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全員笑顔で引退を迎えることができた


八幡山日誌  (127)勝木組、八幡山グラウンドでラストプレー  

 今年度の明治を引っ張ってきた勝木組が今日引退を迎えた。あいにくの空模様ではあったが写真撮影や下級生との試合を行った。グラウンドは終始和やかな空気に包まれ笑顔が絶えなかった。
 

 最後の試合に臨むにあたり、4年生全員が紫紺のジャージーに袖を通した。1、2年生との試合では、普段とは違ったポジションでのプレーで会場を沸かせた。BK陣のスクラム参加や、HO牛原寛章(政経4=佐賀工)が独走トライを決めるなど試合を盛り上げた。トライ後は試合に出ている、いないに関わらず4年生全員で喜びを全身で表現した。八幡山グラウンドでのラストゲームとなる3年生との試合も和気あいあいとした雰囲気で行われた。ラストワンプレーは学生レフリー川原佑(文4=長崎南山)の計らいからゴールライン間際からのラインアウトに。
全員参加のモールで最後のトライを奪った
全員参加のモールで最後のトライを奪った
WTB堀米大地(政経4=流経大柏)がボールを投げ入れ、全員でモールを形成。そのまま中央にモールトライを決めた。コンバージョンキックを任せられたPR勝木来幸主将(営4=常翔学園)がしっかりと決めノーサイドとなった。4年生が全試合ノートライで抑え勝利し、試合終了後に勝木が3回宙を舞った。
 また、写真撮影時には家族やスタッフ、一緒に戦ってきた仲間、後輩やファンと交流を深め、残り少ない八幡山グラウンドでの時間を楽しんだ。

 4年間日本一を経験することはなかったが「この1年で土台はつくったつもりなので、しっかりそれを踏み台にして頑張ってほしい」(勝木)と下級生に日本一への思いを託した。試合後に選手たちは「明治大学ラグビー部に、ありがとうと言いたい気持ち」(牛原)など、感謝の気持ちを口にした。卒部後はそれぞれの道に進むが、これからも明治の伝統を背負い社会でも活躍する勝木組から目が離せない。
[荒井希和子]



 






 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 



今日のコメント
PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)
「明治に来て良かったなと思う。人間的に成長できた。特に最後の1年間は、ものすごい重圧やプレッシャーもある中でやってきた。結果が出せなかったということは何かが足りなかったということだが、この1年で土台はつくったつもりなので、しっかりそれを踏み台にして頑張ってほしい。個人としてもまた来年からトップリーグがあるので、ここで感じた悔しさなどを糧にして頑張っていきたい。明治にはチャンピオンチームにふさわしいようなチームになってほしい。トップリーグではとにかく試合に出られるように頑張りたいと思う」

HO牛原寛章(政経4=佐賀工)
「明治大学ラグビー部に、ありがとうと言いたい気持ち。下級生の時は色々苦しかったこともあったり、大きな壁があったりした。上級生になってからはOBの方からのプレッシャーがあり、どれだけ紫紺に対する思いが重いかというのを教わって、色々成長できた。今日は、久しぶりに紫紺を着て嬉しいというか、卒業するんだなというさみしい気持ちがあった。でも後輩がしっかり送り出してくれたので嬉しかった。僕たちは日本一を狙って、帝京を倒すという目標を掲げていたが、色々文化も変えてそれでも無理だったのでもっと厳しくやらないと思っているので、そこをしっかりやって僕たちができなかった日本一になってほしい」

LO大椙慎也(法4=国学院久我山)
「(今日で卒部だが)学生ラグビーが終わったなという感じ。僕はまだラグビーを続けるので、今日は一つの区切り。これから大阪に行ってしまうので同期に普段会えないのは寂しいけど、またいつか一緒にラグビーができたらなと思う。(今日の卒部試合は)一週間前に足の手術をしたので出られなかった。痛みがある中やっていてすごく悪化していた。6月頃に手術をしていればまだましだったけど、やりすぎてしまっていて大変な手術だった。でも3、4ヶ月くらい休めばできるみたいなので、また一から鍛え直す。(明治での4年間は)つらいことも楽しいこともたくさん経験させてもらった。つらいことも多かったけど、でもやっぱり楽しかった。でも最後の1年間は悔いが残っている。これまでずっとケガをしていなかったのに、最後の最後でしてしまった。最終的に勝てなかったというのもそうだし、個人としても情けなかった。この分は社会人で頑張る。(トップリーグでは)まずケガを治して、体を大きくして、日本選手権で明治と対戦できるのを楽しみにしています」

LO寺田大樹(文4=秋田工)
「自分は一年の頃から試合に出させてもらっていて、監督が変わったりもしたが、最後まで出続けられたことは自分にとって良かった。でも、一度も優勝できなかった悔しい思いもある。日本一という目標はクリアできなかったが、次のステージで頑張っていきたい。最初は試合に出られるかわからないが、自分の長所を活かしたい。今は体が小さいので大きくして、今度こそ日本一を目指したい」

FL平井伸幸(法4=桐蔭学園)
「最初の2年間は吉田監督の下で、最後の2年間は丹波監督体制で、計4年間やってきた。どちらも、監督の思い、表現したいことを学んで、様々な経験をした。感慨深い。今年の結果は残念な結果だが、やってきた課程は決してそんなことはない。自分たちの中ではやり切ったつもり。悔しいがすっきりした気分ではある。それを来年、いいところは取って、悪いところは切って駿太には受け継いでもらいたい。そして進化していってもらいたい。いい選手は残るのでケガなくシーズンを戦ったら優勝できるチームだと思う」

FL三橋功太郎(理工4=日大高)
「最高でした。その一言です。最初は練習生という形で明治に入って、周りは高校日本代表や候補しかいなくてやっていけるのかと思ったが、同期がみんないいやつだった。きついこともあったけど、4年間やってきて最後は紫紺を着ることができて最高だった。一番気持ち良かったのは今年の開幕戦の筑波の試合。勝って、初めて紫紺の公式戦に出て、終わったときは本当に感慨深かった。紫紺を一回でも着るというのを目標にやっていたが、ケガも多くて下のチームばかりだった。まずはジュニアの試合に出ようと考えていたが、最後に出ることができて良かった。本当に4年間最高の仲間と一緒にラグビーができてありがとうという気持ち。後輩には僕らができなかった優勝というのを目標に頑張ってほしい」

No.8山下誉人(政経4=京都成章)
「最後の結果は結果ではあるが、これが自分たちのベストではあったのかな、と思う。これからはその壁を越えて行きたい。(今日のゲームを振り返って)ちょっと体が衰えたかな。今日の感じで言ったらこれから社会人でやっていけるか不安になった。冗談です。(4年間を振り返って)下級生の時はなかなか出られなかったが、四年生になって出られた。最後の最後で親孝行できたと思う。一言で表すならば「苦」。壁が多かった。ただ、自分は社会人として一からスタートを切る。下からでもどんどん上を目指してがんばっていきたい」

SH加納遼大(文4=常総学院)
「4年間色々なことに挑戦させてもらえる場だった。それを通じて人間として成長できた中身の濃い4年間だった。これからはラグビーよりも仕事をすることが多くなると思うが、どちらも両立できるように頑張っていきたい」

WTB堀米大地(政経4=流経大柏)
「(四年間を振り返って)3年生まではなかなか紫紺を着られる機会がなかった。でも公式戦最初で最後のスタメンが早明戦だった。終わり良ければすべて良しではないけれど、満足はしている。(同期は)家族のような存在。ここで色々な道に別れはするけれど、さみしくはない。各々でがんばるだけ。僕個人としてはアメリカに語学留学に行く。ラグビーには区切りをつけて、第二ステージとしてがんばりたい。(後輩には)毎年思うことではあるが、本当に日本一になって欲しい。これからも、もちろん応援し続ける」

CTB水野拓人(情コミ4=東海大仰星)
「辛いこともあったけど、最終的には良かったことの方が多かった4年間だった。一番思い出に残っているのは、2年の大学選手権で最後に東海に負けた試合。最後の10分で出させてもらったが、あと1点差の状況ですぐトライを取られた。それが本当に悔しくて、そこから這い上がることができた。勝った試合では3年の東海戦。東海には同級生が多くて思い入れがあって、前の年に負けた東海に勝てたというのは大きかった。後輩たちはまだ大学生活残っているので、悔いのないように過ごしてほしい。4年生はぶつかったこともあったけど、ありがとうという感謝の気持ちが大きい」

SO岩井力也(文4=尾道)
「(今日で卒部だが)4年間しっかりここでやらせてもらって、感謝の気持ちでいっぱい。結果を残せなかったというのは悔しいが、この経験を生かしてこれからも頑張りたい。小学3年生からラグビーを始めて、ずっとやってきた。これからも暇があればどこかでやりたい。(明治での4年間は)めちゃくちゃ楽しかった。一番は試合に出られないというこの状況が初めてだったので、それを大学時代に経験することができて、人としても成長できたと思う。これまでのラグビー生活でチームの上から下まで経験できて良かった。最後の1年は、紫紺を目指して頑張っていたが結果は届かず終わってしまった。悔しい気持ちもあったが、自分なりに下のチームでも全力で必死に頑張ってきたので、そこの悔いはない。この4年間の経験は、これからいろいろな面で生きてくる。本当に人間として成長させてもらった。明治での4年間を一言で表すなら『感謝』です」

FB村井佑太朗(政経4=秋田工)
「振り返るとあっという間だった。最後は悔いが残りましたが、下級生の頃から試合に出させてもらって明治に入って良かったです。4年生の時に早明戦に出れたのが良かったです。高校時代に足りなかった部分を大学で伸ばして、プレー面でも精神面でも成長できました」

川原佑(文4=長崎南山)
「自分は、選手ではなくてレフリーという立場でやらせてもらった。ラグビー部ができて初めてのことでした。入った頃は大丈夫かなと思ったのですが、良い仲間に恵まれて先輩後輩に恵まれて、受け入れてくれた。大学生で初めて花園でレフリーをしたりと結果も残すことができたので、4年間充実していて明治に入って良かったなと思います。2年生の早明戦で勝った時は、特別でした。すごい感動したのは覚えてます。試合で一緒に練習している仲間が頑張ってくれるというのは、勝ち負けがあるのは仕方ないけど、やっててよかったと思いました。選手とレフリーという立場が違う中で、選手と意見の相違が出てくる時に、感情的になる時もあったんですけど、それでも自分の意見を受け入れてくれて、自分が間違っている部分もたくさん教えてくれた。目標は日本のトップレフリーになることと、卒業された先輩、同期、後輩たちと、将来選手とレフリーという違う立場で同じグラウンドに立てたらいいなと思います。それがトップの試合であろうと、河川敷の試合であろうと、ラグビーが好きな仲間として同じグラウンドに立てたら僕はすごくハッピーです」


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