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その手腕で今季こそ優勝へと導く


東京六大学野球 2015〜秋〜  (9)開幕前インタビュー 善波達也監督  


 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
 秋季は過去7季で4度の優勝へと導いている善波達也監督。団結力、選手層の厚さなどの面で春からのチームの成熟を実感している。夏場の取り組みに対し確実に手応えをつかむ善波監督も、目指すはもちろん優勝の一点のみだ。(この取材は9月6日に行われたものです)

――現在のチームの調子はいかがですか
リーグ直前の今は体力を追い込みながら試合をしています。体と気持ちをばてさせている感じです。そこから状態を上げていきたいなと。リーグ戦は2カ月間あるのでこうやって体力を付けとかないと簡単に乗り切れないので、今はそんな感じです。

――チームのまとまりはいかがですか
今年は大丈夫かなと思います。4年生のラストシーズンにもなるし、そこは4年生がよく認識してやってくれているので大丈夫でしょう。学生コーチもしっかりしています。「こうした方がいいんじゃないですか」とか「こうじゃないですか」とか本来言いにくいようなこともしっかり伝えてくれたりしています。頼りになりますね。

――オープン戦の収穫と課題は何ですか
リーグ戦に出してもいい選手の層が厚くなってきました。それは大きな収穫かな。下級生も含めてです。1年生は入学して半年くらいになって、体力が上がってきて木製バットや大学のスピード感にも慣れてきました。全体的に上級生もレベルアップしてくれています。それでも出られるのは9人だけなので、厳しいレギュラー争いをしています。だいぶ状態は良くなってきました。それでももう少し打てばいいのになという試合はありますね。これはリーグ戦の時に打てばいいかなと思っています。課題は一球に対する執着心。普段からもう一回きちんとその心を持って、一球一球の扱いをしたりきちんとした考え方などの面でもしっかりとした準備をしながらやってほしいです。ワンプレーに集中していくことがリーグ戦への最後の課題です。

――投手の起用法はどうなりますか
投手の中心は上原(健太投手・商4=広陵)、柳(裕也投手・政経3=横浜)、星(知弥投手・政経3=宇都宮工)、齊藤(大将投手・政経2=桐蔭学園)です。あとはその時の状態で入れ替えたりしていく感じです。この4人がしっかりやってくれればリーグ戦は戦っていけると思います。
上原は変化球は合格です。上原は変化球の軌道、コントロール、打者に向かって落ちたり散っていくという感じは相手が打ちにくそうに見えます。真っすぐの質だけもう少し上げていきたいなという感じです。直球がもう少し良くなると、いいであろう変化球がもっと有効になります。相乗効果で打たれにくい投手になると思います。春にケガをした指は今は全く気にしない状態です。秋はやってもらわないと。彼の今後の野球人生でもこの秋の一球一球は重要な一球一球になると思うので、自分のためにもチームのためにもしっかりやってもらいたいですね。結果で答えてもらいたいですね。応援してくれている方のためにももちろん。(柳は1回戦の先発か)状態であったりリーグ戦の状況であったりで入れ替えていくことはあります。現時点で1回戦はたぶん柳か上原のどちらかです。星はリーグ戦の流れ次第ではもしかしたら先発もありかと思います。齊藤も先発の練習をさせているので、その4人は先発できる状態になっています。

――続いて野手の起用はどのようになりますか
野手は守備面では坂本(誠志郎主将・文4=履正社)が要です。一塁は佐野(恵太内野手・商3=広陵)が一番近いです。二塁は渡辺(佳明内野手・政経1=横浜)。三塁は石井(元内野手・営4=履正社)とか吉田(大成内野手・国際3=佼成学園)。遊撃は宮内(和也内野手・政経4=習志野)がもう一つほしい。外野は菅野(剛士外野手・法4=東海大相模)、山(俊外野手・文4=日大三)。あと1ポジションは小倉(貴大外野手・文4=関西)、上西(達也外野手・営4=明大中野八王子)、佐藤(優太外野手・文3=白樺学園)とかです。そこが成長してきているので、状態を見てという感じです。
菅野はとても良い状態でできているかなと思います。守備もですが、特に打撃は4番を打ってもらって信用できるレベルになっているので。山はゲーム感がまだ足りないかな。坂本はほぼ順調です。スローイングも春ひじを少し気にしていたけど全く心配ないです。打つ方はもっと打つに越したことはないんだけどね。スタートの立大戦で打ってくれればいいでしょう。この3人の他にクリーンアップの候補は佐野恵。打撃の選手なので。上西とかはいいところに入ってくる可能性はあります。(内野手では1年生が競争に入ってくるか)渡辺はレギュラーかなって感じですね。オープン戦の打率が菅野か渡辺かというくらいよく打っている印象があります。春は練習で死球が当たって途中でリタイアしてしまったけれど、今季は1シーズンいけるかなという感じです。技術的な面は大丈夫だと思います。いい打撃をして、守りも二塁を守っている連中では一番信用しています。2カ月乗り切れるか体力面に不安がありますが。あとはそこですね。

――山選手は通算安打記録、菅野選手は通算二塁打記録更新が近づいています
山も菅野も今まで通りのシーズンをやれば抜くことになると思います。歴史あるリーグで名前が残るというのは素晴らしいことです。きっと打つでしょう。

――この夏に伸びてきた選手は誰ですか
佐藤、内海(朗外野手・政経3=明大中野)とかは伸びてきているような感じはします。内海にはいつも視野を広くしろと言っています。そうするといい選手になるので。本当にチーム一の努力家ですからね。

――4年生への期待はいかがですか
4年生が活躍して秋優勝するというのが学生野球として最も好ましい姿なので、ぜひそうなってほしいです。きっとやってくれるでしょう。秋の方が勝つ確率が高いチームみたいだからね。

――明大史上初の秋3連覇が懸るシーズンです
何連覇という数字はあまり気にしながらやらないので、とにかく1シーズン1シーズン優勝しなきゃいけないという強い気持ちでやっているので。3連覇だからよしやろうという感覚は全くないです。いつも通りそのシーズンに向かって戦います。3連覇という、何連覇というのは嫌いなことじゃないので、結果的にそうなったらいいです。神宮大会の2年連続準優勝は頭にあります。準優勝はいかんだろうと。優勝しないとだめですね。今度は優勝しなきゃいけないなと強く思います。

――今季の意気込みをお願いします
ぜひ閉会式で坂本が天皇杯をいただく姿を見たいです。それを目指して、それで4年生が手にできるように天皇杯を持ち帰りたいです。

――応援して下さるファンの方々へメッセージをお願いします
いつも7回の校歌が聞こえてくると「この回校歌聞いて力付けて終盤いくぞ」と。それは毎回恒例です。ここからが勝負だぞと。神宮で校歌を聞くとよしやるぞという気持ちにさせてもらえます。本当に応援の声とか姿は、選手にすごく力を与えてくれて、勇気をもらえて後押ししてもらっているのでね。ぜひそれに応えたいなと、いつもそういう気持ちでやっています。その後押しがあれば選手は神宮で活躍してくれると思うのでいつも通り熱く応援してもらいたいなと思います。

――ありがとうございました。

[森光史]

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