検索
 HOME > ラグビー部

グラウンドに集まった全員で円陣を組んだ


八幡山日誌  (123)部員全員の思いとともに、早稲田との一戦に臨む  

 
 ついに早稲田と激突する。国立競技場から秩父宮ラグビー場での開催となった今年の明早戦。対抗戦で早稲田に勝利したのは2年前ということもあり、選手たちは勝利へ闘志を燃やしている。そして、対抗戦を2位で通過するためにも負けられない。今日の練習には試合に出場しない4年生も参加。程よい緊張感の中最終確認を行い、部員全員で明日に備えた。


 
静かに闘志を燃やす勝木主将
静かに闘志を燃やす勝木主将
「紫紺の誇りを胸に勝つ」(左PR勝木来幸主将・営4=常翔学園)。長年にわたり争われてきた、対抗戦の最後を飾る明治対早稲田の一戦。伝統校同士のプライドをかけた戦いにも対抗戦では2年間、勝利から遠ざかっている。勝機はもちろんある。春に佐賀県で行われた招待試合には41―26で勝利。最後はモールで押し込み、重戦車復活との呼び声高いFW陣がその地力の差を見せつけた。セットプレーの要である右PR須藤元樹(文3=国学院久我山)は「FWは明治の看板なので絶対に負けたくない」と力を込めた。試合では全てを出し切る。
 宿敵への対抗心はみな強い。今日はジュニア選手権の決勝が行われていたため、おおよその部員たちがそちらの応援に駆けつけていた。そんな中、八幡山に残った4年生たちが練習に参加。積極的に明日のメンバーのサポートに徹し、チームの士気を高めた。練習後の集合時には「試合に出られない部員もいる中で、今日のように練習にきてくれたりする。そういう思いが僕らの背中を押してくれるので、そいつらの思いは無駄にできない」と勝木主将。部員全員の強い気持ちで試合に臨む。


 伝統の一戦も勝てば2位通過が決まる対抗戦の一試合。その先の大学選手権もあるが「早稲田戦に向けて一つになって集中できればいい」(SO田村煕・営3=国学院栃木)と宿敵への思いは強く、揺るぎない。いよいよ明日、ラグビーの聖地で紫紺が赤黒を倒す。

[小田切健太郎]

今日のコメント
小村淳ヘッドコーチ(平4政経卒)

「帝京大戦は、相手が帝京大だからこういうようにやろうというのを意識し過ぎた。早稲田戦に向けて、明治が今までやってきたスタイルにもう一度チャレンジした。課題はブレイクダウンのところ。FWもBKもまだまだ帝京大に比べて精度が低かった。あとはBK中心のディシジョンメイキング、判断のところを修正しようとしてきた。手応えはある。早稲田に勝てる準備は十分にしてきた。コーチとしての準備は万全にしたと思う。あとはメンタリティーのところだけ。ラグビーは技術だけではなく気持ちの部分も大きい。早稲田もうちに勝つか負けるかで全く変わってくるし必死になるはず。前評判ではうちの方がいいと言われているしチャレンジャーの気持ちで来ると思う。明治も今シーズンは勝っているが、基本的にはベスト4にも上がれないチャレンジャーチーム。そこ。ゲーム前にどれだけ必死になれるか。選手にはそういうところを期待したい」

左PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)
「チームも非常にいい状況に仕上がった。後はとにかく勝つだけ。(キーとなるプレーは)向こうのバックスリーが手強いので、そこにボールを回さないようにFWからしっかりディフェンスしていきたい。(気をつけたいプレーヤーは)特にこの人、というよりは全員がすごい選手。ただバックスリーは得点源なので気をつけたい。(今日の練習後にはどういお話を)出られない部員もいる中で、今日のように練習にきてくれたりする。そういう思いが僕らの背中を押してくれるので、そいつらの思いは無駄にできないという話をした。(今日の練習には4年生の方々も参加していたが)4年間一緒にやってきても、出られるのは23人でグラウンドに立つのは15人。そこに出られないメンバーのためにも勝つ。(個人としてはどういう動きをしたいか)僕はチームのために体を張るだけ。どんな状況においても常に体を張る。明早戦というのは理屈のない戦い。プライドとプライドの勝負。紫紺の誇りを胸に勝つ」

HO中村駿太(商3=桐蔭学園)
「緊張しているし、誇りに思っている。FW戦はもちろんだけど、80分を通してアタックし続けることと、しっかりエリアを獲ることを意識したい。相手のFWはクレバーなので、相手の雰囲気に呑まれないようにやりたい。80分間いいパフォーマンスをしていい形で対抗戦を終わりたい」

右PR須藤元樹(文3=国学院久我山)
「伝統の一戦、大事な一戦という事はみんな分かっている。とにかくやってきたことを出し尽くす。出られない部員の気持ちも背負って臨もうと思っている。帝京大にブレイクダウンでだいぶ上回れてしまった。寄りの早さや質が上だった。そこを修正しなければ帝京大に勝てない。早稲田戦でも、早稲田は早いテンポが売りなので、ブレイクダウン周辺でプレッシャーを掛けられないと早稲田ペースになってしまう。ずっとブレイクダウンの練習をしてきた。早稲田FWは決して弱くない。3番の佐藤勇人がカギになると思う。やはりFWは明治の看板なのでFW勝負で絶対に負けたくない」

LO東和樹(政経3=京都成章)
「試合に出る以上は、チームで出られない人の分まで頑張る。向こうにはキープレーヤーである布巻や後藤がいるので、しっかり自分のタックルで止めたい。(明治優勢との声も強いが)やはりセットプレーの強さ。FW、BKの攻守の完成度。そういう基本的な所でしっかり戦わないといけないし、油断は全くでない。いつも応援してくださる方々に勝って恩返しをしたい」

右LO寺田大樹(文4=秋田工)
「対抗戦で早稲田とやるのはこれが最後になる。4年間の全てをぶつけたい。(対抗戦で勝利した時のメンバーだったが)そこはあまり意識していない。あくまで自分たちの代で勝たなければ意味がないと思っている。早稲田のプレーの印象は、毎年テンポが早い。FW、BKが連携したアタックをしてくる。やはり手強いチームではあるが、セットプレーからしっかり崩していきたい。特に怖いプレーヤーがいるというよりかは、組織力でかかってこられると強い。自分たちが4年間やってきたことを信じて勝つ」

左FL上田宥人(政経3=東海大仰星)
「メンバーに入れなかった人の分まで、全力でプレーしたい。まずはアタックからテンポを作って、持ち味を出しながら乗っていきたい。セットプレーなどFWのアタックがよければ、BKにもしっかりボールを出せるのでしっかりやっていきたい。気をつけたいのは布巻さん。攻守に要の人なので。伝統の一戦、満員で緊張もあると思うが、出たくても出られない部員の分まで80分間楽しんで勝ちたい」

右FL桶谷宗汰(営2=常翔学園)
「毎試合毎試合、結構緊張するタイプだが明日も一緒。同じように緊張して同じようにやるだけ。リザーブだった去年とスタメンに入った今年とで変わることはない。帝京大戦の時にブレイクダウンが悪くて、早稲田戦に向けてブレイクダウンの練習をしてきた。早稲田には布巻選手などブレイクダウンに強い選手がいるので、練習の成果を出して相手にいいブレイクダウンさせないように。そこをしていければ明治が流れに乗れる。FWでも前に出ることができるし、クリーンボールを出すことによってBKも前に出られる。ブレイクダウンは重要。向こうがチャンスの時に早く動いて止め、自分のプレーでチャンスにするというのは気持ちの面でも楽になる。ピンチ、チャンスの時のプレーを大事にして、自分のプレーでチームの士気を上げたい」

SH加納遼大(文4=常総学院)
「これに出ることを目指して頑張ってきたので、素直に出られてうれしい。出られない人のためにも絶対に勝ちにいく。早稲田戦に向けて、帝京大戦でやられたブレイクダウンの練習を多めにしてきた。明治大学として負けられない試合。何が何でも勝ちにいく」

SO田村煕(営3=国学院久我山)
「相手もメンバーが変わっていて、相手もこの試合に合わせてきたなというのは感じる。大事になるのはディフェンスとセットプレー、ブレイクダウン。後先考えずに、まずは目の前の試合を1試合1試合やるだけ。とりあえず、伝統の一戦ということもある。選手権のこともあると思うが、早稲田戦に向けて一つになって集中できればいい」

左WTB堀米大地(政経3=流経大柏)
「明日は絶対に負けられない一戦。(今の気持ちは)監督もヘッドコーチも悩みに悩んだ結果、自分を起用してくれた。自分のことを信じてくれた。選ばれたかからにはしっかりと仕事をしたい。具体的にはWTBの荻野を止めたい。向こうのトライゲッターで、早稲田の強みでもあると思うので気をつけたい。FBの藤田も今回復帰してきて、フィニッシャーとして怖い存在。小倉は中学の時にやったりしていて、体が小さいのに器用でタックルも低く強い。総じてBK対決では負けたくない。(応援してくださる方に一言)こうやってスタメンで出られたのも、ファンの方のお陰でもあるのでしっかり勝って恩返しします」

右WTB成田秀平(営2=秋田工)
「去年は1年のスタメンは自分1人だったから緊張していたが、今年は緊張していない。去年の明早戦はトライ取れていないし、今年も1試合1本くらいで全然取れていない。トライを取りにいく。早稲田のSOが1年、そこを狙いにいく。同じ秋田の選手ということで少し意識はしている。明日はWTBとしてトライを取って勝つ」

三股久典(政経1=佐賀工)
「明治に入ったからには、明早戦に出るというのは一つの夢だった。その一歩としてメンバー入りできてとても嬉しい。SHは本当に最後までどうなるのかわからなかった。その中で、明治から加納さんと自分が選ばれた。自覚と自信を持って臨みたい。(出場できた際はどういったプレーをしたいか)自分がどういう場面で出るかはわからないが、その状況に応じて自分に求められているプレーをしっかりとやり切りたい。体を張ったり声を出したりといった鼓舞はどんどんしていきたい。伝統ある戦いなので、接戦にはなると思う。応援して、一緒に戦って下さるファンの方のためにも勝つ」

◆対抗戦 対早稲田戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営4=常翔学園)
9.SH加納 遼大(文4=常総学院)
16牛原寛章(政経4=佐賀工)
2.HO中村 駿太(商3=桐蔭学園)
10.SO田村 煕(営3=国学院栃木)
17塚原 巧巳(政経3=国学院栃木)
3.PR須藤 元樹(文3=国学院久我山)
11.WTB堀米 大地(政経4=流経大柏)
18松波 昭哉(政経4=東福岡)
4.LO東 和樹(政経3=京都成章)
12.CTB尾又 寛汰(商2=国学院栃木)
19小林 航(法3=明大中野八王子)
5.LO寺田 大樹(文4=秋田工)
13.CTB梶村 祐介(政経1=報徳学園)
20大椙 慎也(法4=国学院久我山)
6.FL上田 宥人(政経3=東海大仰星)
14.WTB成田 秀平(営2=秋田工)
21三股 久典(政経1=佐賀工)
7.FL桶谷 宗汰(営2=常翔学園)
15.FB村井 佑太朗(政経4=秋田工)
22堀米 航平(商1=流経大柏)
8.No.8松橋 周平(政経3=市立船橋)

23西橋 誠人(4=桐蔭学園)





●八幡山日誌のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: