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ラストシーズンに復活を期す


東京六大学野球 2015〜秋〜  (20)東大戦事前インタビューA 辰亥選手、山本俊選手、柴田選手  

 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
 優勝争いを前にして決して負けられない一戦だ。前カードでは春の王者・早大との1点を争う接戦に粘り勝ち、連勝で勝ち点を奪った。現在勝ち点3の慶大が首位に立つが、勝率では明大がトップだ。今カードの相手はリーグ最下位の東大。しかし試合内容を振り返れば開幕戦から早大を苦しめ、法大1回戦では白星を挙げるなど今季の東大は油断ならない。確実に勝ち点を奪い、再び首位に躍り出る。(この取材は8月26日に行ったものです)

辰亥由崇選手
――昨季を振り返って

ケガとかいろいろあって正直何もできなかったシーズンでした。(チームが勝ったことは)自分が何もできない中で何ができるかなと考えてやってきたので、勝ててうれしいんですけど、一方でその場に自分が選手として立てなかったことには悔しいという気持ちはあります。(明大2回戦では序盤好投も中盤に失点)終盤になって疲れてくると、どうしても球威やコントロールが悪くなってしまって打たれるということは今まで多かったので、そこは反省する部分としています。

――現在の調子はいかがですか
今はやっとリハビリの成果が出てきて投げられるようになったところです。これからという感じです。基本的にまだ立ち投げで少し座らせているぐらいなので、まだどんどん上げていかないといけない段階かなという感じです。春が終わってからこの間ぐらいまで本当に全然投げていなかったです。投げられなかった時期はリハビリをしっかりやって、投げる以外のランニングなどのトレーニングをやってきました。下級生にすごくいいピッチャーがたくさんいるので、これまでみたいに自分が投げていかないと駄目みたいなチーム状況ではないので、しっかりいいピッチングができるようにして、仮に短いイニングであってもしっかり投げてどこかでチームに貢献できるようにしたいです。ただ今のチーム状況で自分にできる役割を考えていきたいです。

――現在のチームの雰囲気は
一つ勝てて多少重荷というかプレッシャーから解放されて少し気持ちは楽になったかなという気はするんですけど、1個勝ったからといって自分たちが強くなったかといわれたらそうじゃないし、今までと自分たちが一気に変わったわけではないので、やるべきことも変わらないし、他大の人たちに一つ一つ挑戦していくしかないのでそんなに変に自分たちを過信したりとかは無いと思います。今まで通り挑戦していくということは忘れずにやっていかないといけないです。

――最後のシーズンになります
本当にやり切ったなと思えるようにしたいです。(ケガが)思ったより長引いているので焦りはあります。でもさっきも言ったように中途半端な状態で投げてもチームに迷惑をかけるだけなので、本当にしっかり自分が投げられる準備をしてマウンドに行けるようにやっていきたいです。

――秋への意気込みをお願いします
しっかり神宮のマウンドで自分の力を出し切って勝利につなげられるように頑張ります。

――ありがとうございました


重い直球が武器だ
重い直球が武器だ



山本俊選手
――昨季を振り返って

1戦目をま任せてもらったんですけど、思うように投げられたことが少なかったですね。相手のバッターとの勝負というよりは自分のフォーム、調子との戦いになってしまったシーズンでした。コンディションの問題で、整えたつもりでもうまくいかなかったところとかがありました。

――ストレートへの意識は
昨年の秋までは速ければいいかなと思っていたんですけど、実際対戦してみて、当たり前のことなんですけど速ければいいってもんではないと思いました。やっぱり速いってことは絶対打ちづらさにはなるとは思いますが、ストレートの速さよりもキレだったりとか、そういう方にシフトしつつあります。

――春以降の取り組みは
今の自分にとっていいキレのある球を投げるということとコントロールというのは近いものがあるのかなという感じがして、リリースが安定すればそこでしっかり球に力を伝えられるし、コントロールもぶれなくなるなというところに気づきました。そのためには下からつくるのが大事だなと思ったので、下半身強化であったり、使い方であったりに重点を置いてやってきました。

――浜田監督が山本俊選手をエースだとおっしゃっていましたが
自分では任されるような結果を残せていないのでまだそうは思えないですけど、自分が投げて抑えるんだという気持ちはあります。試合の中で冷静さが前より出てきたというか、変に力だけで抑えるのではなくバッターの動きとかを見て、今は力を抜いて軽く投げた方がいいなとか、結果として少ない失点で抑えられるようになってきたので、監督はそこを見て言ってくれたのかなと思います。(エースの自覚は)秋の結果を見てからですね。1戦目を投げることがエースということではなくて、こいつが打たれて負けるなら仕方ない、こいつが勝てないならしょうがないと思われるのが僕の中でのエースだと思っています。

――フォームについては
春のフォームはいい時はいい、駄目な時は駄目という感じではっきりしたシーズンでした。いいフォームで投げられればフォームのことは気にせずにしっかりバッターを見て勝負できるんですけど、そういう意味では前よりフォームが固まってきたというのがつながったのかなと思います。

――昨季は連敗を止めたシーズンでした
1勝しただけなので、これからだなという感じです。あと自分が勝ったわけではないので、それは悔しいですし勝ちゲームをもっと自分の手でつくっていかないとなという、責任感が芽生えました。勝ったうれしさももちろんあるんですけど、あそこで最後まで自分が投げ切りたかったという思いもあります。多少複雑な気持ちにはなりました。

――室蘭合宿はいかがでしたか
ランですね。とにかく走りました。もう走ってしかいないです。砂浜が近くにあったので、その砂浜を平均で6〜7qは走って、その後も階段走ったりとか、結構きつかったです。

――秋はどのようにしていきたいですか
もう少しバッターを見て勝負していきたいです。春はどうしても自分との戦いになってしまっていたので、相手のバッターを見てやれたらと思います。防御率よりも勝ちということで、このシーズンで3勝したいなというのは目標にしています。勝てるチームの原動力になれればいいかなと思います。

――秋への意気込みをお願いします
勝ち点3というのをチームの目標に掲げているので、それを達成するために自分がチームを引っ張って、それこそエースに、本当の意味で頼られるピッチャーになりたいなと思います。

――ありがとうございました



勝利を引き寄せるリリーフエースだ
勝利を引き寄せるリリーフエースだ




柴田叡宙選手
――昨季振り返って

ずっと94連敗してて、それを一つ止めることができたのは意味があるシーズンだったと思うんですけど、結局チームとしては勝ち点3という目標を掲げて1勝に終わってしまったので、まだまだ甘いのかなと思います。

――昨季は10試合に登板しました
昨年はリーグ戦で全く投げていなくて、今季最初は何も分からずとにかく一生懸命投げるという感じで結構打たれることもあったんですけど、試合を通していく中で、どうやったら抑えられるのかというのがリーグ戦始めよりは感覚がつかめたのかなと思います。2試合連続で投げるとスピードが落ちたりコントロール悪くなったりというのがあったので、今は同じように土日投げれるスタミナをつけれるようやっています。

――法大1回戦を振り返って
昨シーズンではあの試合が1番コントロールもある程度定まっていて、ストレートも自分の中ではそこそこいい感じに投げられていたので、短いイニングなら何とか0に抑えられるかなという感じでした。(最後の打者を三振に打ち取った時は)すごくうれしい気持ちではあったんですけど、まだまだ勝ち点を取ったわけでは無かったので、あと1勝しないといけないなという次の目標も見えました。勝利投手にはなれましたけど、自分が先発して投げて勝ったというわけではないですし、運に恵まれたものだと思うので、しっかり自分の力で勝利投手になったと言えるような形で秋はもう1勝できるようにやっていきたいと思います。(勝利を決めるも淡々と整列したが)監督さんから、東大がずっと連敗してる間も相手の選手は真剣に戦ってくれていて、たかが1勝できたからといってばかみたいに騒ぐのは違うかな。という話が出ていたのと、あと単純に勝ち点取れたわけでなく1勝だけだったということだと思います。

――秋に向けての取り組みは
真っすぐの球速が遅くて、空振りとか見逃しとかを取れる場面が少なくて、それで苦しい場面になったときにどうしても変化変化みたいになってしまい、ピッチングの幅が狭まってしまいました。それで困ったときに頼れる真っすぐが欲しいなという印象をすごく受けたので、真っすぐの球威やスピードを上げたいと思ってやってきました。ブルペンでは良くなりつつある感じはあります。

――秋の目標は
チームとしては春と同じで勝ち点3です。他大と対等に戦うための力を付けるというのをチーム全体で意識していると思います。個人的には、春は防御率が4点台後半だったのですが、勝ち点3を取るために投手陣としてどれだけの防御率に抑えなければいかないかという話し合いになって、2点台1点台という結論になったんで、自分もリーグ戦を投げる以上は防御率で2点台1点台と、できるだけ長いイニングを投げてその数字になれるようやっていきたいと思います。

――最後に意気込みをお願いします
春は1勝に終わってしまったんですけど、秋はチームとして勝ち点3、6勝、7勝していけるように本当にピッチャー陣がしっかりしていかないとその数字は見えてこないと思うので、多くの試合を接戦で1点、2点のゲームにしていけるように責任感を持ってしっかり任されたイニング0に抑えていきたいと思います。

――ありがとうございました


[原大輔]

●東京六大学野球 2015〜秋〜のバックナンバー

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