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一丸となり勝利へ突き進む


八幡山日誌  (121)対抗戦、佳境に突入 慶応との全勝対決へ  

 
 明日、昨年の対抗戦で敗北を喫した慶応と対戦する。初戦の強豪・筑波大戦を皮切りに対抗戦4連勝中の明治。両者全勝中であり敗者は優勝から遠のく大一番。闘志を燃やす選手たちは今日、小雨の降る八幡山グラウンドにて軽めの最終調整を行った。


 「伝統校同士の一戦目、絶対に負けられない」(左FL平井伸幸・法4=桐蔭学園)。春季の招待試合では43―25で勝利を収めたものの昨年の対抗戦では敗れている伝統校・慶応。個々のスキルはさほど高くないが、強い組織力と高い分析能力を持ち合わせている。対抗戦の筑波大戦ではそのチーム力を武器にしぶとくフェーズを重ねるなど粘りのプレーで勝利を挙げた。
 明治は明日の慶応戦に始まり帝京大戦、早稲田戦と強豪との試合が控えている。気の抜けない戦いは続くがまずは慶応にしっかり勝利し勢いに乗りたい。今日はセットプレーを中心に30分程度の最終確認を行い「不安要素はほぼなくなった」(右FL桶谷宗汰・営2=常翔学園)。万端の準備で負けられない戦いに臨む。

 
適度な緊張感の中練習を行った
適度な緊張感の中練習を行った

 明日、勝利のキーとなってくるのは明治自慢のFW陣のプレーだ。「FW戦で制圧できれば絶対に勝てる」(HO中村駿太・商3=桐蔭学園)。対抗戦での連勝を支えている安定したセットプレーからどれだけいい形でボールを展開できるかが勝利のカギを握る。そして80分間を通して集中力を切らさず、高いクオリティーでプレーを続けることが大切だ。「今までの傾向だと前半の最後と後半の最初が悪くて、勝つ試合もそれで危なくなっている」(SO田村煕・営3=国学院栃木)。ペースを握られても自分たちのプレーで流れを引き戻せるかが重要だ。
 また、慶応の低い捨て身のタックルには気を付けたい。2週間前のジュニア戦では勝利したもののこのロータックルに苦しめられた。「相手のディフェンスを受けないように、こちらから強気に前へ出られるようにしたい」(左LO東和樹・政経3=京都成章)。一人一人がしっかりゲインし、倒されても早めのサポートを徹底することで勝利は自ずと近づくだろう。
 怪物ルーキー・左WTB梶村祐介(政経1=報徳学園)からも目が離せない。明日は本職のCTBとしてではなくWTBとしての出場も「2トライは絶対に取りたい」と気合十分。明学大戦では軽快なランで相手ディフェンスを抜き去る場面も多かっただけにトライゲッターとして期待が懸かる。

 
 「明治の代表として学校の名誉をかけて戦う」(右PR須藤元樹・文3=国学院久我山)。対抗戦優勝に向けても、ライバルとしても絶対に負けられない一戦だ。そして2カ月半に及ぶ対抗戦もいよいよ佳境に突入した。現在全勝中なのは明治、慶応、帝京そして早稲田の4校だ。明日はその4校が一同に秩父宮ラグビー場に集う。優勝戦線生き残りを賭けた戦いがいよいよ始まる。

[小田切健太郎]

今日のコメント
右PR勝木来幸主将(営4=常翔学園)

「慶応は伝統校なので、春に勝っているということは関係ない。伝統校としてのプライドをぶつけて、慶応を粉砕したいと思います。慶応は非常にまとまりのある良いチームで、強い。明日は、FWのセットプレーがカギになると思います。(今日の練習は)しっかりと不安なところを回収して試合に臨めるよう、練習しました。(チームには)勝つイメージを持って臨もうと伝えました。自分自身、対抗戦の慶応戦は最後なので、絶対に勝ちたいです」

右PR須藤元樹(文3=国学院久我山)
「筑波でいい結果を残してこの3連戦をノートライに抑えられた。明日から慶応帝京早稲田とヤマ場に入るにあたって入りの慶応ということでこの1週間は部員一丸となって慶応を倒しにいくという話をして臨んだ。明慶戦には1年生から出させてもらってるので自分としては誇りだと思うし、明治の代表として学校の名誉をかけて戦うということなので明日は死ぬ気で頑張りたい。(昨年負けた相手だが)今年は去年より格段にFWもBKもレベルが上がってるので、FWがセットプレーを支配すればBKに球出しができてBKが取りきってくれると思う。FWもモールやスクラムでのトライにこだわりたい。自分の強みはセットプレーのところなのでそこを第一に安定させることと、ディフェンスが次に持ち味だと思っているので、ディフェンスで貢献したい。去年の対抗戦で負けてる相手なのでヤマ場に向けていいスタートを切りたい」

HO中村駿太(商3=桐蔭学園)
「FW戦のところを制圧できれば絶対に勝てる。慶応はセットプレーが上手なチーム。セットプレーが大事になってくる。セットプレーを安定させたい。ビッグゲームだが、気負わず、いつも通りに仕事をしたい」

左LO東和樹(政経3=京都成章)
「4年生の先輩が出なくて自分が出る。その人の分まで、自分の力が出せるように頑張っていきたい。慶応はこの前のジュニアの時も分析して、タックルをしてくるチーム。相手のディフェンスを受けないように、こちらから強気に前へ出られるようにしたい。個人的にはセットプレーの安定とタックル。一本でも多くタックルをして仕事の量を増やしていきたい」

右LO小林航(法3=明大中野八王子)
「明治はFWのチームで慶応はBKのチーム。相手の欠点はFWが弱いことなので、強いFWでどんどんプレッシャーを掛けていくことが重要。相手に良い球出しをさせなければBKは脅威ではない。ただ慶応は分析力に長けているので、おそらくサインのほとんどがばれている。そこは自分の高さとリフトスピードなど練習してきた基礎的な部分で、確実にクオリティボールを出していきたい」

左FL平井伸幸(法4=桐蔭学園)
「明日は伝統校同士の一戦目、絶対に負けられない。ここ1、2週間はセットプレーに重点を置いてきた。今日はその最終確認ということで、明日に向けて自信が持てる練習ができた。(慶応のプレーの印象は)頭を使ったプレーをしてくる。例えば外を残してキックパスをしてきたり。そういったプレーにもしっかり焦らず対応していきたい。そして自分たちのプレーを出していけたらと思う。(明日のFWの目標は)セットプレーを安定させてBKにしっかりボールを供給することだ。個人としては、ディフェンスのブレイクダウンの攻防の部分で仕事していきたい。また、ほとんどが明治のペースで試合が進むと思うが、慶応のペースになった時にも声出しなどでチームを鼓舞していきたい」

右FL桶谷宗汰(営2=常翔学園)
「チームとしての仕上がりは良い。勝木さんも言っていたが、今日で不安要素はほぼなくなった。あとは今週やってきたことを明日出すだけ。その確認が今日はできたのでよかった。明日はどちらも伝統校で初めのプレーのインパクトが重要になる。スクラムであったり、ラインアウトやラインアウトモールであったり、タックルであったり。一つ一つのプレーで相手の先手を取っていけば80分通して明治のペースでいけると思う。慶応はセンターがキープレーヤー。スクラムからもラインアウトからもセンターを絡めてくるプレーが多い。逆に言えばセンターを止めれば相手はパニックになると思うので、とりあえずセンターを止めていきたい」

No.8松橋周平(政経3=市立船橋)
「明日の慶応戦は、特別な試合。入りから自分たちで仕掛けて、どれだけ受けないでいられるかが大事。今日の練習は、基本的な動作を確認した。日本一に向かってやるべきことをやるだけ。勝つことしか頭にないです。そのために自分に何ができるかを考えながら、やりたいと思います」

SH加納遼大(文4=常総学院)
「対抗戦も佳境に差し掛かってきて慶応や早稲田相手になるとレベルの高い戦いになってくると思う。そこで絶対に負けないように一層気合を入れていきたい。(慶応の印象は)タックルが低くて捨て身で来る。そこで後手に回るんじゃなくて、前への精神でがつがついきたい。(今日の練習では)雨でボールが滑るので、ラインを近めにしたりできるだけミスを少なくしようとしていた。明日は11番の服部(慶応)に気をつけたい。去年、トイメンで抜かれているので昨年の借りを返すという意味でも。チーム全体として、最後まで諦めない姿勢が大切だと思う」

SO田村煕(営3=国学院栃木)
「(明日の慶応戦は)80分間通してセットプレーとブレイクダウンをやり続ける。切らさずにタックルも決めていくことが大切。どの大学もだが、ピンチの時間帯とチャンスの時間帯がすごく明らか。今までの傾向だと前半の最後と後半の最初が悪くて、勝つ試合もそれで危なくなっている。そこの時間帯を集中してやっていかなければいけない。個人としては、ディフェンスからしっかりやる。アタックは今までうまくいっているので、あとはディフェンスでどれだけ体を張れるか。今更かもしれないけど、出れない人たちや、先週ケガした齋藤、メンバーになかなか入れない4年生の思いもしっかり背負って、言葉だけでなく結果を出したい」

左WTB梶村祐介(政経1=報徳学園)
「明日は伝統的な試合ということでお客さんもたくさん入ると思う。その中でラグビーをやってきて初めてWTBでプレーするので多少不安はあるが、ボールを持ったら走るだけっていうのはCTBよりは楽だと思うので単純に考えてトライを取りきる、(齊藤)剛希さんの代わりになれたらいいなと思う。丹羽監督もWTBだったので、キックチェイスのアドバイスとかはしてもらった。監督から一番アドバイスが多かったかなと思う。慶応は本番になったら力を発揮してくると聞いたので、そこで明治が受けてしまったら接戦になってしまうと思うので、筑波のようにまず入りから圧倒してそれを80分間保ちたい。ジュニアとC、Dの状態はあまり良くないがAは本当にいい状態で来ている。それがもっとジュニア、CDに浸透していけばチーム全体がレベルアップしていくと思う。剛希さんは毎回2、3トライされてたので、僕もひけをとらずにパスをせずに2トライは絶対に取りたい」

左CTB水野拓人(情コミ4=東海大仰星)
「(明日の慶応戦は)相手のCTBとWTBがキーマンになってくる。アタックのバリエーションの中心となっているので。CTBをディフェンスで止めること。それで勝ちが近付くと思う。慶応はオフロードだったり、コンタクトをあんまりしないでつないでいこうとしているので、相手の形にさせないように前で止めればいいのかなと思う。個人的にはタックルとブレイクダウンでの球出しを遅らせるところを意識してやっていきたい。昨年の対抗戦では負けているので、しっかりと勝って全勝で帝京大戦に臨みたい」

右CTB尾又寛汰(商2=国学院栃木)
「今日は最終確認という意味で体を動かした。(明日のBK全体の目標は)ファーストフェーズのクオリティを上げることだ。しっかり最初からアタックを仕掛けていきたい。ディフェンスではしっかりと全員でラインを守ってやること。コミュニケーションをしっかりとっていきたい。(慶応の印象は)No.8とCTBには気を付けたい。春には勝利したが、個人的にあいてCTBに食い込まれたりフィジカルの部分で負けていた部分もあったのでしっかり挽回できるようにしたい。明日はこれまでの相手と違って一筋縄ではいかないと思う。向こうも相手が明治ということで気合を入れてくる。その中で相手の得点を最小限に抑え、自分たちのプレーでしっかり点を取れば自ずと勝利は近ずくだろう」

佐藤公彦(法2=明大中野)
「(明日の慶応戦は)気持ちが大事。いつも以上に気合いを入れていかなければいけない。みんなの気持ちを込めれば絶対に勝てると思う。向こうも気持ちを入れてくると思う。特に炎のタックルと言われているように、一対一の個々のタックルが強いと思うので、こっちは一人ではなくチーム全体でユニットで動いていけば問題はないと思う。駿太さんがいてなかなかチャンスがないが、出してもらえたら次の試合とかで使ってもらえるように、自分はあまりセットプレーが安定しないのでそこのところをしっかりやりたい。特別な相手だと思うので、しっかり勝ちたい」

塚原巧巳(政経3=国学院栃木)
「慶応は気合いが入っていると思うので、こちらも負けないように。何度も言っているが、自分はスクラム。出場したらスクラムを圧倒していきたい」

兵頭水軍(農2=仙台育英)
「2週連続のリザーブ入りはすごくうれしい。自分は今まで、CとかDの下のチームにいたのでずっとやってきた甲斐があったのかなと思う。下のチームと上では練習のムード、雰囲気が違う。その中で、積極的に声を出してチームを盛り上げようとしたことが評価されたのかなと、自分では受け止めている。勝負を分けるのは一人一人の気持ち。伝統ある試合なので、どんなに差があっても気持ち次第では、結果が変わってきてしまう。出るとしたら最後だと思うが、最後の時間帯に攻撃をテンポアップさせて得点につなげていきたい」

◆対抗戦 対慶応戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営4=常翔学園)
9.SH加納 遼大(文4=常総学院)
16佐藤 公彦(法2=明大中野)
2.HO中村 駿太(商3=桐蔭学園)
10.SO田村 煕(営3=国学院栃木)
17植木 悠治(営3=常翔学園)
3.PR須藤 元樹(文3=国学院久我山)
11.WTB梶村 祐介(政経1=報徳学園)
18塚原 巧巳(政経3=国学院栃木)
4.LO東 和樹(政経3=京都成章)
12.CTB水野 拓人(情コミ4=東海大仰星)
19寺田 大樹(文4=秋田工)
5.LO小林 航(法3=明大中野八王子)
13.CTB尾又 寛汰(商2=国学院栃木)
20上田 宥人(政経3=東海大仰星)
6.FL平井 伸幸(法4=桐蔭学園)
14.WTB成田 秀平(営2=秋田工)
21三股 久典(農2=仙台育英)
7.FL桶谷 宗汰(営2=常翔学園)
15.FB村井 佑太朗(政経4=秋田工)
22堀米 航平(商1=流経大柏)
8.No.8松橋 周平(政経3=市立船橋)

23堀米 大地(政経4=流経大柏)


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