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同じ左打ちの外野手として下級生次から活躍する良き仲間だ(右が菅野)


山俊『1』〜未知への挑戦〜  (17)チームメイトが語る 菅野剛士  

 東京六大学リーグ通算127安打。48年前に高田繁氏(昭43農卒)が打ち立て、幾多の名選手が超えることのできなかった記録を約半世紀の時を経た今年、山俊外野手(文4=日大三)が塗り替えようとしている。通算127安打超えは射程圏内だ。「何でも1番になる」と志願した背番号『1』。そして見据える先はまさに、未知の領域。伝説を作る日は刻々と近づいている。
 一番近くで山の活躍を見続けてきた。1年次からお互いに試合に出場し、同じ左打者、同じ外野手、さらに打撃練習の班も同じ。そんな環境で4年間切磋琢磨(せっさたくま)してきた菅野剛士外野手(法4=東海大相模)。リーグ戦では4番に座り、山と共に打線のキーマンとして打席に立ち続けている。そんな菅野から見た山の選手像とは、いかなるものなのか。

 不調の中でも安打を放てる。山のことを「調子が良くなくても、ボールを見ることがなくて、思い切りがいいバッター」と分析。ボールを見ずに振っていく。山にはこの積極性があったからこそ、ここまで安打を積み重ねてこられたと菅野は見ている。
 大記録達成は、山の俊足なしには成し得なかったことだろう。実際に127本の安打のうち、24本が内野安打と数字にもよく表れている。山も「これ(内野安打)が一番自分らしいヒット」と自信を持っている部分だ。「足が速いところが本当にうらやましい」。山の足は菅野もうらやむ大きな武器となっている。

 チームの主軸として下級生時から存在感を放ってきた菅野と山。意外にも野球について話すことはあまりなく「ライバルなどと意識することはない」という。しかし「よく一緒にご飯は行ったりする」とプライベートでは仲が良い。お互いにライバル視せず、良き仲間でいる。こうした関係が2人を大きくさせていったのかもしれない。そして残り3カード、リーグ戦も佳境を迎える。優勝のためにはこの2人のスラッガーの活躍がカギとなるのは間違いない。勝利の中心には必ず菅野と山がいるはずだ。

次回の特集は「東大戦総括」です。


[西村典大]

●山俊『1』〜未知への挑戦〜のバックナンバー

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