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新人記者のイチ推し選手!  (11)後藤滉平 不屈の精神で再び栄光を取り戻す  

 
 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。

 どん底を味わったスイマーが復調の兆しを見せている。後藤滉平(政経2=筑陽学園)はインターハイで平泳ぎ100m、200mを制覇。世界ジュニアでも3位入賞し明治に入学したがその後はスランプに陥る。そんな後藤が今再び栄光を取り戻そうとしている。
再起を誓い自分の泳ぎを求め続ける
再起を誓い自分の泳ぎを求め続ける


入学後の不調
 期待に応えられなかった。インハイ2冠、世界ジュニア3位という輝かしい成績を残し、名門・明大に進学。だが、所属クラブの変更、それに伴い練習のレベルが上がり当初はついていくのも厳しかった。さらには地元福岡を離れ、慣れない一人暮らしを始めたことによる生活の変化に追い詰められた。
 もともと緊張しやすい性格で、力んで試合に臨むと良い結果が出たことがほとんどない。期待の新人というプレッシャーと環境の変化に耐えきれず、1年次は思うような成績も自己ベストも更新できないまま終わった。当時を振り返って「辛くないときはなかった」と語る。

返り咲くため
 入学後のスランプで何度も水泳をやめたいと思った。しかしどんなに苦しくても練習を投げ出すことはなかった。所属クラブ柏洋スイマーズの森コーチからは前半後半でのペース配分の見直し、キックやストロークの改善点を指導された。「折れかけはするがその度に立ち直れた」と後藤。コーチの指導は故郷を離れた新天地で、練習を続けるための支えとなった。もちろん自分で壁を乗り越えようとする努力も怠らなかった。調子を崩したときは、自己ベストが出たインハイの100m予選での泳ぎを携帯で見て研究。高校の時とは体つきや力の出し方が変わってきているが、少しのひっかかりや手がかりを探した。さらに練習は「かく回数を制限したうえで、そのタイムをだす、もしくはそれ以上を出すという感じでずっとやっている」(後藤)。この方法で泳ぎの効率を上げた。
 その成果として今年の東京六大学春季対抗戦では3冠を、そしてインカレでは200mで7位入賞を果たし、自己ベストも更新。スランプ脱出の兆しが見えてきた。そしてこの先も誰よりも自分の泳ぎ方と真摯(しんし)に向きあい、期待に応えようとしていく。「レベルが高い人間の集団に食い込んでいきたい」(後藤)。高みを目指し泳ぎ続ける。

◆後藤滉平 ごとうこうへい 政経2 筑陽学園出 177p 70kg

[村田萌衣子]



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