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取材に応じる柳


ボールパーク便り  ルーキー特集(1)名門のエースナンバーを背負った男 柳裕也  

毎年恒例のルーキー特集。今年もこれからの明大を担うルーキーたちが入部してきた。その中でも注目の選手を、全8回に分けて特集していく。
 高校時代、全国でも屈指の名門・横浜高校で3度の甲子園出場を果たした柳裕也投手(政経1=横浜)。2年生の夏は5試合に先発、“激戦区”神奈川を制する原動力となり、甲子園の土を踏んだ。大学入学後の春季リーグ戦では1年生ながらベンチ入り。また今春の新人戦決勝では先発し、7回1失点と好投。その経験値の高さを見せつけた。

 宮崎県出身の柳は、横浜高校が甲子園で試合をするのをテレビで見て「かっこいいと思った」と憧れを抱いた。そして松坂大輔投手(クリーブランド・インディアンズ)や涌井秀章投手(埼玉西武ライオンズ)らプロで活躍する選手と同じ高校でプレーしたいという気持ちから横浜高校への進学を決めた。2年生の夏の甲子園から背番号1を背負い、チームを引っ張った。高校野球の集大成で臨んだ3年生の夏には4試合に登板。準々決勝での桐光学園戦は7回まで1失点と好投していたが、8回2死からの3連続適時打で3点を失い降板。チームは敗れ、4季連続の甲子園を逃してしまう。だが試合後、最も尊敬する渡辺元智監督から「お前がいたから甲子園に行けた。お前に出会えて良かった」と、言葉を掛けられた。この言葉で確信を持った。「横浜高校に来たことが間違っていなかった」(柳)。甲子園だけが全てではない。「あの試合に行きつくまでで大きく成長できた」と横浜高校の仲間と過ごした時間は、技術面だけでなく精神面でも成長させた。

 
新人戦で好投を見せた<br><
新人戦で好投を見せた
彼の持ち味は正確なコントロールだ。150kmの速球を持っているわけではないが、緩急をうまく用いて相手を翻弄する。「外角低めに自信を持って投げて、打者に考えさせるような駆け引きも磨いていきたい」と自分の持ち味を生かした投球を目指す。今は体幹を鍛えることに重点を置いている。厳しい場面でもフォームを安定させるためだ。高校と大学の違いは自主練習の時間が増えたこと。自分の理想に近づくために必要な練習の確保は問題ない。「自分でやるかやらないかが問題。まずは自分に負けないでやっていく」と力強く語った。

 春のリーグ戦では優勝の喜びを味わい、新人戦では結果も残した。「新人戦で自信がついてやっていけると感じた。もっと自分のスタイルに磨きをかけていく」。柳はこれからも進化を続ける。さらなる経験を積み、今度は投手陣の主力として優勝に貢献する日が来るのはそう遠くはない。


◆柳裕也 やなぎゆうや 政経1 横浜高出 180cm・80kg 右/右 投手
座右の銘は「目標がその人を支配する」。この言葉通り大きな目標を胸にしたとき、柳の活躍が見られるだろう。

次回のルーキー特集は吉田大成内野手(国際1=佼成学園)8月10日(土)アップ予定です。お楽しみに。



[西村典大]

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