検索
 HOME > 硬式野球部

終始明るい雰囲気で話してくれた木村


ボールパーク便り  ルーキー特集(7)雑草魂を胸に、飛躍を誓う“山梨のイチロー” 木村優  

 毎年恒例の硬式野球部ルーキー特集。今年も全国からトップレベルの選手たち約30人が入部してきた。その中でも特に注目の選手を全9回にわたって特集する。
 名門・明治大学硬式野球部には甲子園で実績を残した名だたる選手たちが全国から集まってくる。そんな中、木村(農1)は日大明誠高時代、主力として活躍するが、甲子園出場経験はゼロ。また日大明誠高から明治へ進学するのは木村が初めてということもあり、注目度が高いわけではなかった。しかし、春の新人戦では1年生で唯一2試合にスタメン出場し、3季ぶり32回目の優勝にも貢献。出塁率は5割を超え、盗塁も決めるなど、随所に献身的なプレーを見せ、将来への期待を感じさせた。


 本人も「足と守備が特徴」と語るように50m5秒9を誇る俊足を生かした走塁と守備が特徴だ。次の塁を常に狙う姿勢は得点機を広げ、ベンチのムードを盛り上げるなど、チームにとって大きなものとなる。また幅広い守備範囲によってピッチャーに安心感を与えることもできるだろう。そして打撃面についても、粘り強く逆方向を意識したスイングだけでなく、セーフティーバントなどの小技もうまい。相手にとっていやらしい存在となることは間違いない。
新人戦では攻守にわたる活躍。今後の飛<br>躍にも期待は大きい
新人戦では攻守にわたる活躍。今後の飛
躍にも期待は大きい



 そんな木村だが、六大学野球の印象について「全国レベルの選手が多くて、(ここで野球をやっていくのは)かなりきつい」と今は高校時代とのレベルの違いに苦労している様子。しかし「甲子園組には負けたくない」とあえて厳しい環境に身を置く木村からは並々ならぬ闘志が感じられた。またこの環境を生かそうとさまざまな先輩方からも教えを請うているそうだ。「周りの選手のレベルが高い分、(選手同士の教え合いからも)得るものが多い。(人数も多いので)一つ一つのアドバイスが大切です」とどんなことでも吸収しようとする貪欲な姿勢は、これからの成長に欠かせないものになるだろう。


 これからに期待が持てる木村の大学4年間での目標は「全国で自分の名を知らしめたい」。確かに周りの名だたる選手に比べれば実績もないため、期待は小さい。しかし、教わったことを忘れないために“野球ノート”を作ったりするなど、期待を良い意味で裏切ろうと虎視眈々(こしたんたん)にまずは秋のベンチ入りを狙っている。「自分は周りよりも劣っていると思っている」。この言葉を胸に努力を積み重ねていけば、どんな逆境にも負けない強い選手へと成長してくれるだろう。




◆木村優 きむらゆう 農1 日大明誠高出 170cm・63kg 右/左 外野手
高校時代、山梨県選抜としてアメリカの高校生と対戦し、その活躍が現地の新聞に載ったことがある木村。「成長してから考えたい」と将来メジャーリーグでプレーしたい気持ちは少なからずあるようだ。

次回のルーキー特集は眞榮平(政経1)8月21日(土)アップ予定です。お楽しみに。


[桑原幹久]

●ボールパーク便りのバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: