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夏を越えチームに手ごたえを感じている


東京六大学野球 2015〜秋〜  (24)慶大戦事前インタビュー@ 大久保監督、横尾主将  

 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
 王座奪還を懸けた大一番を迎える。東大に連勝し勝ち点3で再び首位に躍り出た。4カード目の相手は2位の慶大。リーグトップの17本塁打、打率2割8分6厘の強力打線を誇る慶大は今季最大の難敵だ。慶大に連勝すると早大と法大の試合結果次第では優勝が決まる。陸の王者を下し、秋3連覇に向けて大きく前進する。(この取材は9月4日に行ったものです)


大久保秀昭監督
――新しく監督に就任されて最初のシーズンはいかがでしたか

ずっと試合は見ていたので今の六大学にはいい選手が集まりやすい状況になっているのかなというのはずっと感じていましたけどね。一部に集中していい選手が集まっているというわけではなくて、それぞれに特徴のあるいい選手が散らばっているというのは感じましたね。

――昨季の3位という結果はどう捉えていますか
上もあるし下もあるし、当然優勝は常に目標としては取り組んでいるけども、これは相手がありますからね。そういう面に関しては、優勝じゃないということは客観的に見たらよろしくないということだと思います。感じたのは優勝もあるけど、5位も、東大さんに負ける可能性もどこのチームも同じなのかなという感じはしましたね。春は早稲田が調子のいい状態の投打を2か月間維持したっていう感じでしたね。でもやっぱり夏を越えて成長する選手も当然出てくる。早稲田を倒すっていうのはもちろんですけど、早稲田だけが相手じゃない。ただ慶応も春よりは僕自身手応えを感じています。

――手応えというのはどの辺りにありますか
僕が1シーズン戦って大体の選手の能力を性格も含めて把握できてきたっていうのが1番大きいですかね。逆に選手側も監督がどういうところを目指しているのかなというのが何となく分かってきたのかな。例えばこの場面どんなサインが出るんだろうかとかそんなのも含めてですね。スムーズになってきたというのは感じています。過信じゃないけど、いい状態で戦えるのかなっていうのはあります。

――春は主軸が不調でした
横尾はそれなりにという感じですから、谷田、山本泰、齋藤この辺りの1番期待していた面々が軒並み機能しなかったっていうのがあります。それでも3位にこれたっていうのはよく健闘したのかな。いい時はいいけど、駄目な時にすぐ修正するんじゃなくて、修正する間もなく戦いが終わっちゃうみたいな感じでした。勝っている試合はピッチャーが頑張って粘ってという感じだったので、結局早稲田も強力打線と言いながらも投手が安定していたのが一番の要因だと思うし、野球はやっぱり7、8割はピッチャーですよ。投手力が勝敗を握っていると思います。

――今季も投手は加藤拓選手を軸にという形は変わりませんか
そうだね。急激になんて他の大学が羨ましいぐらいに次から次へと選手が出てくるわけじゃないから、慶応は特別見栄えが変わるというのはないんじゃないですか。投げている面子は一緒だと思いますよ。

――昨季Bクラスに終わった明大でしたが、どう見られていましたか
上原君(健太投手・商4=広陵)の不調というか結局ピッチャーでしょう。守備もそうですけど軸となるピッチャーがいて、シーズンで戦える。僅差のゲームになったらどっちに転ぶかっていうのはなかなかあれですけど、そういった意味では柳(裕也投手・政経3=横浜)も含めて計算が狂ったのかなという風には感じましたけどね。そこは間違いなく状態も上がってきていると思いますし、明治も強力なチームだと思っていますよ。でも柳は1戦目に投げたのも何ら不思議ではない。(評価しているのは)まんべんなく全球種ストライクとっていけるというところですかね。そんなに自滅という感じじゃないし、ベンチとしては計算しやすいタイプのピッチャーじゃないですかね。
(固定できなかったことも)だめだったらほかの選手がいるみたいなところが選手層の厚さなのかなとは思いますし、逆に言えば軸になる選手がいないのかなというのが。監督としてもセンターラインは固定したいっていうのが絶対あると思うんですよね、そこが決まらないっていうのは戦い方としては不安でしょうね。

――明大とは相性がいいというのは感じられますか
何なんですかね。僕は離れていたからあれですけど、たまたまそういうふうになっているのかもしれないし、僕は得意とか苦手とか気にするタイプじゃないから。ただピッチャーと相性がいいとかね、勝手にタイミングが合っちゃうとかそういうのはあるのかもしれないですね。それがたまたま明治の投手との相性が良かったりとか、逆に明治の打者はなんか合わねぇんだよなとか、そういうのはあるのかもしれないですね。

――最後に今季の抱負をお願いします
当然目標は優勝。みんな手強いからね。先を見ずに1つずつ勝ちを拾っていく、負けても諦めずに、切り替えて勝ち点を取りに行くという、それだけを考えています。

――ありがとうございました。


現在4試合連続本塁打中の横尾主将
4試合連続本塁打中の横尾主将

横尾俊建主将
――現在の調子はいかがですか
まあまあ順調にきています。バッティングの感覚もいいですし、良い状態でリーグ戦に入っていけるだろうと思います。

――この夏取り組んできたことはありますか
特に重点的にこれをやったというのはないです。毎日の練習で意識を高く1つ1つのメニューをこなしていくという感じでやってきました。

――実戦での手応えはいかがですか
自分のバッティングについては納得いく感じでやれています。チーム全体の雰囲気も社会人相手に勝てていますし、良くなってきていますね。チームとしてテーマがある訳ではないですけど、個人個人がそれぞれの役割をきっちり果たそうという感じです。

――改めて昨季を振り返っていかがでしたか
春は最後のところで優勝を逃してしまったので、とにかく悔しいシーズンでした。チームの雰囲気が沈んだ時にそれを良くしようとしたり、いわゆるキャプテンっぽいことは心掛けてはいましたけど、各自が課題をもってやっていたのでチームを引っ張る上での難しさはなかったです。

――ご自身の成績についてはいかがですか
OPSが9割8分くらい(実際は9割4分7厘)で、出塁率も4割を超えていたし、打率がぴったり2割5分、四死球が14で、納得はいく数字でした。リーグ戦は短期間なので、春は打率というよりも打球の質を求めていけばいいかなと思っていたので不満はなかったです。

――明大戦では10打数5安打2本塁打と大当たりで、昨年も明大戦で打っている印象でしたが相性の良さは感じていますか
そうですね、相性の良さはあると思います。明治は他の大学と違ってちゃんと勝負をしてくれるので、フォアボールも少なかったと思いますし、いい気持ちで打席に入れています。他の大学だとボール、ボールみたいな感じが多いので。

――先日のユニバーシアードにも大学日本代表として出場されていましたが、どんな大会でしたか
優勝できたことは本当にうれしかったですけど、まず善波(達也)監督の下で野球ができたということがすごくいい経験になりました。野球以外の私生活の面においても日本代表だからといって関係なく、1つ1つ細かいところまでよく見ていて、丁寧に教わりました。

――今季はラストシーズンとなりますが特別な思いはありますか
特にはないですけど、集大成なので一番いい結果で終わりたいなという気持ちはあります。来た球を全部打ち返すくらいでいきたいですね。

――最後にリーグ戦への意気込みをお願いします
チームとしてはとにかく優勝です。それと明治にも負けないように頑張ります。

――ありがとうございました


[萬屋直・尾藤泰平]


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