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攻守両面でチームを引っ張る若林選手


東京六大学野球 2015〜秋〜  (31)法大戦事前インタビューB 若林選手、玉熊選手、森田選手  

 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
 歓喜の瞬間は目前に迫った。前カードの慶大戦で連勝し、勝ち点4で首位に立った明大。今カードで法大から勝ち点を奪取したその瞬間、38度目のリーグ優勝が決まる。対する法大は勝ち点1で現在リーグ4位も、春は連敗を喫した相手。その雪辱を果たすためにも、チーム一丸となって戦いにいく。狙うのは5季ぶりの完全優勝、そして明大史上初となる秋3連覇。これ以上にない舞台が整った。(この取材は8月19日に行ったものです)

若林晃弘選手
――昨季を振り返ってみていかがですか
シーズン通して自分のバッティングを維持できたということはよかったんですけど、守備でいくつか自分の取れるアウトがあったと思うので、そこはまだまだもっと追求していかないといけないと思いました。今までが数字を出さなすぎていたので、もっとしっかりやらなくちゃいけないという思いで臨んだシーズンでした。その中で冬もかなり練習しましたし、準備の面でしっかりできたことが大きかったかなと思いました。

――2位という結果はどのように受け止めていますか
3季連続5位から、ここまで上がれたというのはチーム的にも良かったですし、ただ優勝するに当たってのレベルではないということを突きつけられたシーズンでした。自信にもなりましたし、まだまだ足りないという両面を思わされた2位ですね。

――副将としてチームをまとめられていますが
まだまだ畔上(法大)に頼りすぎていた部分があって、あいつにも迷惑かけたと思うので秋は自分たちがもう少し視野を広げて協力していければいいです。チームは昨年までと比べて、本当に元気であったり、全力疾走であったり、そういう簡単なところなんですけど、まず最初の段階から変わってこれたと感じています。その中で粘り強さだったりとかは追求していて、そういう面は昨年とは大きな違いかなと思います。

――昨季の明大との対戦はどのように振り返りますか
毎年なんですけど、最後まで粘られるというか、底力を感じるチームです。明治を倒したいという一心でやってきて、その中で先を見てもしょうがないので、チーム全体でひとつのアウトだったり、このピッチャーをどう打っていくかだったり、目の前のことを考えて戦うようにはしました。本当に勝ちたいという気持ちが強かったので、その練習からやってきた粘り強さというのが一番の要因ではないかと思います。上原(健太投手・商4=広陵)、柳(裕也投手・政経3=横浜)の二枚看板は明治にとっては絶対ですし、中継ぎ投手の球もいいですし、秋はかなり自分たち的にはしんどい戦いになると思います。

――現状はいかがですか
調子はその日の結果がすべてだと思っているので、準備を怠らなかっただとか、練習の中での一球に対する考え方だったりとかをしっかりやっています。春の課題であった勝負どころでのバッティングというのを意識してやっているんで、その結果が自分の調子に結びつけばいいかなと思っています。自分は守備の中心にいるので、取れるアウトをしっかり取るという堅実なプレーすることが大事です。バッティングは本当に水物でわからないので、自分ができるスランプのない守備だったり、走塁だったりというのを意識してやっていきたいです。守備の送球までの精度、打った後の走塁を常に上を目指してやるようにはしています。まだ精度としてはもっと上げられる部分はあると思うので、もっと極めていきたいです。

――最後にラストシーズンの目標をお願いします
チーム全体はやっぱり優勝です。それしか見えていないです。とにかく一戦一戦しっかり戦って、必ず優勝したいと思っています。個人としてはやっぱり春、首位打者を獲れなかったので、秋は首位打者とベストナインをしっかり獲れるように頑張っていきたいです。

――ありがとうございました。


リリーフ登板での活躍が光る玉熊選手
リリーフ登板での活躍が光る玉熊選手


玉熊将一選手
――昨季を振り返ってみていかがですか
昨年までは5位ということで、優勝を目指して頑張ったんですけど、5位から2位に上がったので、少し成長できたかなというふうに思います。自分たちの野球ができる試合も何試合かあったので、いいところもありつつ、やっぱり負けた試合も何試合があったので、反省点もありました。自分は中継ぎと抑えをやらせてもらったんですけど、いい試合もあったり、打たれてしまう試合もあったりで、秋に向けて課題が残ったなというふうに思いました。

――投手陣全体は振り返ってみていかがですか
1、2年生が先発でいって、自分は中継ぎということが多かったので、いつ投げてもいいように準備はしっかりしていこうと思いました。全体的に毎試合で結構点数を取られていたので、やっぱりピッチャーがしっかりしないといけないとは思いました。自分も先発でやりたいので、1、2年生には刺激を受けました。試合になれば頑張ってほしいという気持ちはあるんですけど、先発で行くための準備は常にしておきたいと思います。

――今年の明大の印象を教えてください
バッティングは鋭いスイングのバッターが多いです。その中でも足が早い選手も多くて、ランナーを警戒しながら長打を打つバッターもそろっているので、注意が必要な打線です。ピッチャーは上原さん、柳、星(知弥投手・政経3=宇都宮工)だったり、ベンチに入っているメンバーはいいピッチャーが多いです。自分も同じピッチャーとして、いいところは吸収しようと思っています。

――対戦してみていかがでしたか
甘い球は簡単に外野の頭を越えていくぐらい鋭いスイングをしていて、コントロールを低めに丁寧にというのは、絶対に大事だなと思わされました。やっぱり山(俊外野手・文4=日大三)さんは素晴らしいバッターです。秋に対戦機会があれば、低めを丁寧に甘い球を投げないように、コントロール重視でいきたいと思います。

――夏はどのようなことに取り組んできましたか
8月の北海道遠征までは走り込みをしていて、北海道では投げ込みをしていました。走り込みも投げ込みも順調にできました。あとは、自分の大事にしているコントロールを重要視して練習に取り組んできました。コントロールをよくするためには力んでしまうとコントロールにばらつきが出てしまうので、バランスの良いフォームで投げるということを特に意識しています。投げ込みでもある程度は自分の思ったところにボールが投げれるようになりました。そこは成果として出ているんじゃないかと思います。

――チームの勝ち方のイメージはお持ちですか
ピッチャー陣もバッター陣も両方が相乗効果で、とりあえずピッチャーは絶対に抑えないといけないので、ピッチャーがリズムを作ってバッターに打ってもらうという感じです。その中で自分は、しっかり3人でリズム良くアウトを取って打者につなげることが求められるものだと思います。ある程度の真っ直ぐをコーナーにきっちり投げ分けて、変化球と真っ直ぐを両方バランス良く使って抑えていきたいです。

――秋シーズンへの抱負をお願いします
先発を目標にして、先発できるのであれば勝ち星は5勝必要だと思いますし、どこで投げるかはわからないですけど、投げる機会があればゼロで抑えたいです。明治とは大事な一戦になると思うので、しっかり自分の練習したことを出したいです。

――ありがとうございました。


投手陣の柱を目指す森田選手
投手陣の柱を目指す森田選手


森田駿哉選手
――昨季を振り返っていかがでしたか

開幕投手を言われた時は自分でいいのかなという思いもあったんですけど、指名されたからには絶対に勝ちたいと思いました。とにかく一人一人を抑えることだけを考えてマウンドに上がりました。1つ勝てたことは良かったんですけど、そこからは勝てなかったので、そこは悔しかった部分もあります。勝てた試合もあったと思いますし、一球で試合が変わったかなというのがあったので、いい経験ができたというもあるんですけど、悔しさが残ったシーズンだったと思います。チームとしてはミスが点数につながったりして負けたというのが多かったので、そこはしっかりやらないといけない部分かなと思いました。どの試合も紙一重の試合でした。

――印象に残っている試合はございますか
早稲田の2戦目で先発させてもらったんですけど、7回にツーアウトから逆転打を浴びたというのが一番印象に残っています。あの場面でしっかり抑えて勝っていれば、優勝のチャンスも広がったと思うので、そこで勝ち切れなかったというのが自分の甘さであったり、心の弱さであったと痛感しました。序盤は自分の球を投げることができましたが、終盤になってどんどんきつくなってきたので、スタミナだったり、一球に対するこだわりというものをこだわっていかないといけないと感じました。

――明大にはどのような印象をお持ちですか
ピッチャー目線からしても、明治の投手陣は全然打てないなというのを感じます。上原さんは真っ直ぐで押して、変化球も真っ直ぐみたいな振りで放っています。何よりも負けないというところが上原さんのすごいところだと思います。自分も上原さんが投げれば勝てるみたいな、そういうピッチャーになれればいいです。

――春は対戦してみてどうでしたか
自分は2回で交代したんですけど、どのバッターもちょっと甘ければヒットにしていくのでやりにくいというのは感じました。チームとしてはチャンスで一本出せたというのが勝ちにつながったと思います。山さんには1回の対戦でホームランを打たれているので、もう1回対戦できれば自分がどのくらいできるようになっているかというのも見てみたいです。プロにも行く方なので、そういうバッターをより多く対戦して、自分に足りないものをもって明確にしていきたいなと思います。

――夏に取り組んできたことは何ですか
自分は長いイニングを全然投げることができなかったので、走り込みや体幹の強化を特に意識して練習しました。ストライクゾーンで早いカウントで勝負できたり、そうすれば球数を少なく長いイニングで投げれるので。後ろのピッチャーに迷惑をかけずに一人でどれだけ放れるかというのが、自分の中ではひとつ楽しみな部分があります。真っ直ぐでしっかりファールを取れたり、三振を取れたり、勝てるピッチャーというのが自分の目標でもあるので、そういうのを自分の持ち味でできたらいいなと思います。

――刺激を受けている同級生はいますか
身近ではあるんですけど、早稲田の小島とは去年の高校の日本代表で一緒にやっていて、春も投げ合って負けてしまったので、4年間自分はライバルだと思ってやっています。観てる人を盛り上げられるような投げ合いを小島とできればいいです。

――最後に今季の抱負をお願いします
派手な野球ではないと思うんですけど、1点を取ったらその1点を全員で守りにいくような感じで、最終的に勝っていればいいなと思います。個人としてはリーグ戦でも先発が多かったので、バッター陣にいいリズムを作りながらしっかり抑えていくことをやっていきたいです。勇気を持って、相手にぶつかったうえで優勝に貢献できればと思います。自分たちは挑戦者だと思うので、一戦一戦戦って最後まで諦めずに戦いたいです。

――ありがとうございました。

[土屋あいり]


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