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号砲―箱根駅伝90th―  (6)スピード持つ成長株・牟田祐樹  

 箱根駅伝の号砲が、いよいよに迫る。明大は5年前に箱根の舞台に戻ってから、年ごとに上昇をたどった。前回は終盤まで3位争いを演じたが、9区松井智靖(営3=世羅)の脱水症状による失速で後退。7位に沈んだ。しかし、今年度には箱根駅伝経験者が9人残り、5000m13分台保持者も史上最多の11人在籍。数ある強豪校にも劣らない層の厚さを誇っている。総合力を武器に、65年ぶりの箱根制覇に挑む。
 ここでは、初春の箱根駅伝に先立ち、西弘美駅伝監督やエントリー選手16名の特集をしていく。号砲が鳴る前日・元旦まで、ぜひお楽しみに!
[号砲まで、あと10日]

 第6回は、牟田祐樹(農2=西武文理)。9月の記録会で自己記録を更新し、5000mでチーム内3位となった。16人エントリーから夢の箱根路出走を目指す。


 西監督が「13人は戦力として目星がつく」という今シーズンの明大で急成長を遂げたのが牟田祐樹。高校時代は県内の強豪、埼玉栄高の影に隠れ全国高校駅伝の経験はない。それでも高校ランキング22位の実力者は明大でメキメキと存在感を現している。

学年トップ
 今季の牟田の活躍は新戦力の台頭を象徴するものだった。昨季は同学年の横手健(政経2=作新学院)や木村慎(商2=浜松日体)が目立っていた現2年生世代だが、トラックシーズンは4月の六大学と関東インカレでレギュラーを獲得。9月の日体大記録会では終始木村の後方に位置し、ラスト1周で驚異のスパートを見せ木村に6秒の差を付ける13分47秒58をマーク。「ラスト400になったら負けない」という言葉は本物だった。高校時代のベスト記録から約30秒縮めた持ちタイムは、チーム内3位、同学年では横手をも抑えトップの記録となった。
 だが、大学駅伝デビューはほろ苦いものだった。三大駅伝初出場となった10月の出雲駅伝で4区に抜擢されたが、襷をもらった時点で8位。遅れた分を取り返そうと前半から果敢に攻めたが、後半失速し区間11位に終わった。チームは後半も巻き返しができず総合7位。全国高校駅伝を経験したことのない牟田にとって、初めて襷の重みを痛感し「今でも引きずっている」と悔いが残る。

強さを証明
 箱根ではリベンジに燃える。エントリー16人に入ったことも予定通り。昨年は「夢のよう」と話していたメンバー入りも今年は「特に何も思っていない」と通過点にすぎない。実力拮抗のチームで10人の枠も諦めていない。箱根路で走りたい区間を問われると「どこでもいいから走りたい。自分が強いと言うところを見せたい」ときっぱり。高校時代から夢見ていた大舞台でその「強さ」を証明する。

[奥村佑史]


箱根への意気込み
 (エントリー入りしたことについては)10人に入らなきゃというつもりなので、エントリー入りについては特に何も思わない。今季は全然結果が出せていない。関東インカレも悪かったし、出雲も区間11位。正直出雲に関しては長く引きずってしまった。モヤモヤしている。(調子は)いい状態。練習がしっかりできている。練習もできているし、優勝を目指している以上貢献したい。(3年生が強いが)自分達の代もいるんだというのを見せたい。主力が3年と言われるのが悔しいので、自分たちの代でも戦いたい。自分も強いということを箱根で見せたい。目標は区間賞。そして優勝

◆牟田祐樹 むたゆうき 農2 西武文理高 29分28秒68(1万m)

 次回は山田稜(理工2=福岡教育大付)を特集します。アップは明日、12月24日(火)の予定です。お楽しみに!



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