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硬式野球部  息詰まる投手戦を制し新人戦最多34回目の優勝を果たす/東京六大学秋季新人戦

◆10・29〜10・31 平成24年度東京六大学野球秋季新人戦(神宮球場)
▼10・31 決勝 対法大戦
 ○明大1―0法大
決勝1011
明大
法大

(明)月田、○内海―高橋隼
(法)浅野、●青木―中園
【二】(明)水井(4回)
(明)◇犠打3 月田(5回)、宮内(8回)、七田(10回) ◇併殺0 ◇残塁11 ◇盗塁1 宮内(1回) ◇失策0
 延長11回に及ぶ大熱戦を制した。春秋連覇の懸かる明大は4季連続で法大と対戦。試合は両先発投手が好投し9回を終わって0−0。両チーム互いに譲らず試合は延長戦へ。迎えた11回に高橋隼之介捕手(法2=日本文理)が押し出しの四球を選び、貴重な1点を先取する。投げては月田雄介投手(商2=熊本工)、内海裕太投手(商1=桐蔭学園)の左腕リレーで法大打線を零封。延長戦までもつれる投手戦に勝利し、新人戦最多となる34回目の優勝を果たした。

優勝を決め、マウンドに駆け寄る選手たち
優勝を決め、マウンドに駆け寄る選手たち
 
 相手投手の乱れから1点をもぎ取った。法大の浅野、青木の両投手の前に打線はチャンスを生かすことができず、10回まで無得点。だが11回にチャンスが訪れた。2死後に途中出場の小倉貴大外野手(文1=関西)が左前安打で出塁。すると法大2番手・青木がリズムを乱し、その後2四死球。2死満塁というこの日最大の好機を迎えた。ここで打席には、この日2安打の高橋隼。「甘い球が来たら打ってやろうと思って打席に立った」。しかしその言葉とは裏腹に、制球が定まらない青木(法大)のボールに手を出さず、3ボール1ストライクと追い込む。5球目も冷静に見送り、押し出しの四球を選んだ。ボールを見送った瞬間、高橋隼は軽くガッツポーズを見せる。この1点が決勝点となった。

9回を無失点に抑えた月田
9回を無失点に抑えた月田
 
 決勝の舞台で最高のピッチングを見せた。先発のマウンドを託されたのは月田。立ち上がりから法大打線を手玉に取る。4回の3者連続で三振奪うなど、三振の山を積み上げた。3回裏に四球と安打で2死一、二塁のピンチを迎えたが、畔上(法大)を三振に切って取る。このピンチを切り抜けると、月田は4回から9回に入るまで一本の安打も許さない圧巻の投球。6回には2四球を許し2死一、二塁のピンチを招くも前日に本塁打を放っている主砲・伊藤諒(法大)を中飛に仕留めた。「とにかく自分のピッチングをやろうと心掛けた」(月田)と9回を投げ被安打2、10奪三振の好投。3回と6回以外は法大打線にスキを全く与えない投球を披露した。10回から後を引き継いだ内海も威力ある直球を武器に2回を打者6人で抑える。前日の立大戦では制球が定まらず不安定な内容だったが「今日の投球は自信になった」(内海)と来季に向けて手応えの残る投球だった。

 新人戦優勝回数でトップに躍り出た。「(法大と)優勝回数が並んでいたので、勝つぞと話していた」(東儀学生コーチ・農4=桐蔭学園)。今季の公式戦最終試合を勝利で終えた明大。新人戦の連覇は選手たちにとって大きな自信となったはずだ。今回の経験を糧に来春の優勝を目指す。

[中田宏明]



◆明大打撃成績◆
打順守備名 前1011
(遊)宮内(習志野).500中安  右飛  四球    投ギ  二ゴ  
(二)大塚健(花咲徳栄).166三振  二ゴ  三振            
 打三石井(履正社).000              右飛  三振  
(三)二糸原(開星).000四球    遊ゴ  遊ゴ  中飛    三振
(右)左右菅野(東海大相模).000二ゴ    一ゴ  遊ゴ    一ゴ  遊ゴ
(左)水井(佼成学園).333  三振  中二  二直    三振    
 小倉(関西).750                    左安
6 (一)植田(関西).428  右飛  二ゴ    右安  右安  死球
(中)右海部(履正社).142  三振    右飛 遊ゴ  一ゴ    
 眞榮平(興南)1.000                    四球
 走左長嶺(宮崎工).000                    
(捕)高橋隼(日本文理).285    一失  右安  左飛    中安四球
(投)月田(熊本工).000    三振  捕ギ    四球      
 七田(小城)                  投ギ  
 内海(桐蔭学園).000                    三飛
   36.238                      

◆明大投手成績◆
名 前球数
月田(熊本工)116100.00
○内海(桐蔭学園)340.00



◆ベンチ入りメンバー◆
17古屋(営2=明大中野八王子)眞榮平(政経2=興南)喜多(商2=金沢錦丘)
18北田(法2=倉吉東)13植田(文2=関西)長嶺(文2=宮崎工)
19今岡(文2=横浜隼人)15石井(営1=履正社)水井(法2=佼成学園)
23湖山(商2=米子西)大塚健(商1=花咲徳栄)27野地(政経2=明大明治)
31月田(商2=熊本工)14七田(商2=小城)28小倉(文1=関西)
21内海(商1=桐蔭学園)糸原(営2=開星)29海部(商1=履正社)
高橋隼(法2=日本文理)16川野(政経2=明大中野)32高橋亮(政経1=前橋育英)
12井上(文2=錦城)37菅野(法1=東海大相模)
22中村修(文2=粉河)26宮内(政経1=習志野)


選手コメント
指揮を執った東儀正太学生コーチ
「先発の月田が粘ってくれました。守備も目立ったエラーがなく、明大らしい野球ができたと思います。タイムリーではないですが、あの場面で1点を取れたのは本当に大きかったです。投手も、どの投手でも信頼して使うことができました。期待に応えてくれました。(月田投手の好投について)いい投手なので期待はしていましたが、ここまでやってくれるなんて思いませんでした。(法大に勝って優勝したことについて)今秋のリーグ戦でも負けていて、法大とは新人戦での優勝数が並んでいたので、絶対勝つぞとみんなで話していました。4季連続で決勝で当たっていますし、勝てて本当にうれしいです。(後輩へメッセージ)自分たちは今年の春と秋は共に4位でしたが、今の下級生には元気も力もあるので、春秋連覇してくれると思います。今回で選手も自信が付いたと思うので、頑張ってもらいたいです」

決勝点となる押し出し四球を選んだ高橋隼
「みんなの力で勝つことができて本当にうれしいです。(押し出しの場面は)甘い球が来たら打ってやろうと思って打席に立ちました」

9回無失点と快投を見せた先発の月田
「とにかく勝てて良かったです。打たせて取ろうと思って投げたので、球数も抑えられたと思います。(10奪三振だったが)その延長だと思います。相手もいいピッチングをしていましたが、とにかく自分のピッチングをやろうと心掛けました。(9回115球を投げて)疲れはもちろんありましたが、絶対に勝ってやろうと思って投げました。(高橋隼とのバッテリーについて)いいキャッチャーです。これから2年間一緒に組んで勝っていきたいです」

10回から2回無失点に抑えて勝ち投手となった内海
「優勝したこともうれしいですが、お世話になった学生コーチに恩返しできて良かったです。今までの神宮での登板では自分に自信がなかったと思うので、今日の投球が自信になりました。また守ってる人に加えて、ベンチから応援してくれた人も心強かったです。三振を狙ったわけではないですが、真っすぐで空振りが取れたので真っすぐが良かったです。(来年に向けて)上原や山崎さん、月田さんといった左腕の争いに勝てるように頑張りたいです」

決勝のホームを踏んだ小倉
「(延長11回に青木選手から安打を放った球種は)直球でした。(昨日の準決勝で公式戦初スタメンを果たしましたが)緊張は多少ありました。それでもいつも通りを心掛けました。チームの迷惑とならないように、足を引っ張らないようにと思ってプレーしました。(来年の春期リーグまでのオフの間に)全てにおいて磨きをかけていきたいです」


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