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新人記者のイチ推し選手!  (8)渡辺裕介 強さの追求 まだ見ぬ全国チャンピオンへ  

 
 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。

 両ハンドを駆使した鋭いドライブで相手を圧倒する。渡辺裕介(商1=明徳義塾)が学生卓球界の王者、明大の未来を背負う。高校3年次に高校総体準優勝。大学入学後まもなくの春季リーグ戦ではシングルスに出場する他、森薗政崇(政経2=青森山田)とのダブルスに大抜擢。新人戦では単複優勝を成し遂げその名をとどろかせた。
我慢強さに裏打ちされたプレーで勝負を仕掛ける <
我慢強さに裏打ちされたプレーで勝負を仕掛ける


負けず嫌いの忍耐力

 全国デビューは卓球を始めてわずか1年後のことだった。5歳のころ家族の通うクラブに連れられ始めた卓球。6歳のとき本人も期待していなかった県予選を見事突破した。予想外の全国出場が本格的に卓球に取り組むきっかけとなった。
 小学6年生まで毎年全国の舞台に立ち続けた。しかし、才能の片りんを見せ付けながらも、思うような結果は出ない。「ずっとランクに入ることができなくて悔しかった」。全国大会の小学生の部ではベスト8でランク入りだが、渡辺の最高成績はベスト16。「もっと強くなりたい」。この悔しさは渡辺の負けず嫌いに火を点けた。中学は高知県の明徳義塾を志願。明徳義塾は毎年のように全国出場を決める強豪校だが、山中に位置し周囲には遊び場どころかコンビニさえもない。携帯電話の使用も禁止され、練習が終われば掃除や洗濯など身の回りの整理と毎日が強化合宿のよう。「我慢する力とか踏ん張る力は他の選手には絶対負けない」。6年間で培った忍耐力は今後どんなときも渡辺の味方だ。

強気で誓う全国制覇
 気迫あふれる攻めの卓球が持ち味だ。「両ハンドで攻めるのには自信がある」。フォアでもバックでもドライブを打つことができる両ハンドを生かし、前陣で豪打を放つ。課題は細かい台上技術のコントロール。攻撃的なプレーはそのままにスキのない卓球を模索していく。
 「全国で優勝したい」。関東学生新人戦では7年ぶりの単複優勝を果たした渡辺も決して満足はしていない。秋季リーグ戦ではチャンスでのミスが響き勝ち切れず、悔しさをにじませた場面もあった。団体戦インカレ、秋季リーグ戦の優勝を逃した明大。渡辺の成長はチームの飛躍に欠かせない。「強くなりたい」という幼い頃の誓いは現在でも胸にある。まだ見ぬ全国の頂点へ。戦いは始まったばかりだ。

◆渡辺裕介 わたなべゆうすけ 商1 明徳義塾高出  171p・58kg

[田中愛]


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