検索
 HOME > ラグビー部


八幡山日誌  (130)対抗戦最初のヤマ場 筑波大との一戦に臨む  

 
 対抗戦最初のヤマ場に臨む。明日の対抗戦2戦目は、昨年の選手権で年越しを阻まれた因縁の筑波大との対戦だ。完封勝利を収めた立大戦に加え、ここで勝って勢いを付けたい一戦。今日の練習で最終調整を行い、FW・BKともに万全のコンディションで筑波大との対戦に挑む。 

 負けられない戦いがそこにある。昨年冬の大学選手権、7―43で筑波大に敗れ4強入りを果たすことができなかった。日本一への道を断たれ、大きな悔しさを味わった選手たち。それだけに、明日の筑波大戦が対抗戦最初のヤマ場と言える。屈強なFWで前に出るプレースタイルの明治に対し、瞬足の選手が揃うBKが核となる筑波大。「相手のFWにブレイクダウンとセットプレーからプレッシャーをかけていく」(右LO小林航・法4=明大中野八王子)と、やはり明治の重戦車で筑波大を打ち破ることが勝利の絶対条件となる
 
<br>リラックスした表情を見せる中村主将<
リラックスした表情を見せる中村主将

 明治の本領が発揮される。立大戦ではリザーブに回ったHO中村駿太主将(商4=桐蔭学園)が明日の筑波大戦で先発復帰。「チームにエネルギーを与えられるようなプレーでまとめたい」(中村)と意気込む。頼もしい主将の復活に、チームの士気も高まる。
 昨年1年生ながらメンバー入りした左CTB梶村祐介(政経2=報徳学園)もリベンジに燃える。去年のBK陣は低いタックルに入れず、ディフェンスで相手を止めることができなかった。「今年自分がテーマにしてきたディフェンスのラインアップをしっかり意識してやっていきたい」と梶村。この1年で得たものすべてを明日の試合で出し切ることができるか。FWとともにBKも一体となって突き進む。

 前半戦最大の鬼門を乗り越え頂点へ。「積み重ねてきたことをどれだけ80分で出せるかということがカギ」(左FL田中健太・営4=大阪桐蔭)。明日は、昨年の雪辱に燃える熱い闘争心に加え、いつも通りのプレーを意識した冷静さも必要となる。まだまだ対抗戦は始まったばかりだが油断はできない。日本一に向けて勝って弾みをつける。


[長谷川千華]

◆対抗戦 対筑波大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR植木 悠治(政経4=常翔学園)
9.SH浜野 達也(文3=西凌商)
16佐藤 公彦(法3=明大中野)
2.HO中村 駿太(商4=桐蔭学園)
10.SO堀米 航平(商2=流経大柏)
17久原 綾眞(政経2=佐賀工)
3.PR祝原 涼介(情コミ1=桐蔭学園)
11.WTB紀伊 浩太(文4=日川)
18吉岡 大貴(農2=日向)
4.LO東 和樹(政経4=京都成章)
12.CTB梶村 祐介(政経2=報徳学園)
19尾上 俊光(政経3=尾道)
5.LO小林 航(法4=明大中野八王子)
13.CTB松浦 康一(政経4=佐賀工)
20近藤 雅喜(商3=東海大仰星)
6.FL田中 健太(営4=大阪桐蔭)
14.WTB成田 秀平(営3=秋田工)
21三股 久典(政経2=佐賀工)
7.FL桶谷 宗汰(営3=常勝学園)
15.FB田村 煕(営4=国学院栃木)
22川田 修司(情コミ4=桐蔭学園)
8.No.8田中 真一(法3=国学院久我山)

23高橋 汰地(政経1=常翔学園)


今日のコメント
小村淳ヘッドコーチ
 
「春からやってきたことを継続し、夏にも良い準備をしてきたから大丈夫だと思う。セットピースを強みとしているが、須藤や塚原などケガ人が出ているのが誤算。それでも祝原とか入ってきたばかりの若い選手が入って、まず個々のスクラムでのフィジカル面が強くなってきた。それが8人でまとまってきつつある。そういう意味ではまだまだメンバーが変わってバックアップメンバーが上がってある程度まで来たところから少しダウンするが、でも12月まではまだ時間がある。一つの鬼門として筑波大戦で、特に祝原がどれくらい組めるかというところ。筑波大はBKにタレントもいて、慶応戦ではミスが多かったからああいう結果になったが得点能力や攻撃力は高いチーム。いかにFWでプレッシャーをかけてBKでバックラインをしっかり止められるか。アタックに関してはうちも良くなってきているのでさほど差は出ていないと思う。2年前はBKの平均体重が筑波大より4キロぐらい軽かったが、今の筑波大の体重はわからないが、当時は84キロぐらいだったはず。ざっくり計算したらうちは84、85あるから負けていない。あとはスピードとデシジョンのところでいかに上回れるかが大事。こないだの立大戦ではああいう試合負けてだったのでタックルは少ないが、BKは成功率が100パーセントだった。去年は成功率が70パーセント以下だったがここまで上がってきた。今までやってきたことを遂行して精度を上げていけば、今の明治なら筑波大を上回れる」

HO中村駿太主将(商4=桐蔭学園) 
「(今日の練習は)少しミスもあったけどいい雰囲気でできた。筑波大には去年最後に負けているので絶対に勝ちたい。今年こだわってきたブレイクダウンとセットピースとスリーフェイズのところをしっかり出そうと話した。筑波大はいいランナーがそろっているのでディフェンスをしっかりやりたい。個人としてはチームにエネルギーを与えられるようなプレーをしてチームをまとめたい。去年最後に負けてしまってシーズンを終わらせられてしまったチームなので、しっかりリベンジを果たしてチームとして良い流れに持っていけるように頑張りたい」

左PR植木悠治(政経4=常翔学園) 
「今週はここまで積み上げてきたブレイクダウン、セットプレーといった基本的なこと、やってきたことは同じ。筑波は力があるので、自分らはチャレンジャーという気持ちで頑張っていきたい」

右PR祝原涼介(情コミ1=桐蔭学園) 
「今日はいつも通り試合前の感じで、ミスはあったが良い準備ができたと思う。筑波は個々が強いので、そんなにやったことがないからわからないけど、相手というよりは自分たちがやるだけ。立大戦は個人のタックルとかミスがあったりしたので、そこのミスをなくして一つ一つの精度にこだわってやってきた。筑波戦はセットプレーを自分はPRなので安定させることと、ボールを蹴るのも突破を意識してやっていきたい」

左LO東和樹(政経4=京都成章) 
「橋本、木村、山内ら向こうのキーマンに仕事をさせないようにしていきたい。FWとしとはいつも通りセットプレー、ブレイクダウンからプレッシャーをかけていく。前半の大事な試合なので、全力でがんばる」

右LO小林航(法4=明大中野八王子) 
「相手の強みはBKなので、その動きに対する対策はしっかりしてきた。スタッフ陣のお陰で分析もできた。本番では相手のFWにブレイクダウンとかセットプレーからプレッシャーをかけていく。対抗戦前半のヤマ場なので、ここで勝てばチームの士気も上がると思うし、ここで負けているようでは帝京大や早稲田には勝てないと思う。油断している意識とかは一切ないし、挑んでいきたいと思う。スコア的にはこちらが取る点数も大事だが、BKを止めて0点に抑えることが重要。個人としてはラインアウトの安定。相手の穴を見て積極的にボールをもらっていきたいと思う。とにかく明日は勝ちにこだわる、それだけ」

左FL田中健太(営4=大阪桐蔭) 
「筑波戦は前半戦の山場という風にチームでは考えていて、今日は筑波に対して自分が今まで夏合宿とかで準備してきたことをどれだけ出せるかっていうことを最終確認しながら練習した。筑波はみんなで頑張ってやるチームだし、BKも良い選手がいるのでそこで前に仕掛けてきてアタックしてくるという印象。今日はFW、BKともに積み重ねてきたことをどれだけ筑波の80分で出せるかということがカギになってくると思うので、そこで今やったアタックの確認だったりディフェンスの位置とか間隔とかそういうのを今日見直して、BKもFWも気合いは入っているので明日しっかりできると思う。自分は対抗戦2戦目としてしっかりみんなのために体を張って相手のアタックを止めて、アタックではしっかり相手のディフェンスを止められるように体で負けないように当たっていきたいと思うし、4年生として周りに声かけるとか試合の中でもプレーでもコミュニケーションの場面でも声出して頑張っていきたいと思う」

右FL桶谷宗汰(営3=常翔学園) 
「筑波大は去年最後に負けた相手なのでFWもBKもすごく気合いが入っている。筑波大は毎年安定して力を持っている。手を抜いたらやられてしまう相手なので、全員が気持ちにスキなく準備していると思う。FWはセットピースでプレッシャーをかけていって、筑波大はBKが力を持っているチームだと思うのでディフェンスラインを上げてプッレッシャーをかける。あとは全員がワークレートを上げてさぼらないでやることが大事。筑波大はBKの展開力があってFWも突破力のある選手が何人もいるので、一人一人が自分の仕事をやっていけば大丈夫だと思う。勝ちたいです」

No.8田中真一(法2=国学院久我山) 
「この前の筑波大対慶応を見に行って、やはり(筑波大は)BKのアタックが強いなと。自分たちはFW戦で戦っていきたいと思う。セットプレーでディフェンスでもオフェンスでもプレッシャーをかけて行きたい。この一週間もFWで圧倒しようとチームでも言ってきたので、セットプレー、ブレイクダウンを重視してやってきた。個人として気をつけたいのはキックケアのところ。相手がBKチームでやはりキックが多くなってくると思うので、エイトとしてBKと連携してケアしていきたい。明日は前半戦のヤマ場としてフォーカスしてきた試合なので、いい準備をしてしっかり勝てるようにしていく」

SH浜野達也(文3=西陵商業) 
「今日はみんな若干緊張していて少しミスもあったが、明日は自分たちがやってきたラグビーができればいいなと思う。春からまずは筑波大戦に向けて頑張ってきたので高ぶるところと今までやってきたことを全部出そうという緊張はあるが、思いっきりやるだけ。明日は個人としてはエリア取りのキックとかテンポ良くパスをさばくことに集中して、あとはFWがスクラムやラインアウトを頑張ってくれると思うので、自分とSOの航平(堀米)でうまくエリアを取って敵陣に運ぶようにゲームメイクをしっかりしたい。相手はSHが動いてCTBやWTBに強いプレイヤーがいてそこにうまくボールを運んでくるチームなので、自分がしっかりSHをマー クしてFWにもSHをマークさせるように声をかけて、相手の思うように攻撃をさせないことが大事。自分は、FWが抜かれてしまったときに9人目のFWとしてタックルする。監督やコーチからは毎回体を張るようにと言われている。自分自身でもフィジカルは強くなったと思うので、それをしっかり生かしてディフェンスを頑張りたい。96人の分を頑張らなければいけないので多少プレッシャーもある。勝たなければいけない相手なので、全員が一丸となって勝ちにこだわって、それに自分の今までやってきたことがつながってくると思うのでチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」

SO堀米航平(商2=流経大柏) 
「練習は筑波を想定した。BKが強い。エリアマネージメントをしっかりやってゲインすること。昨年の悔しさがある。負けれない」

左CTB梶村祐介(政経2=報徳学園) 
「今日は全員コミュニケーションも取れて、ミスはあったがその後の反応も良かったので、良い練習ができたと思う。昨年の大学選手権で筑波に負けているので、ディフェンスが崩壊して負けたのもあって、ディフェンスのコミュニケーションとディフェンスのラインアップを意識しながらやってきた。それも春夏しっかりはまってきているので、明日は良い感じになると思う。筑波戦はシーズン最初の中で一番大事な試合だと全員がわかっていて、昨年のリベンジも含めて絶対に勝たないといけない相手なので、僅差で勝つんじゃなくて圧倒して勝てるように、前半の最初からどんどん飛ばしていきたいと思う。筑波はBKにキーマンが多くて特に12番の鈴木さんであったり14番の山内さんであったり、一人で取れる選手が揃っているので、その選手にボールが行く前にまずしっかりディフェンスで前に上がって止めることさえできれば、明日は明治が勝てるんじゃないかなと思う。鈴木さんとの1対1で絶対負けないようにするのと、今年自分がテーマにしてきたディフェンスのラインアップをしっかり意識してやっていきたいと思う」

右CTB松浦康一(政経4=佐賀工) 
「筑波の印象は、BKのスピードとFWの機動力がある。夏合宿からディフェンスをフォーカスしてきたからディフェンスでしっかり抜かれないように頑張れば勝てると思う。まだ対抗戦2試合目で、今までやってきたことを出していきながら残りの対抗戦や選手権に繋がるような試合にしたい」

FB田村熙(営4=国学院栃木) 
「筑波大には去年対抗戦では勝てたけど選手権で筑波に負けて終わっている。そういった意味では結構思い入れのある相手。展開力があって難しい相手ではあると思う。筑波のFWは体を張ってくるから、それに対して明治のFWがストレスをためないことと、BKも筑波は良い選手が多いので走りあいとか勝負になった時に例年苦しんでいるかなと思う。SOでFBで特にどちらをやりたいとかは無く、チームの状況に応じたい。チームが良い方向にいくならポジションはどちらでも良い。今週の練習は、春から同じことをやってきたからその精度を高めた。細かいコミュニケーションとかも確認した。春から一対一で負けないこと、チームのコミュニケーションやボールを持っていない時の動きとか基本的なスキルからやってきた。前半の山場ということはチーム全体で理解してると思う。そこをリーダー中心に体を張ってファーストプレーでチームが乗っていけると思うので気持ちを入れて体を張りたいなと思う」

三股久典(政経2=佐賀工) 
「この2試合目が結構ヤマ場ということ、そして選手権のリベンジということでチームとして勝つといういい雰囲気できている。ディフェンス、アタックともに相手を想定した動きをBの人にやってもらったり、した。あとは本番で出すだけ。去年同様リザーブは途中から入ったら流れを変えるということが大事だと思っている。立大戦では自分の強みであるサイドアタックが通用したので、強い相手になってもそこはチャレンジしてアピールしたいと思う」

久原綾眞(政経2=佐賀工) 
「去年の対抗戦では勝ったがセカンドステージで負けてしまった。去年の勝木組が負けてしまったということで、リベンジとして一つの壁として考えてきた。FWはセットプレーの大事さを夏合宿で学んだので、自分はスクラムとモールの核になるということを頑張ってきた。あとは個人スキルだがタックルとかブレイクダウンでプレッシャーをしっかり掛けていきたい」

近藤雅喜(商3=東海大附仰星) 
「春からやって夏をこえてやってきたことを出すだけ。いつもと変わらず、FWはボールコントロールだとかの練習を。筑波はここ最近大学トップに入ってきて、要所要所に良い選手いっぱいいて機転がきくチーム。そこが筑波の強み。(昨年は)筑波も対抗戦調子よくなくて、つまずきながらのシーズンで最後に力を出してきたっていうのは自力があるってこと。去年も分もあるので、勝ちたいなとシンプルに」

川田修司(情コミ4=桐蔭学園) 
「今日の練習は少しミスもあったが、明日もう一回切り替えてアップのところからしっかりやっていきたい。去年筑波大に負けて上級生が引退していったので落とせない。今年最初のヤマ場。しっかり勝ちたい。明日は今までやってきたことをやる。筑波大はデシジョンで逆目にも振ってくるので、そこでFWとBKのコミュニケーションが大切になってくる。僕は明日後半から出ると思うので、ディフェンスでもアタックでもチームにエナジーを与えられればと思う。勝つために入りの10分、前半10分と後半10分をしっかりやって、最終的に勝利できればいいなと思う」


●八幡山日誌のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: