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決勝打を放ちミスを取り戻した阿部(寿)

硬式野球部  阿部(寿)が決勝打。早稲田に先勝/東京六大学春季リーグ

◆4・9〜5・29 平成23年度東京六大学野球春季リーグ戦(神宮球場)
▼4・24 対早稲田1回戦
〇明治4−2早稲田

1回戦
明治
早稲田

 これが紫紺の意地だ!同点の6回、阿部(寿・情コミ4)の2点中前適時打で勝ち越し、9回にも中嶋(法2)のリーグ戦初アーチで加点した。野村(商4)は2失点ながら6安打無四球完投で今季2勝目。明治は紫紺の日、早稲田はエンジの日を開催した両校のプライドが激突する一戦を制し、先勝した。

 阿部(寿)の一打が勝利を呼び込んだ。1対1の同点で迎えた6回1死二、三塁。阿部(寿)が初球の高めに浮いた速球を振り抜いた。詰まりながらもセンターの前に落ちる2点タイムリー。「甘い球が来たら積極的に行こうと思った。落ちてくれと思いながら走っていた」と阿部(寿)。殊勲の決勝打で早稲田先発の1年生右腕・有原をマウンドから引きずり降ろした。
 ミスをバットで取り返した。1回の守備、1番佐々木(早稲田)の三遊間の深いところに飛んだ打球に追いついていながら、送球がショートバウンドになり一塁手・竹田(文4)が取れずセーフ。その走者に生還され先取点を失った。記録は内野安打だったが「野村に初回から負担を懸けてしまった」(阿部寿)と悔いが残った。自責の念を込めた一打でもあった。
 体重を後ろに残しながら、ボールを引き込んで打つ。今年から阿部(寿)が意識して取り組んできたテーマだ。今季、右中間へ強い打球が増えた。今日の一打も最後まで呼び込んで打ったもの。「最初はうまくいかなかったが、シーズン開幕ぐらいにやっとできるようになった」(阿部寿)。今年ずっと取り組んできた成果が、大事な一戦を決めた。

 
初本塁打を放ちガッツポーズの中嶋
初本塁打を放ちガッツポーズの中嶋
1点差に詰めよられた9回には、中嶋の左翼席中段へのソロで突き放した。打った瞬間にそれと分かる一発。中嶋は何度もガッツポーズしながら、笑顔でダイヤモンドを回った。「これまで結果が出ず、チームに迷惑をかけたので何とか塁に出ようとした」(中嶋)。リーグ戦開幕直前のオープン戦で左手首に死球を受け開幕出遅れ。今日の試合もこれまで4打席凡退だったが、9回の土壇場に出た執念の一打が貴重な追加点となった。

 
土生のバットを連続で折った
土生のバットを連続で折った
野村も立教戦のうっぷんを晴らすかのような投球で応えた。今年から始めたウエイトで得たボールの強さを具現した。4回、今日2度目の土生(早稲田)との対決。相手主砲のバットを2球連続で粉砕した。2球目、インコースへの147キロのストレートでファウルを奪い1本目をへし折ると、続く3球目。またもインコースのボールに土生のバットが折れ、ファーストゴロに仕留めた。野村は初回と7回に1点ずつを失ったが、他は危なげない内容で6安打無四球2失点完投で今季2勝目。有原との投げ合いも制し、広陵高の先輩としての意地も見せた。

 今日の勝利にも善波監督は「今日は打線が要所でつながってくれたけど、明日はもうちょっと早くつながってくれるといい」と打線を褒めながら、気を引き締めた。立教戦でつながりを欠いた打線も、今日は7安打で4点と効率の良い攻撃。追い上げにむけ、臨戦体制は整った。

[上田悠太]



  
◆明大打撃成績◆
打順守備名前
(右)中嶋啓喜.143三ゴ  二飛   
右飛  一ゴ  左本
(二)上本崇司.214右飛  三振    死球左安  四球
(左)島内宏明.625三振    右三  四球左安  四球
  福元辰盛.―                  
  田中勇次.000      
            
(一)竹田育央.154  四球  
一ゴ  投ゴ三振  左飛
(遊)阿部寿樹.364  投ゴ  二ゴ  
中安三振  遊飛
(中)中村将貴.333  死球  
一安  左安  二ゴ  
(捕)川辺健司.313  中飛  
遊ゴ  左飛  左飛  
(投)野村祐輔.125   右飛  
  三ゴ四球  三振  
(三)小林要介.000    遊ゴ  左飛三飛    三振


◆明大投手成績◆
名前
野村祐輔2.16



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