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FWで圧倒する


八幡山日誌  (124)大学選手権開幕 初戦は関西王者・関学大と激突  

 大学日本一を決める戦いがいよいよ始まる。最終戦でもある明早戦で敗れ3位に終わった。その結果、明治は大学選手権を予選から強豪ひしめくCグループで戦うことになった。初戦の相手は関西王者・関学大。頂点を目指す明治は今日、最終調整を行った。

 「原点に返って、勝ちにこだわって勝つ」(左PR勝木来幸主将・営4=常翔学園)。伝統の一戦で悔しい敗戦を喫したが、気持ちは切り替わっている。ケガによりメンバーが入れ替わるも「コミュニケーションを取れれば改善できる」(FB松浦康一・政経3=佐賀工)と今日の練習では、選手間での連携は安定していた。ケガによってSO田村熙(営3=国学院栃木)やBKリーダーのCTB水野拓人(情コミ4=東海大仰星)を欠くが「学年関係なく全員がリーダーという気持ち」(左CTB尾又寛汰・商2=国学院栃木)でトライの量産を図る。また、対抗戦では登場回数の少なかったHO牛原寛章(政経4=佐賀工)、SO堀米航平(商1=流経大柏)、田中健太(営3=大阪桐蔭)といったメンバーにも注目だ。「チャレンジャーの気持ちで戦いたい」(牛原)と、明治に新たな風を吹き込む。関西でもFWの強いチームなため「アタックでもFWがどれだけ勝負できるかがカギ」と勝木主将は語る。初戦からビッグゲームではあるが、明治に気負いはない。

 「明日は明治のプライドを持って頑張る」(No.8山下誉人・政経4=京都成章)。対抗戦で3位、ジュニア選手権で2位と優勝にわずかに手が届かない。まずは初戦の関学大戦を制し、3年ぶりの準決勝進出を目指す。

[荒井希和子]

今日のコメント
小村淳ヘッドコーチ(平4政経卒)

「関西学院は関西1位になるだけのチーム。チームでやることを選手たちも理解している。関西リーグの試合を見る限り、いいディシジョンをしている。関西学院というチームスタイルを持っているチームだと思う。FWは関西一と言われているが、関西のレベルが分からないのでなんとも言えない。キーとなるのはNo.8。3番のPR、2番のパワフルランナーもいたり、BKだったら10番もいる。向こうの強みであるスクラム、ラインアウトモールをうちがどれだけ消せるか。アタックでもFWがどれだけ勝負できるかがカギ。ゲームプラン的にはFWで勝負して、いいボールをBKに出す。そして取り切るところはFWがモール、スクラム、ブレイクダウンを制圧して取り切る。メンタリティーの部分では、早明戦で最初が良すぎて一歩引いて見ていたように見えた。今回は勝木来幸主将を中心に、どんな相手でも手を抜かないということをチームで言ってくれている。心配はないと思う。ただミスをしたり、劣勢になった時にいかにコミュニケーションを取ったり、その時間を短い時間で明治のペースに持っていくかというところが、これからのリーダーたちのゲームの中で成長していなかければならない課題の一つかなと思う」

左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)
「早稲田に負けて、色々チームも落ちていた部分もあったが切り替えさせて今はもう一番良い状態。今日の練習も、今までで一番良かったと思う。立て直したので、明日は大丈夫。原点に返って、勝ちにこだわって勝つことが一番チームの自信になると思うので頑張りたい。今出てるメンバーが現時点でのベストメンバーなので心配はしてない。関学大は関西のチャンピオンチームだし、僕たちはそんな横綱ラグビーをできないので目の前の試合に120%で挑まないと勝てない。まずは関学大を倒したい。とにかくFWで前に出て、BKに出さないぐらいの勢いで。もちろんBKとも一体となっているが、最後はFWにこだわりたい。(個人としては)スクラムととにかくブレイクダウンでファイトして、チームのために体を張り続けていきたい。負けたら終わりなので、これぐらいだったら勝てるだろうとかそういうのじゃなくて、負けられないので、とにかく勝ちたいという意欲をどんどん出していきたい。(年越しに関しては)ここ一番でずっと負けてて、あと一歩で正月を超えるというところで3年間負けているのでとにかく年越して、今までの歴史を変えたい」

HO牛原寛章(政経4=佐賀工)
「明日から大学選手権が始まるが、勝たないと1月2日を迎えられないので、勝つだけ。(今季初スタメンだが)緊張はしていない。最上級生としての役割をしっかりやるだけ。関学大は関西1位で、去年関西1位だった立命大に負けているので今年はチャレンジャーの気持ちで戦いたい。勝つためのカギはFW戦。FWで圧倒してチームの勢いをつけたい。今回FWに4年生が4人いて結構メンバーも変わったので、ここで4年生がしっかり4年生としての姿を見せて、チームに勢いをつけられればいいかなと思う。今チームは2連敗していて雰囲気も落ちてきているところなので、セカンドステージ初戦をしっかり勝つために、来幸だけではなくて出ている4年生がしっかり引っ張ってやっていきたい。勝ちたいっていう気持ちを持っている人を監督とヘッドコーチは選んだと思うので、その思いを試合にぶつけたい。個人としては、HOはFWの要なので、セットプレーを安定させてFWで圧倒して、チームの勝利につなげたい。絶対に勝ちます」

右PR須藤元樹(文3=国学院久我山)
「早稲田戦では明治も準備していったのにああいう結果になってしまった。どこかに早稲田に対する慢心な心があったのかもしれない。でも今更言ってもしょうがない。この一週間は関西学院大に対してコンディションを上げてきた。相手の3番と8番のキーマン二人をどう抑えるかで試合は変わると思う。今年はBKが良いのでFWで勝てれば大丈夫だと思う。FWで相手を圧倒してBKに良い球出しをすれば勝てる試合。まず自分の役割のセットピースの安定をさせたい。」

左LO東和樹(政経3=京都成章)
「今日は今週で一番みんな集中して、変な緊張もなく練習できた。(関学大は)FWも強いし、関西の中では飛び抜けたチームと聞いているので、しっかりと戦わないといけない。今回はFWの戦いにフォーカスしていて、FWでどれだけ前に出られるかっていうのをチャレンジしながら戦いたい。先週の明早戦で、明治のFWは早稲田の横のラグビーに負けたので、自分たちの強いFWを出していかなければいけないという意識がある。全力を尽くして勝利に貢献できるように頑張りたい」

右FL桶谷宗汰(営2=常翔学園)
「慶応戦、帝京大戦で結構良いプレーができたと思ったが、早稲田戦でだめになってしまった。今後このまま落ちていかないためにも自分の調子に関わらず、ここで無理矢理にでも自分の納得するプレーをしたい。相手は関西でもFWが強いチームで、セットプレーも安定している。やはり最初のインパクトは大事なのでファーストスクラムはペナルティー覚悟で押して、明治のスクラム、セットプレー、FWはの圧力はすごいというのを思わせないといけない」

No.8山下誉人(政経4=京都成章)
「相手が関西の大学なので、関西出身としては負けられない。出られてうれしい。相手はSOを起点に色々やってくるので、それを止められるようにしたい。アタックでは自分が直接もらうのではなく、BKも絡めてBKからもらうとか、ポイントができたらすぐピックで持ち出すなどタイミングをずらすことを考えてプレーしたい。明日は明治のプライドを持って頑張る」

SO堀米航平(商1=流経大柏)
「いつも通りにやるだけ。覚悟は決まっている。関西とやったことが無いので分からないが、行けると思ったらどんどん攻めていきたい。FWもそうだが、相手の10番がキーマンなのでそこはしっかり抑えたい」

左CTB尾又寛汰(商2=国学院栃木)
「ケガ人が出てメンバーが入れ替わったのでそこの確認と、違う選手が入って来たときにもともと出ていた選手がどれだけカバーできるかということを話してきた。(田村さんが抜けて)穴はとても大きいが、煕さんがいないときでも自分たちが引っ張っていかないとBKとして成長できないと思うので、こういうときだからこそ自分や秀平が引っ張っていかないといけない。個人的には不調だが、出してもらえるのでチームにエネルギーを与えるプレーをしたい。早稲田戦は個人的に春から一番最悪な試合をしてしまったので、大学選手権で切り替えて、チームを勢いづけるアタックをしてディフェンスでも体を張りたい。選手が入れ替わったのでミスも多くて 、チームも下向きになることがあったが、キャプテンを中心にまとまって今はやってやろうという雰囲気になっている。プレーの精度も上がってきたので、良い状態だと思う。早稲田に絶対勝つと意気込んでいたのでそこのダメージは大きいが、勝負は大学選手権なので。勝ち進めば早稲田にも帝京にも戦えるチャンスがあるので、そのためにもまずはセカンドステージで勝たないといけない。自分たちのグループは実力が拮抗している、チーム全員が優勝という目標に向かっていかないといけない。(相手の印象は)関西で全勝で優勝しているし、アタックも明治のようにテンポの良いラグビーをしてくるしFWも強い。BKはディフェンスがどんどん流してくるイメージがある。そこは対策ができているので、やることを明確にしてシンプルにやっていきたい。逃げずに一人一人が強い姿勢で当たったり、1対1で勝ったり、そういうプレーができれば自ずと結果はついてくる。相手の9、10番が上手な印象があるのでそこを気をつけたい。必ず勝って、トライもたくさん獲ってボーナスポイントをもらっていくことも大事だと思う。チーム的には4年生を中心に雰囲気作りができているので心配ないが、個人的には早稲田戦で不甲斐ないプレーをしてしまった。切り替えはできているので、持ち味のアタックを出して、ディフェンスでもロータックルに入りたい。BKリーダーがこの試合いないので学年関係なく全員がリーダーという気持ちを持って、BK全員でFWを助けるプレーをしたい」

右CTB梶村祐介(政経1=報徳学園)
「チームの雰囲気は、昨日まではあまり良くなかったが今日のチーム練習はすごい良い雰囲気でできて、先週の早稲田戦の前とは違っていた。(関学大は)9番、10番が起点で、特に10番がうまい選手で、両CTBはディフェンスが良い選手をそろえてきている。やっぱり、BKでしっかりターンオーバーを狙ってくるチームだと思う。外側のブレイクダウンは帝京からずっとある今の明治の課題なので、そこを制圧したら明治のアタックができると思う。BKだけでのブレイクダウンが一番大事だと思う。負けたら終わりっていうステージに入ってきているので、やっぱり4年生を中心にすごい引っ張ってくれてる。そこに、初戦はBKが下級生中心のチームになったので思い切ったプレーで4年生に付いていきたいと思う。(下級生が多いことに関しては)何人か3年生が入っていて、その3年生がよくしゃべってくれてBKを動かしてくれている。そのおかげで僕らは思い切ってできている。相手は流してくるディフェンスなので、僕がラインブレイクをして早稲田のときみたいなトライが取れたらいいなと思う。年越しは去年越えれてないので、今年は絶対と思っている。チーム発足時から監督とか小村さんとかもよく頑張ってくれているので、指導者のためにも勝ちたいという気持ちはある。目の前を全力でやることが大事。明日は、地元での試合なので知り合いも見に来てくれるし、関学大にも知り合いがいる。楽しみ。あと、負けたら終わりという緊張感を楽しみに変えながら、絶対に勝ちたい。個人としては2、3トライしたい」

FB松浦康一 政経3=佐賀工)
「調子は悪くない。雰囲気は全く違うが、練習通りにやれば勝てると思うので平常心で頑張りたい。ジュニアの決勝でいい感じに持っていけた。この一週間はそんなにやることは変わっていないが、メンバーが自分を含めて変わっているので合う合わないやミスが続いたりしていた。コミュニケーションを取れれば改善できると思うし、今日の練習はミスなく声も出ていたので良かった。やってきたことは間違っていないと思うので、しっかり出し切りたい。相手はビデオで見たぐらいなのでよく分からないが、出し切れば勝てると思う。(帝京大戦、早稲田戦を見ていて)FWとBKのところでコミュニケーションが取れていなくて藤田(早稲田)に抜かれたりしていたが、それは今週一週間 改善してきたので多分大丈夫だと思う。(ケガ人も出ているが)いるいないでだいぶ違っていると思うが、同じチームなので出るメンバーがベスト。初戦で負けたらもう終わりなので、しっかり勝って年越ししたい」

中村駿太(商3=桐蔭学園)
「関西学院は関西で一番セットピースも強いだろうし、FWが強いという印象。出場したら、チームにエネルギーを与えられるように頑張る」

田中健太(営3=大阪桐蔭)
「僕自身、順調に調子は上がっているしメンタル面も充実している。100点満点という良い状態。明早戦のメンバーのパフォーマンスが良くなかったということで、チームにエネルギーを与える選手を使いたいというコーチの考えの下で僕や平井さんが入ったと思う。(昨年は大学選手権でメンバー入りし活躍したが)昨年と同様に後半から入って、チームの雰囲気が悪かった時に勇気、エナジーを与えるプレーをしたい。(この一週間は)キックチェ イスが悪くてFWとFWの間を修正して、ブレイクダウンでターンオーバーされる回数が多かったので意識して練習した。相手はFWで来るイメージがあって、明治のスタイルと似ている。ディフェンスもやりやすいと思う。しっかりローにタックルに入って、2人目がブレイクダウンに絡む、ファイトするということを意識したい。地元の関西なのでより一層気持ちが入るし、モチベーションがすごく高まる。負けられない、勝つしかない。勝つためのプレーで相手を圧倒して、どんなに不利な状況でも逆転して倒したい」

古川満(商1=桐蔭学園)
「メンバーに入れてうれしいのと、不安も少しある。不安をキックオフまでに取り除いて、思い切りできるように。関西学院をモールなど、FWで点を取っていると聞いた。そこは自分が出た時でも抑えられるようにしたい。FWで優位に立っていきたい。途中出場になると思うが、その際チームに雰囲気を壊さないように、チームを勢いに乗せられるプレーができるようにイメージしてやっていく」

林祥太郎(文2=常翔啓光学園)
「明日は4年生が少なくて下級生ばかり。1年生よりは声を出せると思うので、声を出していきたい。出場したら、佑太朗さんとか追い抜かれないようにどんどんアピールしていきたい」


◆全国大学選手権 対関学大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営4=常翔学園)
9.SH加納 遼大(文4=常総学院)
16中村 駿太(商3=桐蔭学園)
2.HO牛原寛章(政経4=佐賀工)
10.SO堀米 航平(商1=流経大柏)
17植木 悠治(営3=常翔学園)
3.PR須藤 元樹(文3=国学院久我山)
11.WTB紀伊 皓太(文3=日川)
18塚原 巧巳(政経3=国学院栃木)
4.LO東 和樹(政経3=京都成章)
12.CTB尾又 寛汰(商2=国学院栃木)
19古川 満(商1=桐蔭学園)
5.LO寺田 大樹(文4=秋田工)
13.CTB梶村 祐介(政経1=報徳学園)
20田中 健太(営3=大阪桐蔭)
6.FL平井 伸幸(法4=桐蔭学園)
14.WTB成田 秀平(営2=秋田工)
21三股 久典(政経1=佐賀工)
7.FL桶谷 宗汰(営2=常翔学園)
15.FB松浦 康一(政経3=佐賀工)
22川田 修司(情コミ3=桐蔭学園)
8.No.8山下 誉人(政経4=京都成章)

23林 祥太郎(文2=常翔啓光学園)




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