検索
 HOME > 硬式野球部

全試合に先発出場した高山。1年生ながら主力打者に定着した


東京六大学野球 2012〜秋〜  (38)リーグ戦後インタビュー 高山、坂本  

 王座奪還を懸け、臨んだシーズンも結果は2季連続の4位。春に続き、今季は法大に目の前で優勝を決められた。悔しさの残る今シーズンを主力6選手に振り返ってもらった。
 1年生ながら主力に定着した高山俊外野手(文1=日大三)。秋は打率2割6分7厘と春と比べて打率を落としたものの、シーズンを通して主軸打者として活躍した。来年以降も明大を引っ張るであろう高山に今シーズンを振り返ってもらった。

――今シーズンを振り返っていかがですか
高山:自分が大きなミスをしてしまったことがあり、それがチームが優勝を逃した原因の一つだったと思います。チームというよりは、個人として自分の足りないところがチームの勝敗を大きく左右したと思います。自分がしっかりしていれば勝てた試合が何試合かあったので、チームに迷惑を掛けてしまったと感じたシーズンでした。「悔しい」などの言葉は言っていられないです。次のシーズンに向けてミスをなくすしかないです。

――勝ち点を落とした慶大、法大と比べて明大が足りないと感じたものは何ですか
高山:自分たちの方が練習をしているという気持ちで戦いました。力が同じぐらいのチーム同士ではミスをした方が負けるということは言われていたし自分でもそう思っていたのですが、自分がミスをしてしまったので、何が足らなかったというよりはミスをしたかどうかの差だと思います。

――高山選手のミスとは、慶大4回戦の9回でのけん制死のことでしょうか
高山:そうです。加えて法大1回戦でセンターフライを取れなかったことです。

――個人としてシーズンを通して良かったところは何ですか
高山:春が良かった分、秋は警戒されるだろうなと思って臨んだシーズンでしたが、予想通り警戒されて春ほどの結果は出せませんでした。それでも調子が悪い中でも安打が何本か出たのでその点は良かったと思います。

――今秋の高山選手の打率(2割6分7厘)はどう思いますか
高山:打率には満足していないです。打撃内容にもあまり納得はしていないです。

――今秋の明大は1年生の活躍が目立ちましたが、そのことは同じ1年生としてどう思いますか
高山:入学してから卒業するまでの4年間ずっと一緒にやっていく選手なので、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)してうまくなっていくのが一番だと思います。本当に経験を積めたシーズンだと思います。1年生全員でこの経験を次のシーズンに生かしたいと思います。

――1年生からレギュラーをつかめたことは、ご自身ではどう思いますか
高山:今年はレギュラーとして試合に出場させてもらいましたが、外野はいい選手がたくさんいるので来年は自分が試合に出られる保証はないです。新入生も入ってきてどうなるか分からないですし、レギュラーをつかんだという感覚はまだないので、ここから練習を積み重ねていきたいです。

――1年間主力選手として活躍して、改めて自分の理想の打者像は何だと思いますか
高山:春と秋を通して、ワンチャンスをものにしないと厳しいということを痛感したので、ワンチャンスをものにできる打者になりたいです。

――高山選手は今年一年間で36本の安打を放ちましたが、4年間で100安打を打つなど具体的な数字の目標というものはありますか
高山:100安打ということは周りからも言われていますし、自分でも100安打というものを意識していないわけではないです。ですが、そういう安打数について今は考えなくてもいいことです。ワンチャンスをものにする打撃をして結果的に100安打を達成できれば良いと思います。

――今秋の明大は白村選手(慶大)や三嶋選手(法大)など速球派の投手に苦しむ場面が多かったですが、他大の速球派の投手についてどう思いましたか
高山:自分は速い球は苦手ではないですが、コースに決まる速い球に変化球が加わると手が出なかったというところもありました。オフシーズンの期間は速い球を打てるようにするというよりは、厳しいコースの球を打てるように練習していきたいです。

――来年は2年生となりますが、どのようなチームを作っていきたいですか
高山:チームを作っていくのは中嶋(啓喜外野手・法3=桐蔭学園)さんや関谷(亮太投手・政経3=日大三)さんなどの上級生の先輩ですが、その上級生の先輩がつくりたいと思うチームで「高山が必要だ」と思われるような選手になるために練習していきたいです。

――個人として技術的に伸ばしたいと思うものは何ですか
高山:自分は三振をするタイプの打者ではなかったですが、今シーズンは三振が多かったのです。いろいろなことを考えすぎたことが原因だと思います。自分の魅力は積極的な打撃だと思うので、そこをもう一回見直して伸ばしていきたいです。

――最後に来季への意気込みをお願いします
高山:毎回「優勝したい」と言ってきましたが、その前に自分のやるべきことをやらなければいけないと思ったので、まず自分のできることをやってチームに貢献していきたいです。

――ありがとうございました

◆高山俊 たかやましゅん 文1 日大三高出 181cm・84kg 外野手 右/左

高山 今秋成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
今秋
14
60
16
.267






 正捕手として自信をつかんだシーズンだった。今シーズン全試合でスタメンマスクをかぶった坂本誠志郎捕手(文1=履正社)。1年生ながら冷静かつ大胆なリードが光り、扇の要として投手陣を支えた。自身も「やっていけるという自信をつかんだ」と、成長を実感。急成長を遂げた坂本に今シーズンを振り返ってもらった。

――今シーズンを振り返っていかがでしたか
坂本:
1年秋の時点からリーグ戦でスタメンとして出させてもらって、やっていけるという自信につながりました。ですがチームとしては優勝できなかったですし、自分としても後半のカードでは精神的にも体力的にもまだまだ足りないと実感することが多かったので、悔しいシーズンでした。

――今シーズンは全試合でスタメンマスクをかぶりましたが、プレッシャーはありましたか
坂本:
春も立大戦に出させてもらったので、その時と同じで緊張することなく、やるべきことに集中しようと試合には臨みました。また試合を重ねていく中でチームが苦しいときにはプレッシャーも感じましたが、大きく崩れることなくできたと思います。

――試合を重ねていく中で経験として得たものはありますか
坂本:
どの相手も2巡目からは打者も考えて配球に合わせてくるので、打者との駆け引きは意識するようになりました。また、春にやった立大以外は初めて対戦する相手なので、探りながらやっているところもありましたが、東大以外全て1戦目を落としているので、それでは駄目だと思いました。そのカード自体の士気にも関わりますし、いい形でそのカードを進めていくには1戦目を取りにいかないといけないと思います。
今季全試合スタメンマスクをかぶった坂本
今季全試合スタメンマスクをかぶった坂本

――高校と大学で違いは感じましたか
坂本:
東京六大学には地方から好打者が集まるので、振ってくるところと振ってこないところがしっかりしていたり、甘い球を捉える確率が高いと思いました。とにかく技術力は全然違うと思います。ですが自分の考えた攻め方がきっちりできれば、やれないことはないとも感じました。

――チームとしては4位という結果でしたが、優勝を逃した要因は
坂本:
やはり大事な場面で一本出なかったことだと思います。ピッチャーは頑張っていたのですが、打撃面で速い球に対応しきれませんでした。リーグ戦でも相手投手が良かったから駄目だったのでは今後のイメージも悪くなりますし、その日その日で対応していって、打てなくても点を取ることが必要だと思います。

――今シーズンの中で印象に残っていることはありますか
坂本:
早大に勝ったことです。1戦目を落としましたが、2、3戦目をとれて、ピッチャーがよく頑張ってくれました。また慶大戦でも3戦目ではゼロが続き、ピッチャーは本当によく投げてくれたと思います。

――今シーズン良かった投手は
坂本:
どの投手も日によって差はありましたが、上原(健太投手・商1=広陵)は安定していたと思います。相手にデータがないということもありますが、いいピッチングをしていました。また後半戦は福也さん(山崎・政経2=日大三)もリリーフとして安定していたと思います。

――一方打撃面を振り返っていかがですか
坂本:
リーグが始まる前は対応に不安があったのですが、終わって振り返ってみるともう少し打てたかなという印象です。甘い球を打ち損じたり、見逃してしまうことも多かったのでそこは反省点です。三嶋(法大)投手や白村(慶大)投手は150km近くの球が出る速い球を投げますが、手も足も出ないというわけではありませんでした。でもチームとして下位打線からつなげていかないといけないと思いました。

――今季は1年生の台頭が目立ちましたが、坂本選手としてはどう感じますか
坂本:
1年生が多く出ていることにあまり意識はしていないです。試合に出られる力があれば出るのは当たり前ですし、逆に2年になって自分が出られるかは分かりません。周りがそう言ってくれるのはいいですが、試合に出ている以上は明大を背負う責任があると思います。なので1年生が4年生の大学野球生活を終わらせてしまったという責任を1年生は持たないといけないと思います。

――オフシーズンの期間は何に重点を置いて取り組みますか
坂本:
守備面では送球練習や配球の勉強にも取り組んでいこうと思います。配球には考え方がたくさんあるので、いろいろ取り入れて引き出しを多くしていきたいです。また代打を出される場面もあったので使い続けてもらえるように、打撃力を上げていきたいです。

――最後に来年へ向けて意気込みをお願いします
坂本:
メンバーは変わりますが来年も試合に出続けられるようにするのが目標です。また個人としては同じチームでの争いも大事ですが、プロのようなさらに上のキャッチャーになることを目指していかないと、常に成長していかないと思うので、さらに上を目指していきたいです。

――ありがとうございました

◆坂本誠志郎 さかもとせいしろう 文1 履正社高出 175cm・77kg 捕手 右/右

坂本 今秋成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
今秋
14
40
.200




[桑原幹久・森大輔]

●東京六大学野球 2012〜秋〜のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: