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最後の打者を三振にしとめ雄たけびをあげる野村

硬式野球部  野村、5安打9奪三振で完封勝ち!リーグ優勝へ大きな1勝に/東京六大学秋季リーグ戦

◆9・10〜10・30 平成23年度東京六大学野球秋季リーグ戦(神宮球場)
▼10・3 対慶応3回戦
 ○明治7―0慶応

3回戦
明治
慶応

(明)○野村(4勝1敗)―川辺 
(慶)●竹内大、山形、福谷、白村―阿加多、西野
【三】(明)中嶋(8回)
【二】(明)竹田(3回)
(明)◇犠打3 阿部寿2(3回、8回)、小林要(9回) ◇併殺1 ◇残塁5 ◇盗塁1 上本(7回) ◇失策1 阿部寿(9回)
 勝負所でエースが輝きを放った。激闘を見せた天王山も今日が最終戦。周囲の期待を一身に受けエース・野村(商4)が先発マウンドへと上がった。初回のピンチを切り抜けエンジンに火がついた野村は慶応打線を散発5安打に抑え、無四球完封勝利。打線も3回までに5点と野村を強力に援護し投打がかみ合い快勝。勝ち点を3とし、単独首位に。優勝へ向け、大きな勝利を挙げた。


 頼れるエースが窮地の明治を救った。立ち上がりの初回、内野安打と送りバントで2死二塁といきなりのピンチを招く。ここで迎える打者は今春二冠に輝いた伊藤(慶応)。一塁も空いており、先制点を奪われたくない場面だけに勝負を避けることも考えられた。だがそこはエースの意地を見せる。「向かっていくだけでした」。2−3からの6球目、内角へのチェンジアップが決まり見逃し三振。もう負けは許されない――。そんな気持ちが現れたこん身の一球をミット目がけて投げ込んだ。
 初回にピンチを切り抜けた野村は最速145kmのストレートに加え、魔球チェンジアップがさえ渡り快調なピッチングを見せる。特に今カード好調の3番・山ア(慶応)から3三振、4番・伊藤からも2三振を奪うなど主力に全く仕事をさせなかった。
 結局108球5安打無四球で完封勝利。「気持ちが出ました」と最後の打者を三振にしとめた後、背水のマウンドから解放されたエースは最後まで死守したマウンド上で全力のガッツポーズを見せた。


 試合を決定づける一打はこの男の復活を証明するものだった。ピンチを切り抜けたあとの2回、制球の定まらない慶応先発・竹内から2死満塁の好機をつくり9番・小林(要・政経4)が押し出し死球。欲しかった先制点を挙げる。なおも続く好機。追加点が欲しい場面で中村(将・法4)に打席が回ってきた。春、全試合に出場し活躍を見せるも秋はスタメン落ちを経験。空き週に行われた紺白戦でも控え組に回るなど悔しい気持ちもあった。だが復活を信じて練習してきた中村(将)は気合をこめてバットを振り抜いた。外角のストレートを逆らわずに打ち返した打球は三遊間を抜き2点左前適時打に。「チームに迷惑をかけていたのでいいところで打ててよかったです」。不調を極めた男がこの大一番で貴重な一本を放ち、王者をノックアウトした。
3回に貴重な追加点となる2点適時打を放ち<br>喜びを表す中村(将)(左から2番目)
3回に貴重な追加点となる2点適時打を放ち
喜びを表す中村(将)(左から2番目)


 王者に7−0と完勝し、開幕から3カード連続で勝ち点を奪った明治。竹田主将(文4)が昨日に続き、今日は適時打を放つなど主力も調子を戻しチーム状況は上向きに。2季連続のBクラスに終わった春がうそのような好調ぶりだ。「負けても次の試合に向けて頑張ろうという気持ちが強いです」(川辺・商4)、「粘り強く戦えたのは大きいです」(竹田主将)とチームの成長を選手たちも感じ始めている。だが「また気を引き締めたいです」(島内・法4)と好調のチームにおいても油断やすきといった気の緩みは一切ない。後半にさしかかったリーグ戦も残すはあと2カード。栄光へ向けたカウントダウンはもう誰にも止められない。


[桑原幹久]

◆明大打撃成績◆
打順守備名 前
(中)中村(将) .214三振左安 左飛 左安 遊ゴ
(二)上 本 .281四球四球  中飛 投ゴ 左安
(左)島 内.367投併中飛 一ゴ   左飛 遊ゴ
田中(勇) .250      
(右)中 嶋.258 遊ゴ四球 右飛 右中三
(遊)阿部(寿) .313 四球投ギ三振 中犠
(一)竹 田 .216 右安 左中二左飛    右飛
(捕)川 辺.344 右安三振   三ゴ 三振
(投)野 村 .294  二飛左安 三ゴ 四球
(三)小林(要).136  死球中飛 二ゴ 一ギ
   30.272                  

◆明大投手成績◆
名 前球数
○野 村1082.25


勝敗表 第4週  10/3現在
試合勝利敗戦引分勝ち点勝率
明大---◯●○●○○○●○96303.667
早大●○●---○○○○75202.714
慶大○●●---○●●◯◯84401.500
立大●●---○○42201.500
法大●○●●○○---63301.500
東大●●●●●●---60600.000



◆選手コメント◆
無四球で今季初完封の野村
「相手に向かっていくだけでした。最後は気持ちが出ました。嬉しかったです」

2安打1打点の竹田主将
「春、慶応に負けていたのでチームとしてもキャプテンとしても慶応には負けられなかったです。1戦目は負けてしまいましたが、2、3戦を粘り強く戦えたことは大きいと思います。(今日は)序盤に点がとれて野村を楽にさせられました。リズムもできて試合も進めやすかったです。みんな落ち着いて打席に入れていました。野村が第1戦頑張っていたのに援護できなかったので、今日はつなぐ意識を持っていきました。粘り強くできたと思います。(第2打席の適時二塁打は)打ったのはストレートです。初球から甘い球がきたらいこうと思っていました。(昨日から打順が4番から6番に下がり)6番は気にしてないです。置かれた打順でやるだけです。(次週の立教戦に関して)春立教に負けているので借りを返したいです。今日の勝ちに満足せず来週は山場だと思うので頑張りたいです」

2安打2打点の中村将
「今までチームに迷惑かけていたので、良いところで打てて良かったです。でも喜ぶにはここまでにして、立教戦に向けて準備したいです」

2試合連続で4番に座った中嶋
「4番打者でもいつも通り、意識せずにやりました。三塁打はこれまで慶応戦では打てなかったので、塁に出て勢いづけたかったです。打ったのは外角のスライダーです。今、良い雰囲気なのでそのまま持続させて力を出していきたいです」

川辺
「試合が序盤に点がとれた展開だったので、楽にいつも通りの野球が出来ました。野村の調子はよかったです。よく投げきったと思います。チームの雰囲気はすごくいいです。次の試合に向けて頑張っていこうという気持ちが強いです。今まで通り、自分たちの野球をして勝つだけです」

島内
「とにかく勝てて良かったです。打てなかったですけど、今日は左投手だったので、開かないことを意識していました。次の立教戦もしっかり勝たないといけないですし、また気を引き締めていきたいです」

☆応援へ行こう☆
立教戦 
10月8日 10時試合開始予定(三塁側)
10月9日 13時試合開始予定(一塁側)

☆神宮球場アクセス☆
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩7分 千駄ヶ谷駅より徒歩10分


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