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新人記者のイチ推し選手!  (6)田中龍太 大成長を遂げ頭角を現した新星  

 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。
 自己ベストを大きく塗り替え、驚異の躍進を見せたルーキー田中龍太(法1=鹿児島実業)。独特の陸上人生を持つ上、入部時の5000mのベストタイムを約9秒更新し、14分01秒10をたたき出している。今後の駅伝出場にも期待が懸かる田中の活躍に目が離せない。

無二の道のり
 田中の陸上人生は周りに影響を受けながら作り上げられてきた。きっかけは小学生の頃に、持久走で1位を取るべく水泳陸上少年団に入団したこと。中学生の時はバスケットボール部に入るか悩んだが、友達の多さで陸上部への入部を決意。始まりこそ周りの影響ではあったが、その中で着実に実力を上げていった。
 明大入学を決めた大きな理由は憧れである有村優樹前主将(平27商卒)の存在だ。高校の先輩でもある有村は、田中が成し遂げられなかった全国高校駅伝制覇を創部初の形で達成。また全国都道府県対抗男子駅伝では2大会にわたり同じ鹿児島代表として出場した。これらの経験から「その人のいた大学で自分も強くなるかなと思った」と田中。有村の背中を追いかけ、明大に入学した。


存在感を放ち始めた田中
存在感を放ち始めた田中

新エースの卵
 大幅なタイム更新だった。入部時の5000mのベストタイム14分10秒45から、現在は14分01秒10と約9秒更新することに成功。以前のベストタイムは高3の時に出した記録だが、9秒を更新することは容易ではない。しかし独自の練習方法がそれを可能にした。大学での過酷なトレーニングを「ジョグでは抜いたりペースを落としたりしている」と調整。このような自分のペースに合わせた練習が走力向上につながった。田中がタイムを更新した一方で、同期にはすでに13分台の坂口裕之(政経1=諫早)がいる。坂口は以前から注目されていたが、現在は「ライバル的存在」(田中)と食らいついている。強みであるラストスパート、そして驚異の伸びしろを武器に坂口から1年トップの座を奪ってみせる。
 目指すは明大のエース。駅伝出場も見込まれており、自身も「走ってみたい」と出場意欲を表明。また田中は理想の選手像を「練習態度であったり、レースでの強さとかでチームを引っ張っていける選手」としている。今までは周りに影響されてきた。だが今度は周りをけん引するべく、大物ルーキーは成長を止めない。

◆田中龍太 たなかりょうた 法1 鹿児島実業出 173p 59kg

[渡邊弘基]


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