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今季こそ投手の柱になる


東京六大学野球 2015〜秋〜  (2)開幕前選手インタビュー 上原健太  

 秋3連覇と日本一へ。昨季は4位と苦しんだが夏場を経てチームも個々も成長。今季の覇権奪回へ準備は整った。明大史上初の秋3連覇、そして4年ぶりの明治神宮大会制覇まで一丸となって突き進む。
 チームのために復活を誓う。上原健太投手(商4=広陵)は期待を一身に背負い迎えた春、悔しさの残るシーズンに。夏のキャンプでは取り組みを例年と大幅に変え自身と向き合った。エースの責任を背負い、得意の秋で有終の美を手中にする。(この取材は9月4日に行われたものです)

――開幕も近づいてきましたが現在の調子はいかがですか
 良かったり悪かったりを繰り返しています。少し落ち着かせればある程度安定してくるかなというところです。(桐蔭横浜大戦完封勝利)あまりきれいなヒットを打たれなかったというのと、ランナーを出してから失点されなかった部分は良かったと思いますが、リーグ戦で先発するには最低限の働きです。特にこれといった球はないですが、変化球でストライクを取れたというのが(きれいなヒットを打たれなかったことに)つながったかなと思います。

――オープン戦では先発、リリーフと様々な形で登板を重ねていますが
 特に新しく試していることはないですが、真っすぐがどれだけ通用するのか、威力でどこまで圧せるかというのを試しています。自分の形どうこうよりもチームとしてうまく機能する、そういう試合づくりをしていかなきゃいけないので、テンポの良いピッチングというのを求めています。

――手応えはありますか
 真っすぐは、完全に良いという訳ではないです。良い日があれば悪い日もあり、差が激しすぎるという状態です。スピードが弱くなっているのはやはり力が弱くなっていることなので、ひとつの課題です。スピードが落ちてしまっていてもそれをカバーできる何か、変化球やコントロールで勝負したいと思っています。変化球はスライダー、チェンジアップとフォーク。相手の反応や投げている感覚で心配することはないので、あとは真っすぐがどれだけ上がってくるかです。

――ユニバーシアードでは自分の球を試したいと言っていました
 日本の野球はレベルが高く、みんな信頼できるメンバーでした。自分は自分の球を投げることに集中することもでき、手応えもありました。今度はどれだけリーグ戦で出していけるかというのが大事だと思います。一緒に金メダルをとったチームメイトが他のチームにいるので、どれだけ通用するかというのを楽しみながらやっていきたいです。

――高森キャンプはいい形で終えたという話がありましたが
 リーグ戦に照準を合わせて、良い調子で持っていくために良いスタートが切れたキャンプでした。大体ピッチャーはキャンプで球数をほおって、という形になるんですけど、今回は感覚が狂わないように、少しでもおかしい部分がないように慎重に慎重に取り組みました。良い状態を常に持っておくために、どう維持していくかという方法に近いような気がします。

――夏から現在までのチームの雰囲気というのは。
キャンプでは、投手陣の中で条件が色々あった中で、それぞれの状態に合わせて対応していて意欲的に走ったり、違うトレーニングをし、やらされている感じが消えました。でも(開幕に向けて)まだはっきり固まっている感じではないので、あと少しの時間で固まることができれば存分に力を発揮できるんじゃないかなと思います。特に4年生が最後というのを感じてついてこようとしている姿を、試合に出てるような下級生に対しては感じています。

――リーグ戦中にはドラフト会議もあります
 あまり考えてもどうにもならないし、自分でどうにもできないので。とにかくできることをやって評価してもらおうという意識でいます。自分が良ければ1位指名もしてもらえると思うので秋どれだけいけるかというので覚悟をしていくつもりです。大学野球終わった後にまたレベルアップしてプロの世界に入らないといけないなという意識を持っていますし、もしプロでやれるなら息の長い選手になりたいという憧れもあります。

復活へ、確実に歩みを進めている <
復活へ、確実に歩みを進めている


――最後の秋を迎えます
 次のリーグ戦がラストという実感はないです。でも神宮でリーグ戦をやるのは最後なので思いっきって自分らしいプレーをして、最後納得して終わりたいです。誠志郎(坂本誠志郎主将・文4=履正社)とはどういう状態にしろ、その時のベストを尽くすしかない、と話しています。

――2、3年次には防御率0点台を記録するなど秋は調子がいいですが
 要因の一番は4年生の団結力。それがチームにとっていい影響を与えていて、自分にとってもよく現れたんじゃないかなと思っています。自分自身秋には何があるという訳じゃないです。4年生最後のシーズンで投げさせてもらえるというのが自分にとってものすごく責任があることで、重いことでした。それがいい形で現れたんだと思います。

――今度は自身が4年生となってむかえる秋です
 今までの4年生の気持ちと言うのもだいぶ分かります。結果がどうなるかはやってみないと分からないですけど、最後後悔だけはしたくないです。どういう結果であっても最後はやり切ったと言えるように。その中でも優勝を目指してやるというのが一番です。

――最後に意気込みと目標をお願いします
 優勝して終わりたいです。その気持ちの中で4年生がまとまってやっていきたいです。そこが一番。数字の目標はないです。自分たちピッチャーが抑えれば、勝ち星挙げればチームは勝つので。チームにいい影響を与える投球というのが一番優先すべきことなので、数字にはこだわらないようにします。

――ありがとうございました

◆上原健太 うえはらけんた 商4 広陵高出 190cm・86kg 投手 左投左打

上原 昨季・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
昨季
109
24 2/3
22
13
28
1.46
通算
50
12
645
155
130
50
144
33
1.92



[川合茉実]


●東京六大学野球 2015〜秋〜のバックナンバー

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