検索
 HOME > ラグビー部


八幡山日誌  (112)開幕3連勝目指し、明日強豪・筑波大と激突  

 
 いよいよ「今シーズン最初のヤマ場」(小村淳ヘッドコーチ)となる筑波大との決戦が明日に迫った。格下相手とはいえ、2戦連続完封勝利と好スタートを切った明治。丹羽新体制発足以来「最初のターゲット」(大椙慎也・法3=国学院久我山)として捉えていた筑波大戦。優勝争いに加わるためには、絶対に「負けられない」(村井佑太郎・政経3=秋田工)一戦となる。圓生正義主将(政経4=常翔学園)ら多くの4年生をケガで欠き、下級生主体のメンバーだが「戦力的には問題ない」(小村ヘッドコーチ)と自信を見せる。
 前日となった今日は雨が降る中、セットプレーの確認やブレイクダウンに重点を置いた練習を中心に最終調整を行った。


 日本代表にも選出されているSH内田やWTB福岡(ともに筑波大)など強力なBKがそろう筑波大。まずはこういった選手をいかに止められるかが、勝負の大きな分かれ目となる。「しつこく我慢強くディフェンスすれば相手にもミスは出る。そこをターンオーバーを狙う」(川田修司・情コミ2=桐蔭学園)対応がしっかりとできれば勝利が見えてくる。
 筑波大のもう一つの強みは「ブレイクダウンの部分、特に2枚目の寄りがすごく早い」(小村ヘッドコーチ)と警戒するブレイクダウンの強さだ。春の試合ではこの部分で圧倒され0−45で完敗を喫した。明日の試合ではここでいかに筑波大に対抗できるかもカギとなってくる。

 昨季対抗戦1位の筑波大だが今季は早慶に連敗スタートと苦しい状況となっている。この2試合を踏まえ「相手のセットプレーは穴。スクラムだったりラインアウトで相手のリズムを狂わせたい」(中村駿太・商2=桐蔭学園)と分析する。筑波大の持ち味である強固なディフェンスを「筑波大のウィークポイントの一つ」で圧倒してセットプレーから流れをつかみたい。対する明治のFWは「完成度はかなりいい」と中原正義FWコーチが太鼓判を押す仕上がりを見せている。「FWで圧倒して、ゲームを有利に進めれば勝てる」(大椙)と選手たちも手応えは十分だ。

 昨季対抗戦優勝校同士の対決は今後の対抗戦の動きを大きく占う一戦。「とにかく勝利して目標である優勝への勢いを付けたい」(小澤和人・営4=国学院久我山)と選手たちの士気は高い。早くも迎えたヤマ場の一戦。選手たちは「1点差でもいいから絶対に勝利」(大椙)を目指して明日戦う。

[真島一郎]


◆対抗戦 対筑波大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(営3=常翔学園)
9.SH浦部 岳之(法2=桐蔭学園)
16牛原 寛章(政経3=佐賀工)
2.HO中村 駿太(商2=桐蔭学園)
10.SO田村 熙(営2=国学院栃木)
17植木 悠治(政経2=大阪工大)
3.PR塚原 巧巳(政経2=国学院栃木)
11.WTB紀伊 皓太(文2=日川)
18松波 昭哉(政経3=東福岡)
4.LO東 和樹(政経2=京都成章)
12.CTB川田 修司(情コミ2=桐蔭学園)
19田中 真一(法1=国学院久我山)
5.LO寺田 大樹(文3=秋田工)
13.CTB西橋 誠人(商3=桐蔭学園)
20桶谷 宗汰(営1=常翔学園)
6.FL大椙 慎也(法3=国学院久我山)
14.WTB小澤 和人(営4=国学院久我山)
21 田川 明洋(政経4=天理 )
7.FL安永 賢人(営2=長崎北)
15.FB村井 佑太朗(政経3=秋田工)
22長石倉 豪(営3=報徳学園)
8.No.8朴 鐘圭(商4=大阪朝鮮)

23成田 秀平(営1=秋田工)


今日のコメント
小村淳ヘッドコーチ
「明日は前半戦というより、今シーズン全体を通しての最初のヤマ場となるゲームになる。ちょっとケガ人が多いけど、そこで空いた穴を埋めている選手たちもチャンスに応えているし、戦力的には問題ない。若いメンバーだし、ミスもまだまだあるけど、持っている力を出しきれば、十分勝てる力がある。この若さがいい方向に向いてほしい。筑波はブレイクダウンの部分、特に2枚目の寄りがすごく早い。あとはBKに走力があるので、そういう部分で相手の圧倒されないようにすること。キーマンとなる日本代表の選手に対しても80分間集中を切らさずに、ディフェンスで粘り強く辛抱できるかがカギになると思う。筑波大の弱点の一つはスクラム。そこで圧倒すればいいが相手も対策はとってくると思う。とにかく明治がセットプレーの安定からボールをキープして、キックでしっかりエリアを取る。そしてそこからフェーズをしっかり重ねて、大学でもトップレベルの筑波のディフェンスをかいくぐれるかが、勝負の分かれ目だと思う」

中原正義FWコーチ「FWの完成度はかなりいいです。夏合宿から意識しているセットプレー、そこは自信を持って戦えます。ラインアウトでのキーマンは寺田、スクラムでは中村。セットプレーはそこで安定させて、あとはキャプテンが出れないのでゲームキャプテンの朴がまとめてくれると思う。朴は選手からもコーチからもみんなからの信頼がある選手なので体を張ってくれると思います。絶対に勝ちます」

土佐忠麿BKコーチ「みんなの気持ちが充実しているので、今まで以上にいいプレーをしてくれると思います。今出場している選手がベストなので、当然西村のケガが治ればそれもベストになりますが、その差はあまり感じないです。筑波大のBKは個々の力があります。かといってラグビーは15人でやりますから、チーム力でしっかり戦って、80分プレーしていい結果出せるように力を合わせることができればいいと思います。アップからいい状態で選手を試合へ送り出したいです」

左PR勝木来幸(政経3=常翔学園)「キャプテンとBKリーダーが欠場という状況だが、下級生が声を出して盛り上げていきたい。筑波大はブレイクダウンの2人目が早いのでいかにブレイクダウンで優位にたてるかが大事。体をがむしゃらに当てていきたい。筑波はすでに2敗しているが関係ない。必死にやってくると思う。春負けているので絶対に勝ちたい」

HO中村駿太(商2=桐蔭学園)「今週はいい練習ができていたので、チームの調子はいいです。ラインアウトは相手の高さがあるので、そこを意識しながら寺田と合わせていければいいかなと。ラインアウトの仕上がりはいつも通り。今年はラインアウトが安定しているので、継続して取れればと思う。相手のセットプレーは穴。スクラムだったりラインアウトで相手のリズムを狂わせたい。FWからしっかりエリアを取っていきたい。フィールドプレーは自分の高校時代からの強みだったし、今でも通用している部分だと思うので筑波大でも意識していきたい。負けられない試合だし、これに勝てばチームもより盛り上がると思うので、勝てるように頑張りたい」

右PR塚原巧巳(政経2=国学院栃木)「筑波大戦は、スクラムが重要になってくる。自分の役目はスクラムなので、しっかり押し切れるように頑張りたい。チームとしては、ディフェンスで抜かれないようにしたい。セットプレーで相手にいいボールを出させないようにしたい。同期が多く出場するので、コミュニケーションは取りやすい。ミスも少なくなると思う」

左LO東和樹(政経2=京都成章)
「春負けているので、その悔しさをぶつけて絶対勝ちたい。高校の先輩である比果さんがケガで出れない分まで体を張って全力で頑張りたいと思う。早稲田にも負けれないし筑波にも負けれない。体張って、走って、勝ちに貢献できるように頑張る」

左FL大椙慎也(法3=国学院久我山)
「明日はチームがターゲットにしてきた筑波大戦。4年生がケガで出られない人も多く出られないので、4年生のためにも明日は絶対に勝ちたい。勝負を分けるのはFWだと思う。FWでガンガン押して、スクラムでも圧倒してゲームを進めれば勝ちにつながると思う。セットプレーの安定と、失点をいかに抑えられるかも重要だと思う。筑波は2人目の寄りが早いのと、BKに走力がある選手は強みだと思う。そこの相手の長所をうまく抑え込んでいきたい。とにかく1点差でもいいので勝利したいです」

右FL安永賢人(営2=長崎北)「これまでの2試合の反省をふまえ、ブレイクダウンと2人目のタックルを意識してきた。チームの調子もいい感じになっていると思う。春の時点で対抗戦の日程が決まってからこの筑波戦を目標にずっとやってきた。絶対勝って今後につなげていきたい」

No.8朴鐘圭(政経4=大阪朝鮮)
「4年生はケガが多くては入れていない選手が多い。だから彼らの分まで紫紺を背負って一発一発のアタックに気持ちを込めて入っていきたいと思う。筑波相手はタレントもそろっているので、意識していることはスタンドとハーフを絶対に抜かせないこと。たぶん天候も悪いと思うので、ファーストタックルだけ意識してしっかりディフェンスからチームの流れを作っていこうかなと思う。相手は二枚目の寄りが早いのでブレイクダウンでの激しさと早さを意識してプレーしたい。早慶が(筑波に)勝っていることにプレッシャーはあるが、自分達はその2つのために戦っているのではないので、明治のラグビーをするだけ。新チームが始まってからの初めの目標が筑波戦で勝利することだったので、こ のビッグゲームをしっかり勝って新しい明治の一歩にしたい」

SH浦部岳之(法2=桐蔭学園)
「自分はもともと下のチームから上がってきたので、筑波相手に失うものは何もない。自分の持っている力を出し切るだけだと思う。パスを早くさばいて、FWをうまくコントロールしていきたい。ディフェンスの部分でも筑波のBKには強力な選手がいるのでしっかりと抜かれないようにしたい。とにかく何が何でも勝ちたいです」

SO田村熙(営2=国学院栃木)「今日の練習の感じだと調子は微妙。焦ることなくやっていきたい。今までは相手が弱かったが、しっかり修正しなければいけない。特にブレイクダウンの部分と高くなっていたタックルを低くしたい。明日は雨でグラウンドコンディションが悪く、ハンドリングが難しくなると思うので、しっかりキックで陣地を取って試合を進めたい。全員で必死に体を張ってやっていく」

左WTB紀伊皓太(文2=日川)「筑波大はBKのチームなので、今週はディフェンスとブレイクダウンを綿密にやった。コーチ陣の分析などもあって、しっかり対策はできている。こちらが2勝しているのに対し、筑波大は早慶に2敗。試合に対する気持ちも違うと思うが、明治はまだ強い相手を控えているので、ここで勝って流れをつかむためにも気持ちで負けない。躍起になってくる筑波大に気持ちを下げられないように全員で意思統一していきたい。相手のWTBが日本代表の福岡だか、高校時代に自分より上のレベルだと思っていた選手と同じ場でプレーできることを自分の自信にしたい。雨での試合でBKがミスしてしまうとFWを心配させてしまうので、継続を意識して、まずはFWを前に出させることから自分たちがやっていけば、信頼関係ができてくると思う。明日の天候がどうか分からないが、トライ1本が大事になる試合だと思うのでディフェンスのタックルにしても自分にボールが回ってきたときにしても、結果を残して勝利に貢献できればの頑張りたい」

左CTB川田修司(情コミ2=桐蔭学園)「ディフェンスが持ち味なので、僕のタックルからテンポを作れればいいなと思います。筑波大は、BK陣にすごいプレーヤーが多いですが、しつこく我慢強くディフェンスすればミスも出ると思うので、そこでターンオーバーを狙っていきたい。シンプルに地域を取って、手堅くシンプルなサインで攻める。厳しい戦いになると思うけど、勝たなければいけない試合なのでひたむきにやりたい」

右CTB西橋誠人(商3=桐蔭学園)
「特別というのはないがやはりそれなりに強豪と言われているチームなのでどんな勝ち方でも勝ちにこだわりたい。自分達のスタイルを貫き通すのはもちろん、それ以上に相手のことを分析した上で戦おうというのをチーム全体でやってきた。世間的には早慶と勝っていたら、明も勝つんだろうと言われているが、プレッシャーは特に感じていない。明治らしいラグビーをしていれば、自然と結果はついてくると思う」

右WTB小澤和人(営4=国学院久我山)
「4年が少ない状況だが、チーム状態は悪くないと思う。明日試合で自分たちの力を出し切るだけだと思う。修平(山口)がケガして、BKは自分が引っ張っていくつもりでやる。下級生からも意見が出て、言いたいことも言い合えているので雰囲気もいい。チームとしてはBKのキーマンである選手をいかに止められるか。ブレイクダウンの寄りも筑波は早いけど、そこは練習から意識してやっているし、基本の部分でやることは普段と変わらない。個人としては対面が走力のある選手なので、外を取られないようにしっかりとディフェンスすること。自分がトライを取って勝てたらうれしいけど、まずはチームが勝つことが一番だと思う。とにかく勝利をして後半戦に勢いを付けたい」

FB村井佑太朗(政経3=秋田工)「筑波戦に向けていい雰囲気になってきた。相手はBKが上手くて速いのでディフェンスを中心にやっていきたい。フェーズを重ねていけばトライはとれる。個人的には後ろから全体を見てしっかり指示を出していく。そして相手の両WTBを走らせないようにしたい。負けられない試合になる。勝って筑波の優勝をなくしたい」

PR牛原寛章(政経3=佐賀工)
「毎年、最初のヤマ場が筑波戦になっている。そこを勝つと負けるのとではその後の慶応戦に臨む気持ちも変わってくる。技術に関しては夏に十分やってきたので、この1週間意識してきたのは一つになることだけ。リザーブなので入ったら雰囲気を変えれるようなプレーをしたい」

PR植木悠治(政経2=常翔学園)
「筑波戦ということはあるが、明治のやってきてることをしっかり出していけば絶対勝てると思う。後はセットプレーでどれだけ圧倒するかが重要。早稲田、慶応が筑波に勝っているので明治も勝ちたい。試合に出れたら、チームに貢献できるように頑張りたい」

PR松波昭哉(政経3=東福岡)「チームの調子はいいと思う。一つになってきた。試合終盤にミスが多くなるので注意したい。個人的にはセットプレーを心がけていい球を出したい。絶対に負けられない試合。もし出れたらチームに貢献できるプレーをしたい」

LO田中真一(法1=国学院久我山)「チームで一番大事な試合として春からやってきたので、緊張する。普段コーチから言われているようにワークレートで貢献したい。筑波大のBK陣はラインスピードがとても速いので、FWがどんどん守ってディフェンスしていかないといけない。筑波大はFWも強いですがBKチームなので、明治がFWで取ったり、いい形を作っていきたい」

No.8桶谷宗汰(営1=常翔学園)
「スクラムで圧倒して相手を崩すことを意識したい。日本代表選手がいるが、FWからその2人にプレッシャーをかけていこうという感じ。BKが強力なチームなのでこっちはFWで対抗したい。早稲田も慶応も伝統校で、去年から波に乗っている筑波相手に勝利しているので明治が勝って筑波にとどめを刺したい」

SH田川明洋(政経2=天理)「試合に入ったときに流れを変えることができるようにしたい。自分の持ち味がチームの雰囲気をよくするということで、4年生なのでしっかり声を出す。相手のSHに技術では劣るかもしれないが、自分の持ち味を出せるようにしたい。ここが最初のヤマ場だと思うので、勝って勢いをつけたい」

SO長石倉豪(営3=報徳学園)「試合に出たら流れを変えられるようなプレーがしたい。春に45ー0で負けて、1年間筑波戦にフォーカスしてきたので、負けられない。筑波大も強いですが、慶応と早稲田が勝っているので伝統校として明治も勝ちたい。ここ1週間は、DVDを見たりBチームが仮想筑波としてやってくれた。100%の力を出して勝利に貢献できるように頑張りたい」

WTB成田秀平(営1=秋田工)
「今シーズン最初のヤマ場としてターゲットにしてきた筑波戦なのでチームとしても気合いが入っていりと思う。(明日のポイントは)どこも強いところは基礎の部分がしっかりしている。やっぱりそこの部分をベースにミスを少なくラグビーができるかだと思います。ケガして出られない先輩もいる中でメンバーに入っているので、もし出番が回ってきたら精一杯チームに貢献したい」



●八幡山日誌のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: