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質問に落ち着いた口調で答えてくれた糸原


ボールパーク便り  ルーキー特集(4)島根が生んだリードオフマン 糸原健斗  

 毎年恒例の硬式野球部ルーキー特集。今年も全国からトップレベルの選手たち約30人が入部してきた。その中でも特に注目の選手を全9回にわたって特集する。
 天性の打撃センス。そして守備、走塁も一級品。島根から将来のスター候補がやってきた。開星高では1年秋からレギュラーとして活躍し、秋の中国大会では9打席連続安打をマーク。江の川高時代に谷繁元信選手(中日ドラゴンズ)が持っていた大会記録(8打席連続)を更新した。甲子園には春夏通じて3度出場。大学では、春の新人戦には途中出場ながら全3試合に出場した。準決勝対立教戦では右前へ大学初ヒットを放ち、将来の飛躍を期待させる幸先のよいスタートを切った。

 そんな糸原の武器は高校通算打率が4割を超える打撃だ。「打撃は好き」と語るように、強靭(きょうじん)な下半身を軸としたスイングは迫力満点。また、ミート力が高く、手首の返しも強いため、逆方向へも強い打球を打てる。高い打率をコンスタントに残す糸原は相手にとって厄介な存在だ。現在は木のバットへの対応に苦戦しているようだが、徐々に慣れてくればすぐに結果はついてくるだろう。

 しかし糸原の魅力は打撃だけではない。「走攻守三拍子そろった選手になりたい」と守備、走塁にも自信ありだ。打球への反応が早く、フットワークの軽い守備は安定感抜群。また走塁についても50m6秒1の俊足で相手をかき回す。三塁手で長打も打て、三拍子そろった全盛期の岩村明憲選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)のようなタイプ。順調に成長すれば、チームにとって大きな戦力になることは間違いない。
糸原の堅実な守備にも注目だ
糸原の堅実な守備にも注目だ


 野球センス抜群の糸原。だが、ここまでの成長は小さな努力のたまものだ。「自分に負けないようにやっている」。夜間練習にも積極的に参加し、日々の自主練習を怠らない向上心は人一倍だ。また、「大きな試合だから特別ということはない。負けた試合は全部悔しい」とどんな試合にも全力で戦う姿勢は大物への片りんもうかがわせる。大学での目標は日本一。「高校でも目指していたが駄目だった。大学でもやるからには目指したい」と堂々と語った。

 リーグ戦には伊藤(諒・法大)、有原(早大)など高校時代から有名だった同期が多く出場している。「彼らの活躍は刺激になるし、自分もやらなきゃと思う」と語るように、高いレベルで切磋琢磨(せっさたくま)していければ、個々のレベルもおのずと上がっていくだろう。そして今後も順調に成長していけば、“日本一のリードオフマン”へとなれる日が来るのもそう遠くはない。


◆糸原健斗 いとはらけんと 営1 開星高出 175cm・77kg 右/左 内野手
野球漬けの日々を送っている糸原。オフの日は買い物に行きリフレッシュしているそうだ。

次回のルーキー特集は福田(商1)8月15日(月)アップ予定です。お楽しみに。


[桑原幹久]

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