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バドミントン部  念願の男女で1部!創部以来初の快挙/関東大学秋季リーグ戦1部2部入替戦

◆9・29 平成25年度関東大学バドミントン秋季リーグ戦1部2部入替戦(千葉商科大学体育館)
▼男子
 ○明大3―2中大
  高野●0―2
  水間●0―2
  高野・宮嶋組○2―0
  中木・藤井組○2―0
  櫻庭○2―0
▼女子
 ○明大3―0日大
  伊藤○2―0
  森○2―0
  木村・瀬川組○2―1

 「男女で1部」。ずっと目指してきた舞台にようやく届いた。先日行われた秋季リーグ戦で男子は全勝、女子は全敗で入替戦へ。1部を懸けた戦いに挑んだ。男子は追い込まれてから上級生が執念を見せ、女子は1部で戦ってきた実力をいかんなく見せつけた。

勝利後、チームに駆け寄る櫻庭(中央左)<
勝利後、チームに駆け寄る櫻庭(中央左)

<男子>
 第1、第2シングルスで高野将斗(商1=埼玉栄)と水間陽介(政経1=札幌一)のリーグ戦で調子の良いルーキーを起用。しかし、相手は1部の舞台で戦ってきた中大。「相手の雰囲気にのまれてしまった」(水間)と1部校の実力を見せつけられ敗戦。早くも後がなくなった。
 流れを食い止めたい第1ダブルスで高野・宮嶋航太郎(商1=埼玉栄)組。シングルスでの敗戦から「気持ちを切り替えるのも難しかった」(高野)が、宮嶋が「一本一本取りにいこう」と幾度となく声をかけ、流れを引き寄せた。2セットとも、互いに点を取り合い、一進一退の攻防を繰り広げるシーソーゲームに。二人の特徴である笑顔で楽しくプレーする場面は緊張のせいか見られなかったが「勝てるとは思っていた」という宮嶋の言葉通り、粘り勝ちを収めた。
 望みをつなげたい第2ダブルス。中木広大主将(商4=旭川実)・藤井佑介(政経3=札幌第一)組は「上級生の出番。出るからには勝たないと」(中木)という強い気持ちでコートに立った。相手の身長が高く、序盤は高い打点から撃ち落とされるスマッシュに翻弄(ほんろう)される場面もあったが、徐々にペースをつかみ始め勢いを増していった。終盤にはラインぎりぎりを狙って得点を連取。大きなガッツポーズで試合を終えた。
 先に試合を決めていた女子も応援に駆け付け、1部への大きな期待の中最後にコートに立ったのが櫻庭弘貴(政経4=青森山田)。朝に38度の熱が出て、体調は芳しくなかったというが「やるしかないなという気持ち」で試合に臨んだ。1セット目は体調不良を感じさせないほどコートの隅まで動き、ポイントを連取。危なげなく取った。しかし、2セット目は苦しかった。「もし負けたら…という気持ちが頭をよぎった」(櫻庭)。しかし、大きな声援の中で気持ちを強く持ちシーソーゲームを制した。声援が湧きチームの大きな輪ができると、櫻庭ははにかんでその輪に飛び込んだ。
 

チームを引っ張った木村(手前)・瀬川組<
チームを引っ張った木村(手前)・瀬川組

<女子>
 女子は1部の座を守り切った。「絶対残るしかない」(瀬川桜子・農4=埼玉栄)と早大戦の苦杯を感じさせない試合であった。
明大は早大戦とオーダーを変えて第1シングルスに伊藤美紗(政経3=聖ウルスラ学園英智)を起用。「最後まで気持ちを切らさずにプレーできた」(伊藤)と左太腿(だいたい)にケガを抱えながらも、前後左右に打ち分けて1セット目を21―12と大差で奪う。2セット目も勢いそのままに序盤で5連続ポイントを取り、点差を6まで広げる。そこからは連取されることもあったが、焦らず持ち直して1勝目を挙げた。
 第2シングルスの森朝香(文2=埼玉栄)はリードを奪われることもあったが、終始流れを渡すことはなかった。下級生ながらも安定したプレーを見せ、自分のペースで相手を圧倒した。ストレートで勝ち抜き、1部残留に王手をかける。
 第1ダブルスの木村瞳(文4=埼玉栄)・瀬川組は「強い気持ちを持っていれば必ず勝てると思っていた」(木村)と1セット目は相手のスマッシュを拾い続けた。チャンスを幾度も作り、スキを与えず奪取。そのまま2セット目も勝ち取れるかと思われたが、終盤にポイントを連取され落としてしまった。ここで決めておきたい3セット目。2セット目の雰囲気も一変して木村・瀬川組の目の色が変わった。瀬川のスマッシュが相手コートに決まると同時に明大の1部残留を決定付けた。試合後、石田純女子コーチは「彼女たちにとって人生最後のリーグということで、相手も強かったけど勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情で語った。

 創部初の「男女で1部」。悲願を達成し、選手やコーチのみならず応援に駆け付けたOB、OGも歓喜に沸いた。しかし「それでもまだまだ通過点」(鰐川朗男子コーチ)。念願の1部で、さらなる高みを目指す。

[関口詩織・西尾健三郎]

今日のコメント
<男子>
鰐川男子コーチ

「とにかくほっとした。それでもまだまだ通過点だと選手には言った。春季のときは正直まだ昇格できる実力ではないと思っていたが、今回は半年でしっかり実力を付けていたので上がれると思っていた。1年生がかなり主体となっていたがそれが上級生の刺激になった。1年生は期待通りの結果を残してくれたが、そのことで上級生がやる気を見せてくれた。最後の櫻庭には、後輩に負けていたらいる資格はないと言葉を掛けたが、しっかりと意地を見せてくれたね。今回、力を発揮してくれた1年生を含め来年度はレベルが必然的に上がってくると思うので、1部という上の舞台でもしっかりやってくれると思う」

中木主将
「とにかくうれしい。最後は弘貴(櫻庭)ならやってくれると信じていた。体調が芳しくなかったのに、良いパフォーマンスを見せてくれて、勝ちにいってくれた。最後は特に応援が盛り上がっていたが、やっぱり4年生で同期なので特別な思いもあった。オーダーは上位をリーグ戦で調子のよかった1年生でまとめた。ストレートでいけるかなとも思ったが、やはりそう簡単には勝たせてもらえなかった。高野・宮嶋組が食い止めてくれて、そのあと上級生の出番だった。出るからには勝たないと、という強い気持ちでコートに立った。ペアの藤井には助けられた部分がたくさんあった。強気で攻めていかないとと思っていたが、藤井が『前の球をたたきにいってください』と言ってくれて、出だしの1本をつぶせることで気持ちよくプレーできて勢いをつけられたし、自分が攻める代わりによく守ってくれた。今年は『マイナスからのスタート』というテーマでずっとやってきた。やっと1部に立って0の地点に戻った。ここは通過点でしかないので、後輩たちには1部の上位を狙って思いっきりプレーしてほしい。上位にいけるチームだと思っている」

櫻庭
「応援を感じていた。最後に試合に出たのは自分だが、みんなで勝ち取った1部だと思う。今朝熱が38度まで上がったが、やるしかないなという気持ちでコートに立った。もし負けたら…という気持ちが頭をよぎったが、できるだけやらなきゃという気持ちのほうが強かった。緊張はしたが、軽い気持ちでできたと思う。来年から1部だが、上がることより残ることのほうが難しい。1部最下位で入替戦…と同じことを繰り返さないように、1部に定着して優勝目指して頑張ってほしい」

藤井
「4年生には最高に結果を送ることができた。今はうれしい気持ちでいっぱいだが、徐々に1部へのプレッシャーに変わっていくのだと思う。ダブルスでは、中木さんのために頑張った。上位に1年生をまとめていて追い込まれたが、リーグ戦では自分があまり貢献できなかったのでここでやるしかないなと思って、開き直って強気で臨んだ。冷静に試合を運べたのでよかった。来年は1部優勝を目指してチームを引っ張れるようにしたい。結果を残したい」

高野
「素直にうれしい。自分としては課題が多く見つかった入替戦だった。出だしのシングルスで空間をつかったプレーができなかったのが一番の課題。勝って流れを作るポジションだったのに負けてしまったのがすごく悔しい。ダブルスでとれたのは良かったが、気持ちを切り替えるのも難しかった。上級生のプレーにはただ感動した。来年もしっかり引き継いで1部上位を達成したい。相手が強くなるので、今からわくわくしている」

水間
「1ゲーム目から流れに乗れれば良かったが、相手が余裕をもって試合に臨んできたので、相手の雰囲気にのまれてしまった。今回戦ってみて、上から打っていく球に関しては、自分の思った通りに打てればある程度通用すると実感した。ですが、コーチにも言われたように、まだまだ基礎的な体力がついていないのでパワー不足を実感している。シングルスを二つ落としてしまう形になった高野とは、次は絶対に勝たないといけないと声を掛けあった」

宮嶋
「うれしい。上級生がかっこよかったし、勝てると信じていた。シングルスの結果で高野がショックを受けていたので、『1本1本取りにいこう』などいろいろとまめに声をかけた。追い込まれていたこともあって心に余裕がなかったからいつものようには試合を楽しめなかったけど、勝てるとは思っていた。男女で1部を達成し、先に1部にいた女子に追いつけてよかった。次にまた2部に落ちたら意味がないので、1部に上げてもらった感謝を胸に頑張りたい。次は自分たちの番」

<女子>
石田女子コーチ

「(女子は)春も残留できて、秋は入替戦にいきたくなかったが1勝の壁が高かった。今回は2部優勝の日大が昨年の明治のように勢いがあって、エースのダブルスがポイントゲッターとして強力だったので、相当危機感を持って臨んだ。入替戦は上がりたい気持ちと落ちたくない気持ちのぶつかり合い。日大はその勢いで来ているので少しでも気を許したら負ける、日大とやるのは怖いという恐怖感を持って臨ませた。リラックスしろとかいつも通りとは一言も言わず、常に恐怖心を持ってやった方が相手を見る観察力が上がる。今回は頭のシングルスから全員が危機感を持ってやった。伊藤は肉離れをしていたので本当は単複兼ねるところをシングルスだけに専念させ、そのシングルスもあえて弱い相手ではなくトップにぶつけさせた。これはアドレナリンが出て気持ちが入って戦えるので。相手の3番手のシングルスを明治の2番手の森がしっかりストレートで勝ち切れたというのも昨年からのメンタル面での進歩が見られた。最後はエースダブルスの瀬川と木村です。彼女たちにとって人生最後のリーグということで、相手も強かったけど勝てて良かった。ファイナルは相手が全て出し尽くした形でやり手がありませんでした。こっちはそれを経験してきているのでさらにまだ引き出しが余っていた。明治にも進歩が見られたので収穫になりました。リーグで戦うのは1部のトップの選手たち。関東の1部といったら全国のトップクラスだし、その中のトップシングルス3人とトップダブルス2組が出てきてその人たちに勝てという話になる。だから1部に近づくだけでは足りない。まだまだ及ばないが1部のメンタル、フィジカル、技術は身に付いてきていると思う。これから春までにはさらに勝てるようにステップアップしていきたい」

瀬川
「最初の方は足がガチガチで動かなかったけど最後の方は落ち着いてできたので良かった。(入替戦までの1週間は)あえていつも通り過ごしていたし、普段シングルスとダブルス両方出ているので体力面での心配はなかった。序盤から力んでしまっていたけど最後は勝ち切れたので良かった。キャプテンになるまでは自分のことでいっぱいいっぱいになってしまっていたけど、今は自分が引っ張っていくという思いでいる。チームのことは大好きで家族みたいに思っていて、みんなで1部上位にいきたい。今回の結果は良かったけど、1部にいるのを当たり前にしていきたい」

木村
「今日は2―0で回ってきて、気持ち的には明治の方に流れが来ていたのでプレッシャーを感じないでできた。何回かやったことがあって強いのはわかっていたが、これまで戦ってきて負けたくないという強い気持ちを持っていれば必ず勝てると思っていた。引かないで自分たちのペースに持っていけたことが勝ちにつながった。秋は入替戦に出ないことを目標にやっていたのでまだまだだと思ったが、自分たちの代の目標は1部残留だったのでそれを達成できて良かった。勝たないといけないところで勝てたのが良かったと思う。もうすぐインカレが始まるが、男女とも良い流れだと思うのでこのままチームみんなで勝てるように、自分がしっかりポイントをとるという気持ちで残りの日にちを過ごしていきたい」

伊藤
「リーグ戦が終わってから左の太腿(だいたい)をけがしてしまっていて、今日がぶっつけ本番だったのは不安だった。試合中も痛んではいたが、痛み止めを飲んだりしてなんとか自分が第1取って雰囲気を良くしたかった。今日の試合に関しては、自分を褒めたい。連取されているときは、焦らずに集中して逆にプラスにしていこうと思っていた。今までの試合は1ゲーム目取って、2ゲーム目取られて追い込まれてしまう展開が多かったけど、今日は足も動かしづらい中でラリーからミスを誘って最後まで気持ちを切らさずにプレーできたのが良かった。こういったプレーができたのも明治の男女の仲がいいところだと思うし、男子と合同練習のときにもスピードに慣れることができたので、得られるものも多いと思っている。私に足りないのは体力で、春リーグのときからも走り込みとかしなかったので、これからに向けて体力付けしていきたい」


「入替戦はリーグとは全然違うので最初は緊張していた。(入替戦自体は)出るのが2回目で、前回はすごい緊張してダメだったので今回はリラックスして自分のプレーができるようにしていた。コーチが途中声をかけてくれることも多かったので焦らず1本目を意識してできた。筑波大戦のときは大差で勝っていたにも関わらず勝ち切れないってこともあったし、長いラリーで体力負けしてしまうことがあったので、これからは体力を強化していきたい。男女とも1部ではずっと戦いたかったので、今は本当にうれしい」


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