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7回に痛恨の同点打を許した金子

硬式野球部  早大との準決勝で逆転負け 2季ぶり優勝とはならず/東京六大学春季新人戦

◆6・1〜6・3 平成27年度東京六大学春季新人戦(神宮球場)
▼6・2 準決勝 早大戦
 明大5―7早大○
準決勝
明大
早大×

(明)水野、坪井、●金子―氷見、小野
(早)二山、奈須、清水、○柳澤―吉見
【本】(早)佐藤晋@ソロ(水野=2回)
【二】(早)佐藤晋(7回)、宇都口(8回)
(明)◇犠打3 稲見(1回)、水野(2、3回) ◇併殺1 ◇残塁13 ◇盗塁5 逢澤2(3、5回)、稲見(5回)、竹村(8回)、中澤(8回) ◇失策2 氷見(5回)、生山(8回)
 早大との新人戦準決勝に敗れ優勝奪還とはならなかった。先発の水野匡貴投手(農2=静岡)が2回に本塁打を浴び1点を先制されるも3回、前試合に続く打者一巡の猛攻で4得点しリードを奪う。しかし中盤以降は攻め切ることはできず、反対に7、8回に勢いを付けた早大打線に4失点と逆転され5―7で敗れた。2季ぶりの優勝を逃し、慶大との3位決定戦に回ることとなった。

 勝負どころで粘投できなかった。5─3で迎えた7回。1死一、二塁のピンチからリーグ戦でもリリーフとして4試合に登板した金子大地投手(商1=春日部共栄)がマウンドを任された。しかし早大4番の佐藤晋に初球をいきなり左翼手頭上へと運ばれ、この日4打点目になる適時二塁打で1点を返されると、続く吉見にも適時打を打たれ同点に追い付かれる。さらに併殺崩れの間に走者が返り勝ち越しを許した。「信頼して出してもらったのに、期待に応えられず情けない」(金子)。試合終盤に勢いを付けてきた打線を前に、チームを救うことはできなかった。
 投手陣は合計10四死球と大乱調。先発の水野も6回を投げ5四球を出した。2回に佐藤晋に左翼スタンドへ運ばれ先制されると、その後は「気持ちの面でどこか逃げているというか、守りに入ってしまっていた」(水野)とカウントを稼げず、自身で苦しい状況へと追い込む形となった。後続を任された投手陣も四球で出した走者を還すなど、ミスが響いた。

8回表2死満塁の逆転の好機に東原は三飛に倒れた
8回表2死満塁の逆転の好機に東原は三飛に倒れた


 再逆転とはならなかった。5─6と1点差で迎えた8回。2死から竹村春樹内野手(政経2=浦和学院)が遊撃への当たりをヘッドスライディングで内野安打とすると、6回から登板し抑えられていた早大の柳澤が安定感を欠く。2連続四球で満塁とし、迎えた一打逆転の場面。3回に同点打を放った東原匡志外野手(商2=天理)が打席に入り期待は高まった。しかし2ボールから直球で追い込まれると最後も148kmの直球を力なく打ち上げ三飛。「何が何でも打つ」(東原)と最大の好機に挑んだが、ものにすることはできなかった。
 勢いに乗ることはできなかった。3回には先頭の竹村から連打などで無死満塁とすると、東原、河野祐斗内野手(文2=鳴門)の連続左前適時打で逆転に成功。打者一巡4得点を奪うなど攻め立てた。しかし6回から柳澤がマウンドに上がると、この日最速150kmにもなる威力ある直球を前に手も足も出なかった。柳澤が四球で崩れた8回以外、攻撃は3人で淡白に終わった。「(3人で)抑えられてしまったというのも相手に流れを渡してしまった」(東原)とその後の逆転につなげられる結果となった。


 2季ぶりの優勝を決めることはできなかった。主将を務める竹村は試合前、投手中心に守り勝ち、好機を一発で決める野球をすると話していたが、どちらもが崩れ勝利への流れは止まった。「今日負けた悔しさをぶつけていく」(竹村)。雪辱に燃えるチームが3位へと照準を合わせ、次戦の慶大との3位決定戦でのリベンジを誓った。

[川合茉実]

◆明大打撃成績◆
打順守備名 前
(中)逢澤(関西)四球一飛左安  四球    左飛  
(右)稲見(日大三)三ギ三振二ゴ  中安    遊飛  
(二)竹村(浦和学院)四球  左安四球三振    遊安  
(一)太田(広陵)三振  遊安左飛  一飛      
 中澤(高崎)              四球  
(三)宮崎(履正社)四球  投選四球  三振      
 荒井(前橋育英)                  
 片岡(倉敷商)              四球  
 生山(明大中野八王子)                  
(左)東原(天理)三ゴ  左安三振  三ゴ  三飛  
(遊)河野(鳴門)  四球左安中飛          
 小野(愛工大名電)            三振  三飛
(捕)氷見(豊川)  遊選四球  三振  四球  三振
 打遊吉田有(履正社)        三振  四球  三振
(投)水野(静岡)  投ギ投ギ  三振        
 村上貴(松山東)            三振    
 坪井(明大中野八王子)                  
 金子(春日部共栄)                  
 渋谷(安田学園)                二ゴ
    計30                  


◆明大投手成績◆
名 前球数
橋(向上)104
金子(春日部共栄)
外尾(佐賀西)38
◯森下暢(大分商)



◆ベンチ入りメンバー◆
18庭田(商2=松戸国際)13中澤(国際2=高崎)26吉田有(商1=履正社)
19齊藤(政経2=桐蔭学園)竹村(政経2=浦和学院)35村上貴(法1=松山東)
23水野(農2=静岡)16河野(文2=鳴門)片岡(政経2=倉敷商)
29南(情コミ2=明大中野)34渋谷(法2=安田学園)東原(商2=天理)
31金子(商1=春日部共栄)荒井(商2=前橋育英) 24稲見(法1=日大三)
12小林壱(理工2=飯山北) 14宮崎(文2=履正社)28逢澤(文1=関西)
22小野(文1=愛工大名電)15新原(経営2=尚志館)39田中(文2=明治)
32氷見(政経1=豊川)生山(営2=明大中野八王子)
太田(商2=広陵)21坪井(経営1=明大中野八王子)



試合後のコメント
主将をつとめ4出塁と奮闘した竹村

「力不足でした。四球から点を取られたり、打線もチャンスで点を取りきれなかったです。(決勝点は併殺崩れだったが)打球が弱かったですが、ゲッツーに入る早さ、ショートとのタイミングが若干ずれたかなと思います。(4出塁について)上位打線が調子が良くて、自分は3番でも出塁するのは変わらないので、その点は良かったです。3位決定戦は今日負けた悔しさをぶつけていきます」

3回に勝ち越し打を放った河野
「決勝戦がかかっていたので、何としても勝つ思いで試合に臨みました。(3回の適時打) 打ったのは高めのストレートです。前の東原がつなげてくれたので、自分もつなげようという気持ちで打席に立ちました。チーム全体でチャンスで点が取りきれませんでした。明日の3位決定戦でしっかり勝てるように頑張りたいと思います」

最大の好機を生かせなかった東原
「何度もチャンスで(自分に)回って来たのに凡退してしまいました。(2回の)あの流れをそのまま持って行きたかったんですけど、向こうも粘り強く、そこで粘り負けをしてしまいました。8回は絶対何が何でもという気持ちで打席に入ったが、向こうのピッチャーが上でした。(柳澤は)とにかく球が速かった。6回から登板して3人で抑えられてしまったというのも相手に流れを渡してしまったと思います。神宮は甘くないんだなと感じました。今日のことは切り替えて、明日は絶対勝って、3位で決めたい」

先発し6回を投げた水野
「初回からあまり良い調子ではなかったので、周りに迷惑をかけてしまいました。本塁打を打たれたのは失投で、自分のミスで点をとられました。気持ちの面でどこか逃げているというか、守りに入ってしまっている部分がありました。自分のスタイルはない投球になってしまい、ほんとに自分のミスでこういう試合になってしまいました。今日は技術的な反省というより気持ちの面での課題が見えました。とにかく明日の試合は(3位決定戦)はチーム全員で勝てるようにやっていきます」

7回に逆転を許し敗戦投手となった金子
「ピンチの場面で、ベンチが信頼してくれて出してもらったのに、期待に応えることができず情けないです。あんなピッチングでは通用しないです。ボールが先行してバッター有利の展開にしてしまいました。向こうの押せ押せの雰囲気を止められなかったです。(今後は)練習するしかないです。練習は嘘をつかないという言葉を信じて、練習あるのみです」


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