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号砲―箱根駅伝90th―  (5)今大会注目のロードランナー・木村慎  

 箱根駅伝の号砲が、いよいよに迫る。明大は5年前に箱根の舞台に戻ってから、年ごとに上昇をたどった。前回は終盤まで3位争いを演じたが、9区松井智靖(営3=世羅)の脱水症状による失速で後退。7位に沈んだ。しかし、今年度には箱根駅伝経験者が9人残り、5000m13分台保持者も史上最多の11人在籍。数ある強豪校にも劣らない層の厚さを誇っている。総合力を武器に、65年ぶりの箱根制覇に挑む。
 ここでは、初春の箱根駅伝に先立ち、西駅伝監督やエントリー選手16名の特集をしていく。号砲が鳴る前日・元旦まで、ぜひお楽しみに!
[号砲まで、あと11日]

 第5回は、木村慎(商2=浜松日体)。全日本大学駅伝で区間賞を獲得し、チームの3位入賞に貢献した。


殻破った全日本
 箱根でも躍進の原動力となる!全日本大学駅伝7区区間賞で3位入賞の原動力になった木村慎(商2=浜松日体)。襷を受けた時点で1分21秒付いていた日体大との差を18秒差まで詰める力走を見せた。1年次は出雲、全日本と駅伝を経験。しかし箱根だけ選手として走れず、6区を走った廣瀬大貴(営4=洛南)の付き添いだった。「廣瀬さんが快走したのはうれしかったけど、自分が走れず悔しかった」。山本豪コーチも「練習は抜群にできる」という木村だが、練習がなかなか結果につながらずもどかしい経験をした。転機が訪れたのは今年9月の日体大記録会。8月の合宿中左足の甲を痛め、思うように走り込めていない中臨んだ記録会だった。結果は13分54秒27で、高校からの目標であった13分台をマークした。「自信になった。ロードが得意だけど、トラックでも走れるぞ、と」。その自信が全日本での好成績につながった。

「つなぎ」で活躍を期す
 「明治は大エースがいないので、総合力で勝負。つなぎ区間とかで追い上げるため、自分のような選手が頑張らなくては」と語る木村は、どの区間でも力走すると意気込んだ。それも木村のような選手がつなぎ区間におけることがチームの強みだということを自覚しているからだ。65年ぶりの総合優勝へ、木村の働きが欠かせない。

[本永雅敬]


箱根への意気込み
 エントリーされるのは当然。気を引き締めて、箱根に向けてやっていく。去年の箱根で6区の付き添いをしていた。廣瀬さんが快走したのはうれしかったけど、自分が走れず悔しかった。今年はその悔しさを箱根にぶつけたい。夏合宿で8月1日に左足の甲を痛め(腱鞘炎)、半月以上練習できず。そこまで走り込めなかった。体力も落ち、治ってすぐなんとか間に合わせたのが日体大記録会。それでも13分54秒を出せ、あれが自信になった。ロードが得意だけど、トラックでも走れるぞと。その自信が全日本での区間賞にもつながっている。(走りたい区間は)1区を走りたいけど、文元さんが固いし、与えられた区間で勝負したい。往路だったら3、4、復路だったら9かな。個人の目標は区間賞、チームでは総合優勝。西さんは口にしないけれど、目指すべきチームだと思っている。明治は大エースがいないので、総合力で勝負。つなぎ区間とかで追い上げるため、自分のような選手が頑張らなくては。(残り3週間で)ケガ、体調不良に気をつけて、いつも通りに調整し、実力通りの走りをする。

◆木村慎 きむらしん 商2 浜松日体高 29分38秒02(1万m)

 次回は今季5000mでチーム内3位の13分47秒58をマークし、好調の牟田祐樹(農2=西武文理)を特集します。アップは明日、12月23日(月)の予定です。お楽しみに!



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