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高原が接戦を制し準決勝進出を決めた

バドミントン部  女子9年ぶりの3位! 男子は2回戦敗退に終わる/全日本学生選手権大会

◆10・10〜15 第66回全日本学生バドミントン選手権大会(大阪府立体育会館他)
▼男子団体
・1回戦
○明大3―0敬和学園大
・2回戦
明大1―3青学大○

▼女子団体
・1回戦
○明大3―0武庫川女大
・2回戦
○明大3―2専大
・3回戦
○明大3―2立命大
・準決勝
明大0―3筑波大○
 9年ぶりの高みに到達した。女子は関東大学リーグ戦1部昇格の勢いそのままに臨んだ全日本学生選手権団体戦。4年連続で2回戦敗退の壁に阻まれていたが、専大を破り関門を突破。3回戦でも立命大を激闘の末に下し、準決勝では筑波大に敗れたものの3位という快挙を果たした。一方、男子は青学大にゲームカウント1―3と2回戦敗退に終わった。

高原を笑顔で出迎える女子メンバー
高原を笑顔で出迎える女子メンバー
 喜びが爆発した。女子は3回戦、ゲームカウント2―2で迎えた第3シングルス、高原美由樹(文3=埼玉栄)の第2セットはジュースまでもつれ22―21。先にマッチポイントをつかむと、続く相手の返球はわずかにバックラインを越えコート外へ。高原のガッツポーズとともに、ベンチから歓声が沸き起こった。先行を許し一時は9―15まで差を広げられたが、切り替えて相手のミスを誘い18―18で追い付いた。「試合が終わってもまだ緊張してしまうくらい緊張した」(高原)と勝敗が委ねられた第3シングルスのプレッシャーに打ち勝ち、チームを準決勝へ導いた。迎えた準決勝では今大会で優勝した筑波大に力負けしたものの、1年間チームをまとめ上げた森朝香(文4=埼玉栄)は「ベスト4に残れてうれしい」と笑顔で4年間を締めくくった。
 実力での勝利を決定付けた。2回戦では関東大学リーグ1部2部入替戦で対戦し白星を挙げた専大と対戦。「一回勝っただけではまぐれと思われてしまうかもしれないから、専修には絶対に今回負けてはいけない」(高原)とチームでの意識は一つだった。入替戦同様、相手エースにシングルスで1勝を挙げられるものの、ダブルス2組が勝利し3―1で試合を決めた。二回の完勝劇はまぐれとは言わせない。1部昇格を決めた実力を見せ付け、ついに2回戦の壁を破った。

インカレで奮闘した武石(左)・西谷組
インカレで奮闘した武石(左)・西谷組
 男子は思うような結果が得られなかった。1回戦、敬和学園大に対しシングルスで2勝すると、リーグ戦出場経験のない武石優斗(商1=札幌第一)と西谷春樹(政経1=青森山田)が第1ダブルスとして選出。ファイナルセットまでもつれ込む危なげない展開だったが、取りこぼすことなくチームの勝利を決めた。続く2回戦の相手は青学大。シングルス1の小笠裕貴(政経2=名経大市邨)がストレート負け、シングルス2の澁谷勇希(政経1=埼玉栄)が逆転負けを喫し、後がない状況となった。「戦う前から負ける気がしていた」(小林俊也主将・政経4=埼玉栄)。チームの明暗を託された小林・櫻井恵介(政経4=埼玉栄)組は1セット目から声を出して士気を高めた。それでも「心のどこかでリーグ戦のことを考えてしまった」(櫻井)と入替戦での敗戦が頭をよぎる。終盤、ジュースでマッチポイントまで追い込んだが、焦りがミスにつながり23―25で落とした。2セット目でも流れを変えられずそのままストレート負け。トーナメント序盤の敗戦に選手たちはうなだれた。

 女子は最後の団体戦で有終の美を飾った。森を筆頭としたチームで「3つ勝ってベスト4に進めたのはチームにとって大きな一歩」(石田純コーチ)と来年の新チームに引き継ぐには十分な結果を残せた。森は「優勝も狙えると思う」と期待を残してその役目を終えた。男子は東日本選手権では優勝したものの、それ以降の結果が振るわない。「下級生である自分たちからチームを盛り上げていきたい」(澁谷)と1部昇格に向け、チームの再建を図る。

[西尾健三郎・谷澤優佳]

試合後のコメント
[1日目]
小林

「申し訳ないし、情けない。後輩に何も残してあげられなかった。しかも先輩から代々引き継いできてくれたものもぶち壊してしまった。後輩にも先輩にも申し訳ない。自分がキャプテンとして試合をやっていれる時間を伸ばしたかったのにそれができなくて残念。(青学大に対して)完全に緊張しちゃって、自分たちのプレーがまるでできなかった。やってきたことができないまま負けるくらいなら、後輩使ってあげた方が良かったと思った。終わってから思うのもなんだけど、もっと考慮すれば良かったとか考えてしまう部分はある。正直、戦う前から負ける気がしていた。先のことばかり考え過ぎていて、いざ追い込まれた時には遅かった。(今のチーム状況を見て)誰かが勝つのを待ってしまっている。個人戦で結果を出した人がいたらその人頼りにしてしまっていた。自分がそう思っていたから、後輩たちにもそう思わせてしまったところがある。そういうチームより誰が出ても勝てるようなオーダーができるようにしたかった。(バドミントンをこれまでやってきて)人に流されないようになった。特にキャプテンになってからは言わなきゃいけないことが出てくる。それは当然だけど、やっぱり嫌われたくないって気持ちもあって3年生までは言わなかったけど、キャプテンになってからは間違っていることはすぐに言うようにした。それでも自分のチームだから従いますって付いてきてくれた後輩がいたからこれまでやってこれた」

櫻井
「悔しいしかない。僕の4年間やってきたことがこの前のリーグ戦も含めて最後にこの結果になって、悔いしかない。(後輩に)2部とインカレ(ベスト)16で本当に謝っても謝りきれない。後輩にはこんな悔しい思いはしてほしくないから、できれば良い意味で捉えてそうならないように練習してほしい。リーグ戦が悪い結果だったから引きずらないように割り切ろうと思っていたけど、心のどこかでリーグ戦のことを考えてしまった。(負けたら)悔しいってことは今までも分かっていたけど、4年生で負けるのは本当に悔しい。それまでは無我夢中で1勝上げるためにやっていたけど、4年生になってからは責任感とかもより感じるようになったし、後輩にも負けてるところは見せられないと思っていた。(2回戦の相手は)技術的には上回っていたけど、自分たちが焦ってしまって引いてしまった。埼玉栄のときも厳しい環境でやってきて、明治でも恵まれた先輩後輩との関係の中で刺激し合ってきて、いろんな過程を経て気持ち的にも大人になった。だからこそ悔しい思いはあるけど、チームでやってきたことは今でも思い出にたくさん残っているし、掛け替えのないもの。結果はあまり出せなかったけど、明治に入れて良かったと思う」

澁谷
「1ゲーム目良い形で取って、2ゲーム目は競っていたけど後半で自分の良い流れになったのに、いらない余裕みたいなのができてしまった。そこでもう少し緊張感保って気持ち入れたままでやれていれば勝てていた。正直、負けるべき相手ではなくて、でも2ゲーム目を取られてしまったところからもしかしたら負けてしまうと思ってしまった。自分に流れがあるうちに勝ちたかった。3セット目は特にラリーだけになってしまって、相手に打たれた球を自分がただ返しているだけになった。それで結局最後は我慢しきれないところを決められた。(試合が終わって)結局、相手が勝ったってことは相手の方が強いのが事実。ここで力を出せたのが青学で、明治は気持ちが甘かった。(小林・櫻井組の試合を見て)最後だってこともあっていつも冷静に試合している二人も声を出してやっていたので、1ポイント取れなかったことが申し訳ない気持ちでいっぱい。4年生が二人だけで今まできつかったはずなのに、自分たちをしっかり引っ張ってくれたから感謝している。だからこそ自分たちが決めるって気持ちでやっていればもうちょっとうまくいっていたかもしれない。今全体的に負けている状況だから、下級生である自分たちからチームを盛り上げていきたい」

高原
「頭の中が真っ白で、コーチにもどこに入れても責任は一緒と言われてその通りなのに、自分が深く深く考えすぎてしまった。自分のいいプレーがうまくできなくて決め球も全部ミスしてしまうし、試合が終わってもまだ緊張してしまうくらい緊張してしまって、ああいう試合はやってはいけないと思った。(2セット目先行を許したが)いいようにやられすぎて、このゲームもう駄目かなってマイナスに考えてしまった。でもそんな気持ちの中で中盤から追い上げることができて、その時は大丈夫大丈夫って言い聞かせられたと思う。相手のスマッシュ、攻撃されて自分が点数失っていたから、こっちが攻めてカットしても引っかかってしまうから分かっている球でいいからストレートに思い切り打って次をつぶそうと頭の中で切り替えはちゃんとできたので、そこで勝負が分かれたのかなと思う。(9年ぶりのベスト4だが)本当にうれしい。うれしいし、やったなという感じ。とにかくうれしい。(2回戦の専大戦は)相手が高校時代の同期で常にライバルとして一緒に練習してきた仲間だったので、何も緊張することなく自分のプレーが淡々とできた。1回勝っただけではまぐれと思われてしまうかもしれないから、専修には絶対今回負けてはいけないとみんなで話していた。(1部昇格から勢いがあるがチーム状況は)みんな前を向いていて、強気ですごくいいと思う」

[2日目]
石田コーチ

「僕がコーチになってから5年3カ月経つけど、インカレの団体戦で2日目準決勝に残るのが初めてで、平成18年ぶり。筑波大学はこの春でも練習試合もしていて、強いのは十分に分かっていたけど、壁のように跳ね返されてしまった。ただ3つ勝ってベスト4に進めたのはチームにとって大きな一歩。昨日体力使い果たして、今日体力負けした子ももっと体力がいるということを今回初めてやってみて分かったことだから、それは一つ一つの積み重ねとして良い経験ができた。これまで1部最下位がずっと続いていて、去年の秋に2部に落ちて今年の春に2部優勝したけど、青山学院大学に跳ね返された。でも、そこからみんなが目覚めたと思う。春に入替戦負けた時は本当に負けん気があるのかということを聞いた。これは技術論ではなくて精神論になるけど、そこを掘り起こして日々の練習を自分たちで変えられるようになった。(コーチとしての5年間は)毎年キャプテンも変わればチームも変わるから、5人それぞれのカラーに合わせて指導した。(今年特に驚いたことは)秋リーグの東京女子体育大戦で5―0で勝ったこと。いつも頭2つ取られてあと3つを取る試合をしていたけど、キャプテンの森が相手のエースをストレートで勝ったのが良かった。それが森本人の復活にもなってすごくうれしかった。だからこそその試合が今回のインカレベスト4につながった。僕が辞めて環境が変わっても一人一人が自分で考えて練習してほしいと思っている」

森女子キャプテン
「ベスト4に残れてうれしい。でも個人的にシングルスを勝てなかったのは悔しい。(試合は)1ゲーム目勝っていたのに取りこぼしたメンタルと2ゲーム目体力が無くなっちゃったのがあって差を感じた。(対戦相手は)他にもショットが正確で、こっちの球を読んで打ってくるなどのゲームメークが良かった。(インカレが)最後だから、自分が出ても出なくても勝って良い形で終われれば良いと思っていたから、結果を見ればみんな頑張ってくれたと思う。東日本があまり良くなくてリーグ戦以降から勢いづいて良い流れでインカレの結果を出せて良かった。それぞれの試合で誰かが取られたら自分が取らなくちゃいけないという気持ちが強くて、ベンチのメンバーもすごい盛り上げてくれてチームの一員として応援してくれた。(4年間を振り返って)あっという間だった。1〜3年生の時は楽しくできたけど、4年生になってからは下もいてキャプテンでもあったから、違う視点で考えなきゃいけなかった。その時期は大変で試合も勝てなかったから長く感じた。それでも最終的にチームが勝てたから自分のやってきたことは間違っていなかったと思う。(これからのチームは)下級生も試合でたくさん活躍しているから、これから練習重ねていけば優勝も狙えると思う。次の新人戦は優勝してほしい」

高崎真美(政経3=日本橋女学館)
「筑波はリーグも優勝しているし、インカレも去年優勝している相手だったから、向かっていく気持ちしかなかった。それでも自分たちに足りないものがたくさんあってその結果だったと思う。来年に向けて代も変わるし、自分たちで考えなきゃいけないこともたくさんある。それでも自分たちが明治に入ってからは一番良い成績だったから前向きに捉えている。(9年ぶりのインカレ3位で)今年は2部のチームで1部に上がったばかりなのに、チーム力で勝てたのはうれしい。(秋季)リーグ戦初日を負けたことによって、そこからみんなの気が入った。だからインカレにも気持ちが継続できたんだと思う。東日本インカレが終わってから全員で総当たりをしてからみんなの意識が高まって、負けて出れない人は悔しい気持ちもあるけど、出た人には頑張ってほしいからサポートを全力でするし、出た人は絶対ポイントあげる気持ちでやっていた。(4年生の中で)久保(沙織・農4=高松商)先輩が試合に出れていない中でダブルス陣の中で一緒に練習していて、だからこそ最後の試合も出れない人の分までポイントを取ろうと思っていた。今後は前衛の強化に努めていければもっと上に行けると思う」

村上晃(商2=青森山田)
「(相手のダブルスは)二人とも自分と同い年だったから、高校の時も試合した時があったけど、その時よりも強くてうまかった。前までは勝てていたからこそ悔しい。それでも強い相手と戦えたから、これが次につながればいい。正直最終日まで残れると思っていなくて、ここまで頑張れて良かった。次は新人戦で(高崎)真美先輩とは組めないけど、明治大学として団体戦を優勝目指して頑張りたい」


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