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号砲―箱根駅伝90th―  (8)箱根の借りは箱根で返す・横手健  

 箱根駅伝の号砲が、いよいよに迫る。明大は5年前に箱根の舞台に戻ってから、年ごとに上昇をたどった。前回は終盤まで3位争いを演じたが、9区松井智靖(営3=世羅)の脱水症状による失速で後退。7位に沈んだ。しかし、今年度には箱根駅伝経験者が9人残り、5000m13分台保持者も史上最多の11人在籍。数ある強豪校にも劣らない層の厚さを誇っている。総合力を武器に、65年ぶりの箱根制覇に挑む。
 ここでは、初春の箱根駅伝に先立ち、西駅伝監督やエントリー選手16名の特集をしていく。号砲が鳴る前日・元旦まで、ぜひお楽しみに!
[号砲まで、あと8日]

 第8回は、横手健(政経2=作新学院)。大学駅伝デビューとなった昨年の箱根駅伝ではルーキーながら8区を任され、終盤には東洋大とデッドヒートを繰り広げた。今年は出雲、全日本と駅伝を経験。「2つのレースで自分を見つめることができた」と箱根路への準備は整った。


苦しんだ駅伝デビュー
 高校3年次に5000mで国体優勝。さらにインターハイでは同じく5000mで日本人1位(総合4位)と輝かしい成績を引っ提げて明大にやってきた横手だったが、昨年はケガに悩まされ続けた1年間だった。出雲駅伝、全日本大学駅伝と出場することができず、箱根駅伝に照準を定め、最後の最後で間に合わせた。チームの期待を一身に背負い、迎えた大学駅伝デビュー戦の結果は8区9位。終盤では東洋大と2位争いを繰り広げ、15キロ付近までは区間賞争いをするなど、その存在を改めて世間に知らしめた。だが「情けない走りをしてしまった。力不足を感じた」と納得はいかず。初の大学駅伝は苦い思い出になってしまった。

昨年のリベンジを誓う
 今年の横手は違う。「今年はケガなく継続して練習をこなせた。長い距離を踏めた」と充実の2年目を過ごしている。今季は出雲、全日本ともに出場。出雲は5区で3位、全日本では3区で6位。いずれも本人にとっては納得のいく結果ではなかったというが、確実に結果は残しており、安定感も増している。今季は「箱根駅伝を経験したことによって、以前より意識を高く持てるようになった」と、経験を生かした走りでチームの主力へと一気に上り詰めた。そんな横手が今年狙うのは、やはり昨年のリベンジだ。「昨年走らせて頂いたのに不甲斐ない結果に終わったのでリベンジしないと」と2度目の箱根路を前に意気込む。今年は横手が、一気に箱根の主役に躍り出るかもしれない。

[片貝晋]


箱根への意気込み
 昨年、走らせて頂いたのに不甲斐ない結果に終わったのでリベンジしないと。今季の印象としては、何もできなかった。結果を残せなかったので、悔しい1年だった。。全日本での走りが一番悔しいかな。8区でリベンジはしたいが、言われた区間をしっかり走りたい。昨年、自分がしっかり走ってもっと良い位置で襷を渡せればレース展開も変わっていたかもしれないって思っているし、悔しい。東洋大と競っていたが、東洋大を最低でも抜いて襷を渡せればよかった。遊行寺の坂のところで勝負をかけてスパートしたが、遊行寺の終わりで足が止まってしまった。練習不足が出てしまったな……と思っている。今、高校時代に競っていた他大のライバルに、負けてるところを挙げればキリがない。基礎力をもっとコツコツと積み上げていかないと。置いていかれていると感じるので、追いつきたい。だけど他大のライバルたちはもっと自分を追い込めていると思う。3年生に負けないように、勝てる試合をしなきゃなと感じている。昨年は箱根が駅伝初戦で、何も考えずに臨めたけれど、今年は駅伝をコンスタントにこなしてきた。出雲と全日本で2つのレースで自分を見つめることができた。この糧を箱根に生かしたい。

◆横手健 よこてけん 政経2 作新学院 28分57秒31(1万m)

 次回は、自身3度目の箱根駅伝に挑む来季主将の有村優樹(商3=鹿児島実業)を特集します。アップは明日、12月26日(木)の予定です。お楽しみに!



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