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チームの勝利が遠のく敗戦に高野(右)・宮嶋組は悔しい表情

バドミントン部  男女ともに黒星スタート 目標達成へ暗雲/関東大学秋季リーグ戦

◆9・12〜21 平成27年度関東大学バドミントン秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)
▼男子(1部リーグ)
 明大1―4中大○
  水間●0―2西本
  澁谷○2―0近藤
  高野・宮嶋組●1―2海谷・中田組
  小林・櫻井組●0―2大関・川端組
  高野●0―2吉川

▼女子(2部リーグ)
 明大2―3東京情報大○
  十河●0―2井上
  瀬川●0―2石橋
  高崎・村上組○2―0井上・岡田組
  鈴木萌・瀬川組●0―2石橋・西浦組
  高原○2―0濱田
 秋季リーグ初日、男女ともに開幕黒星スタートとなった。男子は1―1で迎えた第1ダブルスの高野将斗(商3=埼玉栄)・宮嶋航太郎(商3=埼玉栄)組がまさかの敗戦。続く小林俊也主将(政経4=埼玉栄)・櫻井恵介(政経4=埼玉栄)組も嫌な流れを止めることができずストレート負け。この時点でチームの敗戦が決まった。終わってみれば昨季覇者・中大に1―4と大差をつけられ完敗となった。女子は2部昇格を懸けて初戦に挑んだがシングルスを2つ落として出ばなをくじかれ、そのまま2―3で東京情報大に敗れた。苦しい開幕戦となった。

[男子]
 エースの敗戦が響いた。1―1で迎えた第1シングルスに出場した高野・宮嶋組。1セット目を21―14で危なげなく取得したあとの2セット目。途中まで優位に試合を進め、このセットもものにするかと思われた。しかし「先に自信満々に前入られて、こちらが乱れた」(宮嶋)。17―14から積極果敢な相手の攻めに6連続でポイントを許すなどして逆転され、19―21でこのセットを落とした。3セット目も接戦に持ち込むが、相手の勢いが上回った。18―21でこのセットを落とし、高野・宮嶋組は1―2で敗戦。1―2と後がない状況、そして何よりエースの敗北にチーム全体が浮き足立った。「相手にいった流れを止めるという自分の役割ができなかった」(小林)。続く第2ダブルスの小林・櫻井組も踏ん張り切れずストレート負け。この瞬間、開幕黒星が決定した。「ひとつ歯車が狂いだしたら駄目になるというのが出たのではないか」と小林。秋季リーグ初戦。団体戦の怖さを思い知らされた一戦になった。

 残り4戦、リーグ戦におけるカギをルーキーが体現した。小さなほころびが命取りになる団体戦。重要になるのは「我慢」だ。第2シングルスに出場した澁谷勇希(政経1=埼玉栄)が「我慢」の1勝を挙げた。1セット目を勝ち取った後の2セット目は1点を争う接戦。17―14と3点リードも終盤にかけリズムに乗ってきた相手に同点に追い付かれた。しかし「我慢して、相手が我慢し切れなかったらそこがチャンスだと思って最後まで集中切らさずやれた」(澁谷)。17―17と同点の状況から一気に攻め立て4連続得点で試合を決めた。これに対し小林は「今日出場した全員が澁谷のように相手が崩れるまで我慢できていれば勝てたと思う」とコメント。諦めない我慢。勝とうという気持ちを持ち続ける我慢。勢いづくルーキーを教本に巻き返しを誓う。

[女子]
 開幕白星発進とはならなかった。初戦の相手は春季リーグ戦を4―1で快勝した東京情報大。十河茉由(商1=高松商)、瀬川桃子(商2=埼玉栄)が第1、2シングルスで奪取され早くも後がなくなった。第1ダブルスで出場したのは高崎真美(政経3=日本橋女学館)・村上晃(商2=青森山田)組。「相手の流れを止めたかった」(高崎)と出だしから完全にペースをつかみ、終始リードする形でストレート勝ちを収めた。しかし、鈴木萌(商4=とわの森三愛)・瀬川組があとを続けずに敗戦。チームの黒星が決定付けられた。その後の第3シングルスで勝利を挙げた高原美由樹(文3=埼玉栄)は試合後に「全戦勝つつもりでいた分、ショックが大きい。今後にも不安が残る」と動揺した表情で語った。それでもあとの4戦を勝ち抜けば2部優勝の可能性はまだまだある。ここで一度気を引き締めて一戦一戦を大事にしていきたい。

 リーグ戦初日が終わった。男女ともに悔しい結果に終わり、それぞれの掲げる目標はわずかに遠のいた。女子は1部昇格に向け、もう一歩も引けない戦いが続く。一方男子は明日、早大が相手だ。東日本選手権では準決勝で下した宿敵だが、それでも古賀・齋藤組という早大の絶対的エース不在の中での勝利。東日本のようにはいかないだろう。しかし「向こうは強いが崩せない相手ではない。どれだけ自分たちが我慢できるかが試される。我慢し続ければ勝てると思う」(小林)。万全の相手を倒してこそ本当の勝利となる。昨季覇者に喫した敗戦を糧に、最大のヤマ場に挑む。

[原大輔・西尾健三郎]

試合後のコメント
小林主将

「東日本では勝ったが春は負けている相手でこっちは挑戦者なので、そういう気持ちは忘れないでいこうという話はしていた。蓋開けてみると東日本優勝したというのがもしかしたらどこかでチーム全体のおごりとしてあって、それが出ちゃって足元をすくわれたのではないかと感じる。東日本でも第1シングルス取られてそこから勝っているので、今日も同じように第2シングルスいけたがやはり団体戦の怖いところなのかもしれないが、ひとつ歯車が狂いだしたら駄目になるというのが出たのではないかという感じ。やはりエースである高野、宮嶋がチームの誰もが負けるとは思っていなかったのが負けてしまった。その現実をチーム全体が受け入れられず、こういうときもあるんだというのを東日本のときに一回味わっているのにも関わらずそこで浮き足立ってしまった。そこでひとつ我慢してこういう状況もあるというのをしっかり自覚してやっていけていればよかった。結局高野、宮嶋が負けたあとに入るのが自分たちだったので、4年生、キャプテンの意地として相手にいった流れを止めるのが自分の役割だったのだができなくて、今日の敗因はそこ。流れを自分が止められれば勝っていたし、止められなかったから負けてしまった。東日本では高野、宮嶋が負けても踏ん張れたから勝てた。今日はそこで自分が踏ん張れなかった。キャプテンとしては大事なところで踏ん張るというか、負けずに勝ち切る、相手に流れを渡さないというのがあるべきだと思うので、それができなかったのは非常にチームに迷惑かけて申し訳ない。澁谷は相手が崩れてくれるまで我慢できたから勝てた。今日出た全員澁谷みたいに相手が崩れるまで我慢できていれば勝てたと思う。そこを先に自分たちが崩れたから負けたのではないか。いいプレーどうこうではなく、みんな勝ちたいので、勝つためには澁谷みたいな自分が調子あまり良くなくても相手が嫌になるまで我慢し続けるというのがあと4戦大事になる。明日の早大戦は東日本では勝った相手だが、そのときにはすごい選手がいなかった。明日は3ポイント取って勝ち切るまでどうなるかわからないという危機感があれば勝てると思う。緊張感持ち続けて油断することなくやらないといけない。向こうは強いですけど、崩せない相手ではない。どれだけ自分たちが我慢できるかが試される。我慢し続ければ勝てると思う。我慢というのは気持ちで負けないというか、絶対に折れそうになるときはあると思う。相手に勢いがあって自分たちが負けてて…と気持ちが折れそうになったとき勝負の世界はまだ何があるか分からない。そこで諦めないためにも諦めない我慢というか、勝とうという気持ちを持ち続ける我慢というか。辛いと思いますけどそれが重要なのではないかと思う。とりあえず明日は3ー0で勝ちたい」

宮嶋
「2ゲーム目勝てたところを逆転されて、相手がそれで乗ってきてみたいな、勝ち切れなかった。相手に先に自信満々に前入られて、こっちが乱れたというか、そんな感じ。ファイナルもラリーにはなってたが全部相手優勢のラリーみたいな感じだった。やはり負けた原因はずっと相手が先手でこっちが後手にまわっていたこと。澁谷がせっかく勝ってくれたのにつなげなくて申し訳なかった。明日は格上なので負けて元々ぐらいの気持ちで、しっかり相手の胸借りて今日の分しっかり勝ちにいきたい」

澁谷
「東日本では相手のエースはいなかったですけど勝ったので、今日も勝って流れに乗りたいと考えていた。東日本で一回やっていたので慣れている部分もあって、相手の調子も良くなかったので気持ち的に楽にできたかなと思う。自分の調子はいつも通りだったのでそれが良かったのかなと思う。2ゲーム目終盤は正直相手の方がリズムに乗っていて、自分は我慢して相手が我慢し切れなかったらそこがチャンスだと思って最後まで集中切らさずやれた。相手よりミスが少なかったのが一番の勝因。あとはしっかりチャンスを待って相手が攻めてきたのをしっかり拾ってというのができたので、それがよかった。チームに波を持ってこれたかなとは思ったが、今日の負けは受け止めて、明日しっかり切り替えていければと思う。今日は4年生が最後のリーグというのがあって、東日本とちがって独特の雰囲気とかがあって少しやりづらかったのかなと思う。(夏に成長した部分)試合中も冷静に考えてできるようになったのは進歩かなと思う。明日の早大戦はエースがいるからこそ、そこに勝てばもっといい雰囲気になると思う。エースがいても勝ち切れるように自分が一本とって勝ちに結びつけられたらと思う」

高原
「全戦勝つつもりでいた分、ショックが大きい。今後にも不安が残る。春季も勝っていたから5−0でも良かったと思う。(最初に2本取られて)後がなくなってその後のダブルスもシングルスもすごく弱気になっちゃうし、流れとかも(勝敗に)大きく関わっていた。(調子は)ここ最近では一番軽かったし、良かったと思う。1セット目はシャトルの飛びを把握できてなくてアウトばかりしてしまった。逆にそれだけだったから2ゲーム目は抑えて打って、チャンスを待って攻め切れたと思う。自分らが挑戦者の気持ちを持つのは難しいと思うけど、いつでも向かっていく気持ちでいけばこれから勝てると思う」

村上
「自分たちは0ー2で回ってきて、相手の流れを止めたかった。ストレートで勝てたけどやっぱり他が勝てなかったから、まだまだ全体で足りない部分があると思う。特に応援は大事。応援の力だけで勝てるとは言えないけど、自分は結構大事だと思っていて出てない人ももっとできることがあったと思う。全体で絶対に勝つっていう欲が足りない。下級生は相手がチャレンジャーとして向かってきても跳ね返す勢いでやってもらわないといけない。自分たちは東日本の個人戦の結果が駄目だったから不安だったけど逆にその悔しさを今日はぶつけられたと思う。まだまだ足りないけど(調子は)良かった。(今日は負けたけど)まだまだ優勝はあるから、明日からの勝率や1ポイントを大事にしていきたい」


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