくれたファンの方々には)優勝を消してしまったことに対してお詫びの気持ちしかないです」

不動の4番として最後まで役割を果たした菅野
「法政戦のときに勝ち切れなかったっていう時点で既に決まっていたのかなというのは、今になってですけど感じています。大学野球では日本一を取れなかったので、そこを社会人野球で日本一をまず目指す、目指しつつも自分の結果にこだわって、また学生野球とは違った自分の味を出していけたらなと思います」

チームトップの打率で勝利に貢献してきた高山
「最後にユニホームを着る姿がこういう形になったことはすごく悔しいです。チームのみんなが自分を神宮大会に連れていこうとやってくれたことはうれしいですが、ずっと主力として出ていたのにそういう思いをさせて、負担にさせてしまったことはチームに申し訳ないです。それでもそういう風に思ってもらえるチームメートに恵まれて良かったです。(131安打)周りの人からはもっと伸ばせたんじゃということを言われましたが、これが自分が残せた最後の数字なので。素晴らしい記録を越せましたし、131安打という数字が自分の数字として残るということは自信を持っていいのかなと思います」


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