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号砲―箱根駅伝90th―  (2)廣瀬大貴・大六野秀畝・八木沢元樹  

 箱根駅伝の号砲が、いよいよに迫る。明大は5年前に箱根の舞台に戻ってから、年ごとに上昇をたどった。前回は終盤まで3位争いを演じたが、9区松井智靖(営3=世羅)の脱水症状による失速で後退。7位に沈んだ。しかし、今年度には箱根駅伝経験者が9人残り、5000m13分台保持者も史上最多の11人在籍。数ある強豪校にも劣らない層の厚さを誇っている。総合力を武器に、65年ぶりの箱根制覇に挑む。
 ここでは、初春の箱根駅伝に先立ち、西駅伝監督やエントリー選手16名の特集をしていく。号砲が鳴る前日・元旦まで、ぜひお楽しみに!
[号砲まで、あと14日]

 第2回は明大選手勢の中でも注目の廣瀬大貴(営4=洛南)、大六野秀畝(政経3=鹿児島城西)、八木沢元樹(商3=那須拓陽)。彼らの走りが65年ぶり箱根駅伝制覇のカギを握る。昨日発行した「箱根駅伝特集号」でも特集した3選手。ここでは彼らのコメントをお届けする。


山下り・廣瀬大貴
 4年間を振り返って、チームのレベルが上がっている。チーム全員が向上心を持って取り組んでいて、自分自身もそれに付いていくつもりで練習している。自分自身のことについて言えば、1年のときは単純に力不足。2年のときは試合直前に体調を崩してしまい、本調子で望めなかったし、さらに、前を走っていた早大に追い付かなくてはと焦ってしまった。3年のときは今までの反省を生かしてしっかりと走れた。自分の持ち味はスピード。そのスピードは下りで生かせる。
 4年間で今年度は一番状態が良い。特に、夏合宿では30km走をするなど、長い距離の走り込みが出来た。9月の日体大記録会の5000mでベストタイムが出せ、夏合宿の成果を実感した。しかし、この成果を駅伝で発揮できていないので、不安に感じている部分はある。今年も6区を走りたい。昨年は終盤で失速してしまったので、今年はそうならないように。目指すは6区で区間新。そうするには、ラストの3kmがポイントになってくると思う。あとは、最初の5kmの登りを余裕を持って走れるかどうか。そこをしっかり走れれば区間新も不可能ではない。さらに、最高の状態で箱根を迎えられれば、57分台も十分可能。3年間走っているので経験では誰にも負けない自信がある。どんな選手が6区に起用されても負けない自信がある。経験は気持ちに余裕を作ってくれるので。最後の箱根となるので、チームとしては総合優勝が目標。個人としては57分台。区間新を狙っていきたい。

◆廣瀬大貴 ひろせだいき 営4 洛南高 29分54秒45(1万m)








エース・大六野秀畝
 昨年の箱根は全然自分のレースができなかった。ただ窪田(忍・駒大)さんについていっただけ。積極性が全くなかった。せっかく2位だったし、先頭を追えばよかった。今年はペース、時間、距離そのものを伸ばすことを意識してきた。箱根で足りなかったのは気持ち。指名されて、「自分でいいのかな」という気持ちのまま走ってしまい、それが結果に表れた。昨年はラスト3kmで振り落された。スタミナが足りないと思ったので、今年は練習の距離を伸ばした。ただ、出雲前はやりすぎたかな。走らなきゃ、という強迫観念にとらわれていた。秋は出雲でふがいなかった分全日本で巻き返したかった。順位はよかったけど後半フォームがバラバラで失速した。練習がまだ足りていないと感じる。
 昨年と比べて一番変わったのは気持ち。最近、自分がエースだと自覚を持ててきた。昨年は周りに持ち上げられていたところはある。エースという言葉に負ける実力しかなかった。でも、怖気づいていたのから他大のエースと渡り合えるという自信をもってできるようになった。同級生のライバルは村山(謙太・駒大)。すごいけど勝たなきゃいけない相手だし勝ちたい。昨年はこの時期に2区を指名されたが、今年は出雲後に2区しか考えていないといった。やっぱり2区をしっかり走りたい。去年悔しい思いをしたから今年リベンジしたい。タイム的には1時間7分台目標。鎧坂(哲哉・平24営卒・現旭化成)さんくらい。最初から前を追う走りを目指す。

◆大六野秀畝 だいろくのしゅうほ 政経3 鹿児島城西高 28分40秒88(1万m)






5000m明大記録保持・八木沢元樹
 1、2年目は序盤から積極的なレースができなかった。積極的になおかつ粘り切るレースをしないと。日体大記録会の記録(5000m13分28秒79の明大新記録)は条件がよくて外国人選手に引っ張ってもらい、お膳立てしてもらって出たタイムだと思っている。速いタイムではあるが、強さが足りない。それが全日本で出てしまった。でも今後の陸上人生で自信になったのは確か。強さは足りないが自信にはなった。スパートのスピードには自信がある。ロードの時はラスト2qで勝負するようなトラックだったらラスト200mや100mで勝負するようなイメージを持っている。みんなは僕は長い距離は強くないと思っていると思うが、僕の中ではそういう人たちの鼻を明かしてやりたいと思っている。
 12月の合宿も今までで一番充実していたし、それはチームに対してもいえること。過去3年で一番強いチームだと思う。うちのチームは「つなぎ」が強い。2区3区が終わって先頭にいるとは考えづらいが4区は強い。5区で追っていければ、もし往路勝てればもらったようなもの。復路は強い。そのために往路が足を引っ張らないように頑張る。全日本で大きな失敗をしてしまったので箱根で大きな結果を残したい。自分が任された区間で自分の役割を果たしたい。

◆八木沢元樹 やぎさわげんき 商3 那須拓陽高 30分57秒67(1万m)

[取材:奥村佑史、加藤拓哉、山舞]

 次回は、箱根駅伝のエントリー選手16人に1年生で唯一選ばれた吉田楓(営1=東海大山形)を特集します。アップは明日、12月20日(金)の予定です。お楽しみに!



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