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今季もエースとしての期待が高い山崎


東京六大学野球 2013〜秋〜  (3)選手インタビュー 山崎福也、坂本誠志郎  

 再び頂点へ――。春は16試合にも及ぶ激闘を制し、粘りの野球で35度目のリーグ優勝を果たした。夏の厳しい練習を経て。さらに戦力は充実。1975年以来、チーム史上4度目の春秋連覇、そして春は逃した日本一を目指す。
 エースは今季も輝き続ける。今春のリーグ開幕前、善波達也監督からエース背番号「11」を与えられた山崎福也投手(政経3=日大三)。その高い期待に応えて、投手陣の大黒柱としてフル回転しリーグ優勝に貢献。胴上げ投手にもなり、文句のないシーズンとなった。7月には日米大学選手権にも参加し、貴重な国際経験を積んだ。エースとしてさらなる活躍が期待される山崎に今シーズンへの意気込みを語ってもらった。

<世界の舞台を体験して>

――日米大学選手権に出場されて何か収穫はありましたか
山崎:
変化球、特にフォークが低く決まっていました。直球のスピードも上がったかなと感じます。バッテリーを組んだ亜大の嶺井さんとはピッチングのことで話しましたが、球が低めに決まることが大事ということを話しました。

――米国の打者と対戦して、何か感じたことは
山崎:
米国の打者とはキャンプの時も対戦しましたが、力強さはやはり日本の打者とは違うと感じました。それでも、向こうの打者を抑えることができて自信になりました。

――日米大学選手権で他大の選手と何か交流はされましたか
山崎:
日本代表の中では野手の方と話して飛ばす技術について聞いて、すごいなと思いました。投手では特に国学院大の杉浦さんの投げる球は、普通の投手とは違う球筋だなと思いました。

――決め球であるフォークへのこだわりは
山崎:
やはりフォークは自分の中でも自信のある球です。

<下半身強化に取り組んだ夏>

――8月の高森キャンプで主に取り組んだことは
山崎:
高森では特にピッチングはせずに、毎朝宿舎近くの山に登ったりして下半身強化を重点的にやりました。下半身強化はチームの方針です。日米大学選手権までですごく投げていたので肩を休める意味もありましたし、下半身をしっかりつくっていこうということで取り組みました。山登りは毎朝6時から1時間近くやりました。山登りの参加者は主に投手陣で、あと監督が指名した野手数名もやっていました。ただ投手陣全員が参加していたわけではないです。まだオープン戦の段階で変わったという実感はないですが、あれだけの下半身強化メニューをこなしたことは自信になりました。

――春の開幕前と秋の開幕前でご自身が何か変わったという実感は
山崎:
特にはないです。あまり自分が変わったというイメージはないです。

――開幕まであとわずかだが、善波監督から何か開幕投手に関することは言われましたか
山崎:
まだ監督からは何も言われてないです。開幕投手については何も分からないです。

――それでも山崎選手が開幕投手になる可能性が高いですが、開幕投手への意気込みは何かありますか
山崎:
もちろん開幕投手になりたい気持ちはあります。ただ、もし開幕投手になれなくても任せられた場所でしっかり投げます。

――春の米国キャンプの前に参考にする選手は阪神タイガースの能見篤史選手とおっしゃっていましたが、それは今も変わらないですか
山崎:
目標にしている投手が特にいるわけではないですが、それでも能見選手の球質とかを見ていると良いなとは思います。

――山崎選手から見て、夏に伸びている投手は誰かいますか
山崎:
全員が伸びていて、とくに誰が伸びているというのはないと思います。

――星知弥選手(政経1=宇都宮工)、柳裕也選手(政経1=横浜)、川口貴都選手(法1=国学院久我山)などの1年生投手については
山崎:
星、柳、川口の3人共が力のある選手なので、リーグで誰がどこで投げてもおかしくはないと思います。

――今季の目標は何ですか
山崎:
春のような結果が出れば良いと思います。最多勝を取って優勝に貢献したいです。

――今季は高校の先輩でもある関谷亮太選手(政経4=日大三)と同じチームで野球をする最後のシーズンとなりますが
山崎:
関谷さんだけではなく今の4年生の先輩と野球をするのはあと少しなので、優勝したいです。

――ありがとうございました。

◆山崎福也 やまさきさちや 政経3 日大三高出 187cm・86s 投手 左投左打

山崎 今春・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
今春
11
258
63 1/3
54
18
55
11
1.56
通算
34
11
601
150 1/3
110
45
126
30
1.80






秋は打撃でも印象を残したい坂本 <
秋は打撃でも印象を残したい坂本

司令塔の存在は欠かせない。巧みなリードで投手陣を支える坂本誠志郎捕手(文2=履正社)。今春は不動の正捕手として確かな地位を築いた。リーグ優勝に大きく貢献し、大学日本代表にも選出されるなど飛躍のシーズンとなった。そんな坂本に秋への意気込みを語ってもらった。

<見えてきた課題>

――現在の調子はどうですか

坂本:オープン戦ではバッティングはいい感じですが、守備に不安があります。配球面ではないのですが、普段できていたことができなくなっています。これは試合に出て直していくものなので、開幕までには直したいです。

――春を振り返ってみていかがですか
坂本:春は厳しくしんどい試合が多かったです。ただ、春の時点ではあの勝ち方しかなかったと思います。粘りきって負けなかったですし、この形でも勝てるという自信にはなりました。秋は一気に勝つようにしたいです。1戦目を取って2戦目も取りたいです。

――正捕手の座を確立しましたがその点についてどう思っていますか
坂本:1年生の時も試合には出ていましたが、途中で代えられることが多くて悔しかったです。この春も早稲田戦、慶應戦では途中で代えられました。そのあとに失点したので自分が出ていて何とかしたいという気持ちでした。スタメンで出るからにはフルで出たいですし、自分しかいないという気持ちでいます。

――どのように投手陣をリードしましたか
坂本:春は福也さん(山崎投手・政経3=日大三)はアメリカキャンプから調子がよくそのままシーズンに入れました。ストレートがよかったので多めに使って、勝負所もストレートで押していけました。リーグ戦中は1戦目に調子が悪くても、2戦目の間にキャッチャーの西村さん(祐希捕手・法4=春日部共栄)が直してくれて、3戦目にいいピッチングをしてくれました。西村さんと自分で福也さんの調子を見ていますが、西村さんの存在は大きいです。関谷さん(亮太投手・政経4=日大三)は勝手に投げてくれます。攻め方に共通認識もありますし、いいボールを見つければそれでポンポン攻めていけます。法政の大城戸さんが関谷さんのチェンジアップはピッチャー方向に戻っていくみたいと言っていました。バッターの手元にボールがなかなか来ないという印象らしいです。福也さんも関谷さんも経験があるので、その日のいいボールでどう駆け引きするかが大切です。いいところを引き出していけました。ピッチャーが不安そうなら自分が強気になったり、調子がいいなら自分が引くのか押すのか考えています。これからもそこはかわりません。

――打撃面では成績が伸び悩みましたが
坂本:バッティングでは打てる球を逃していました。その点は克服していきたいです。自分が出塁すると生還することが多いらしいので、出塁して上位につなぐのが理想です。調子の波は小さくしたいです。

――その中でもバントや進塁打など小技が光っていた印象がありますが
坂本:バントや進塁打は自分が犠牲になってチームに貢献するものです。自分はその役目でもありますし、そういった場面に回ってきます。ただ、進塁打もヒットになればいいですし、バントを使わず打つことができれば作戦の幅も広がります。今は求められることをやれるようにして、それができるということを強みにしたいです。

<バットで貢献>

――高森キャンプはどのように過ごしましたか
坂本:キャンプでは打つことに専念しました。スタッフにも指導されましたし、広澤さん(克実氏・昭59卒)にも付きっきりで指導を受けました。朝の特打にも参加しました。自分が打てばチームも楽になると思います。自分とスタッフの考えが一致している分やることは明確でした。

――キャッチャーとして、オープン戦でのピッチャーの調子はどう感じますか
坂本:オープン戦でいろんなピッチャーを受けました。上原(健太投手・商2=広陵)は計算できるようになりました。関谷さんは自分で追い込んでくれるので心配していません。福也さんは疲れがあるのかまだ春のようなボールが来ないです。本人もしっくりきていないようです。今岡さん(一平投手・文3=横浜隼人)は淡々と投げてきます。北田さん(純投手・法3=倉吉東)は右サイドで右打者相手ならほぼ抑えている印象です。監督の評価も高いですし中継ぎとして機能するかもしれません。あとは1年生の柳(裕也投手・政経1=横浜)、星(知弥投手・政経1=宇都宮工)、川口(貴都投手・法1=國學院久我山)の活躍が投手陣の底上げになると思います。

――秋気を付けたい相手はどこですか
坂本:みんな法政や早稲田を警戒するかもしれませんが、自分は東大です。春勝ったとはいえいいイメージがないです。打力も上がって抑えられない感じがします。力が落ちる分なんとかしようという気持ちがありますし、しつこさがあります。言い方は悪いですがそこをいいように使わないといけないです。春は入りが悪く後半に強かったですが、秋にもし入りで負けると(そのカードを)落としてしまうかもという雰囲気になりかねないです。早い段階で勝負を決めることが重要です。東大戦はシーズンの始まりなのできっちりした野球できっちり勝ちたいです。1個ずつ勝つという姿勢は秋も変わりません。

――秋のご自身の目標は何ですか
坂本:個人的には最優秀防御率の投手を出したいです。ピッチャーをリードするので自分も関わってくると思います。打撃成績で自分の獲れる賞はないですし。打つ方では、打率とかの数字ではなく、「あいつ打ってたな」と思われるような印象に残る活躍をしたいです。

――最後に応援しているファンの方々へコメントをお願いします
坂本:春はファンの方にハラハラドキドキさせてしまいました。秋もそうなるかもしれませんが安心して見てもらえるようにしたいです。球場でファンの方から名前を呼んでもらえてうれしいですし、そう言ってもらえる立場にいる以上はもう1回優勝したいです。
――ありがとうございました。

◆坂本誠志郎 さかもとせいしろう 文2 履正社高出 175cm・77kg  捕手 右投右打

坂本 今春・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
今春
16
44
10
.227
通算
32
93
20
11
11
13
.215





[森大輔・森光史]

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