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サークルインする大嶋

ホッケー部  実力出し切るも強豪・名古屋フラーテルに完敗/全日本選手権

◆11・27〜12・7 第88回全日本ホッケー選手権大会(天理大親里ホッケー場)
▼11・28 対名古屋フラーテル戦(天理大親里ホッケー場)
 明大0―3名古屋フラーテル○
 全日本選手権が開幕した。学生、社会人チームが同じ土俵に立ち、日本一の座を懸け戦う今大会。明大は社会人王者・名古屋フラーテルと対戦した。明大のセンターパスで始まった試合は前半2Q(クォーター)、立て続けに2点を奪われ先行される。後半に入り徐々にペースをつかむも、後半4Qに1点を追加され試合は決した。結果は0―3の黒星スタート。次戦はインカレ準優勝校・天理大に挑む。

 圧倒的な実力差があるかに見えた。前半開始直後から名古屋フラーテルの猛攻にあう。強靭なフィジカルを生かしボールを保持し、そこから素早いパスワークを展開する相手のアタック。これに対し体を張った守備で対抗するも第2Q・3分。PC(ペナルティーコーナ―)から先制点を許すと、同14分に同じくPCから決められ、あっという間に2点差とされる。その後も防戦一方の展開が続き、前半を0―2で折り返した。
 風向きが変わったのは後半3Q。相手の戻りが遅れ始めたことで生まれた裏のスペースを狙い反撃に出た。安部雄貴主将(商4=横田)、中道俊介(法2=飯能南)らがドリブル突破から好機をつくり出し始める。続く後半4Qも流れは変わらず、開始直後に大嶋が鋭いシュートを放つなど、逆転の可能性を感じさせる展開が続いた。ところが、後半4Q・7分。カウンターから数的不利の状況をつくられると、山下(名古屋フラーテル)にダメ押しゴールを献上。0―3とされ、試合を決定づけられた。強豪相手に善戦し、内容に一定の手ごたえをつかんだ一方で、安部主将は「チームとして実力差は感じなかったが、個々の力不足はあった」と冷静に試合を振り返った。

 スコア上では完敗も、社会人王者相手に怯まずに戦い抜いた。今節の相手、名古屋フラーテルはメンバーの過半数を日本代表が占めるホッケー界のビッククラブ。その選手層の厚さは他の追随を許さず、ドリブル、レシーブ、ストローク、全てのプレーにスキがない。この強敵に対し、「社会人なので後半は足が止まると考えていた。前半は粘り、後半はしっかり走って、自分たちのホッケーをしようと思っていた」と安部主将。明大の武器であるスタミナを信じ、後半に勝負を懸けた。「第3、第4Qからの差は正直なかった」(谷光未有・法1=天理)。チームが進んでいる方向性の正しさを再認識したゲームとなった。

 最高峰のホッケーチームとの試合で、選手たちは貴重な経験を積んだ。宮田知監督は「いい経験になった。次の天理大も速い攻撃をしてくるチームだけど十分対応できると思う」と収穫を口にした。天理大戦に向け、安部主将は「今日は無得点なので、明日はFWが点を取って明治優位で試合を進める」とリベンジを誓う。天理大、福井クラブに連勝すれば決勝リーグ進出が決まる。規格外の相手と互角に戦った経験をどれだけ生かせるか。真価が問われる一戦になる。

[萬屋直]

試合後のコメント
宮田監督

「よく粘って戦ったけど、やはり、キャリアとフィジカルの面で相手が一枚上手だった。第4Qなんかはうちのペースだったし、明日の天理戦につながると思っています。ディフェンスはしぶとく相手に好きなことさせないよう、DFのサポートのために必死に絡めという指示が守られていて良かった。ただ、相手のボールをターンオーバーした後にどうしても組み立てに余裕がない。そこの差が3点差という結果として出てしまった。相手はチャンスでしっかりPCを取って得点に結びつけていたしね。こういうハイスピードのホッケーをやるチームとやるのはいい経験。次の天理大も速い攻撃をしてくるチームだけど十分対応できると思います。(名古屋フラーテルは)ほぼ半分以上は日本代表の選手なんでね。日本リーグもずっと勝っているチームなので胸を借りるつもりで挑みました。最高で引き分けでもいいかなと思っていた。(DF陣について)谷光は遠征から帰ってきて経験を積んだと思う。懐の深いプレーをしていた。DF陣の福田、松波、岡崎なんかもしっかり守ってくれたと思います。GKの國友もシュートを相当打たれた中でナイスセーブを連発していた。ああいうのがあるとチームの士気も上がる。あとはやはり攻撃陣。好機があったところで、もう少し余裕を見せて敵をずらしてシュートまで持ち込んでほしかった。シュートを打ててもジャストミートしないことが多かったね。若さが出たかな。(明日は天理戦)学生どうしですしね。天理と明治は毎回面白いゲームになる。明日はぜひ勝って最終戦に望みをつなぎたいと思います」

安部主将
「チームとして実力差は感じなかったのですが、個々の力不足はありました。PCの決定率が相手は高かったので敗因はそこだと思います。満足はしていませんが、走り勝てたっていう収穫もあるのでそこはやってきてよかったかなと思います。社会人なので後半は足が止まると考えていたので後半はしっかり走って、自分たちのホッケーをしようと思っていました。DFには手ごたえはありますね。一対一で負けなかったので、そこは成果が出たかなと思います。明日はもっと前から行きたい。今日は無得点なので、明日はFWが点を取って明治優位で試合を進めたいと思います」

谷光
「社会人の相手にPCは仕方ないとして、失点をそこまで多くとられなかったということは成長かなと思います。スコアだけ見たら差はあるかもしれないですけど、第3第4Qからの差は正直なくて、むしろ押している方ではなかったかなと思います。いつもやっている走り込みが効いているのと1点取ろうという気持ちは明治の方が強かったのでそこから崩すことができたんじゃないかと思います。内容的には満足ではないですが、これから相手みたいにキャリアを積んでいくことで、チームの状態を上げることができる。また次の試合からも1つ1つ学んでいけたらと思います」

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